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「人が殺されるのは怖いでしょ。人を殺すのは怖いでしょ。だってそれは悪だもの。どんなに理由をつけてもどんな正義を掲げても、人を殺したらそれは悪だもの」
和風SF。
人を襲い、国を滅ぼす災害・七堕が存在する世界。
それは夜毎現れる千万丈塔という世界の終わりを示すシンボルと共に現れる。
各国では霊能力を持つ人材を育成し、七堕を撃破しつつ塔を踏破するための儀式を行い続けていた。
人類は900年もの間、その戦いを続けていた。塔はその名前の通り千万丈……3万5800キロもの高さがあり、敵性存在もいるために歩みは遅く……。
長い戦いの中で、塔の踏破に耐えうる有力な人材が不足する国も当然出てくるわけです。
今回も、一つの国が七堕によって滅ぼされ、その次の標的に主人公たちの住まう八千穂国が成りそうだ、という話。
さらにはその混乱に乗じて国内でもテロが激化しそうな気配があり……。
本来なら塔の踏破に専念する術士である双子の兄弟、天茜と蒼燈も後顧の憂いを断つためにテロ対策に協力することに。
七堕に父を殺された少女衛士・祭花にも協力してもらいつつ、捜査は順調に進んでいったとわけですが。
術士や七堕を舐めてテロに走ってる馬鹿もまぁいるみたいですけど、ちゃんと計画を練って主人公たちを窮地に追いやった勢力が居たのは、ある意味で見事ではありました。
こういうテロ組織に背中を刺されるかも、なんて思いながら塔の踏破なんてやってられないよな……という気持ちにもなりましたが。
立場は違えど天茜たちと祭花が協力して事件解決に至ったのは良かったですね。
……で、終わってればよかったんですけど。あのCパートは一体なんなんでしょう。衝撃的な結論だけ先に投げられてナニモワカラナイ。どうしてそうなってるのか過程を教えてくれ……。