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『私の言葉を覚えていますね。こうして人を助けていること……嬉しく思います』

「助けるだなんて……俺はただ、手の届く範囲でやってるだけだ」

『それで良いのです。人には限界がありますから』

 

主人公のシュウ・ミレイスターは、転生者。

幼馴染の少女が病気で亡くなり、自分と同じような想いをする人を減らしたいと医者を志したけれど……浪人しても、その道を進むことはできず。最後には、車に轢かれそうな少女を庇って命を落とした。

そんな彼の善行を見ていた神様によって、彼は異世界に転生することになった。

 

十二歳くらいの姿に若返った彼は、辺境の村イアシスに暮らす老夫婦に引き取られ、新たな人生を歩む事になった。

神様の転生ボーナスでプリーストとして道を定められ、特殊なスキルを授けられた。

それが「完全解呪」。その名前の通り呪いもですが、状態異常を完全に治すことのできるスキル。女神の加護によってシュウ自身は状態異常が効かないこともあり、時間はかかるが、様々な問題を治すことが出来る。

さらに彼が触れることで、その時間を縮めることも出来るようですが……美人で若い女性の場合、胸やお尻などと言った部位に触れる必要があって。

 

それゆえに、幼馴染のアミリアからは変態プリースト呼ばわりされたりしていたわけです。

まぁ三十分胸を揉む(正確には心臓のある部分を揉むでしたが……)とかいう条件があると、そりゃそう言われてもしょうがない。

エロ方面の効果は強大なスキルの代償ではあるけれど、女神の思惑ではなくシュウの意識が反映されたものでもあり……ただ、何かしらの世界の影響力もあるのか、エロ代償を受けた女性陣は彼を恨んでないし、受け入れられているから「そのままで良い」という女神様からのお墨付きまで貰ってるので、今後彼の周囲には女性が増えていくことになるんだろうなぁ……。

協会上層部に腐敗があったり、シュウの能力を活かせる事件が今後続きそうな気配もありますしね。