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「今度は弱いお前が踏みつぶされる番だ」
(略)
「来い半端者 覚悟も持たずにその道を選んだツケは大きいぞ?」
38~46話を収録。
ジグ、流石は「殺しを受ける」傭兵稼業出身というか。
辻斬りに染まった悪徳冒険者を的確に挑発して、才能は確かだと認めつつ、だからこそ腐ったと断じて切り捨てるまでの流れが美しい。
弱者はより大きな力に潰される、弱肉強食の理。それをしっかりと体現してる感じがして、ジグの覚悟の決まった姿勢好きなんですよね。
賞金首の魔物が現れたことで狩場が飽和して……。
ワダツミからも人が派遣されることになっていたようです。シアーシャが魔術開発で宿にこもっていて手が空いているジグが、たまたまその話を聞かされて……応援を頼まれることに。
彼の実力と、傭兵と公言しているけれど仕事には真摯な姿が認められている感じがして好きですね。
……案内役に付けられたケイン君、先日ジグに武器を壊されたばかりか、代わりの武器として振り回された青年だったのは……ご愁傷様というか。
ミリーナとセツ。ジグにはあしらわれてたり、通り魔相手に押されていたりとちょっと良いところなかったですけど。
一般的には有望株ではあるんですよね。番の賞金首自体はある程度の余裕をもって対処してましたし。
ただ残心が足りなかったというか、倒した魔獣により強い寄生型の魔獣が巣食っていたせいでピンチになったりしてましたが。
ジグを派遣した先輩方の判断は、保険として正しかった。セツも魔獣よりジグの方が怖いからとか言っていましたが、死にそうな場面で術を継続したり覚悟決まってるのが良かった。
ジグとシアーシャ、別大陸から来たこともあって偏見とかもとくには無くて。
魔術が残り続けている異大陸、獣や爬虫類の姿を宿した亜人と称される人も住んでいて。亜人排斥をうたう宗教なんかも広まっているようですけど。
そんな教えに囚われず交友関係を作っているのは、ジグ達ならではで良し。……その動きが気に食わなくて嫌がらせしてくるバカたちもいましたが、なんて阿呆なことを……。