気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

少年マガジンコミック

可愛いだけじゃない式守さん2

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「和泉さんは とっても強くてかっこいいんです」

「心配しないでください 彼は私が守りますから」

 

不幸体質でトラブルに見舞われ続ける和泉君と、そんな彼の恋人であり不運から守ってくれる格好いい式守さんのラブコメ。

いろんなトラブルを招く和泉君の家族、小学生の頃は度々怪我してくる彼を心配していたけれど、16年一緒に過ごしていると慣れて家に大穴空いても動じなくなっちゃったとか言ってて、嫌な慣れだな……とは思った。

 

そんな不幸体質の事を知った上で、彼の優しさを知った上で傍にいると断言してくれる式守さんが本当に格好いい。

和泉くんのお母さんとライン交換して、しれっと仲良くなってる辺りも強い。

他の友人交えてボーリング行ったときとか、和泉君に可愛いって言われたいなら敢えてできない振りをしても良いんじゃ? と唆されてましたけど。

応援されたことで、ついつい本気で頑張って「可愛いよりもかっこいいをとった」式守さんが可愛くて好き。

 

あとは球技大会で和泉くんたち男子は負けたけど、応援に来てくれた彼氏に良いところ見せるべく式守さんが奮起して、後輩女子たちに大人気になったりしてたのも、納得できますけど。

それでも恋人との時間をちゃんと大切にしようとする2人が良いですね。他に収録されてるエピソードも、和泉くんたちの関係の良さを見せつけてくる感じで、作品の武器をよくわかってる感じがして良かった。



転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます1

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「お前を使い魔にして本当に良かった! 頼んだぞグリモ!!」

 

魔術師として最も大切なものは、家柄・才能・努力の世界。

そんな世界で平民ながら魔術を愛していた主人公は、最後には貴族の魔術に焼かれて死亡した……はずだった。

しかし、気付いたら一国の王子という最高の血統に生まれ変わり、しかも第七王子という立場故に王位からも遠かった。

 

そのため主人公――第七王子ロイドは、趣味の魔術研究に打ち込んでいた。

彼は魔術にワクワクさせてもらえるならそれでいい、重度の魔術バカではあるんですが。

二度目の人生を活かして、生後すぐに言葉を理解して絵本代わりに魔術書を読んで、大分趣味に生きている。

転生者なんて事実を知らない周囲からは、魔術の祖の生まれ変わりなのでは、とか神童扱いされているんですが……当人そこまで気付いてなさそう。

 

魔術複数を同時に行使して剣術訓練に挑んで、師に大分執着されてる感があったけど、ロイドの顔には「早く訓練こなして本読みたい」って書いてあったし。

地下の禁書庫に封じられた魔人を解き放った後、完封しているし。極まった魔術バカに血統っていうこの世界で最高の武器をあたえたらこうなるんだなぁって見本が、コミカルに描かれていて笑えました。

作品の雰囲気を余さず堪能できる、良質なコミカライズですね。



シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~ エキスパンションパス13

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「……でも 勝つ気なんだろ?」

「当然」

 

ケイに誘われて米のプロゲーマーと戦うことになったサンラク。

その準備段階のエピソードが中心に語られるわけですが……彼がライバル視している王者シルヴィアとサンラクのプレイスタイルは似ているものの、サンラク自身が「俺より早いし、真似できるのも一部だけ」と認める極まりっぷり。

これまでのケイの戦績も「081分」と負け越し。それでも勝とうと足掻く姿は結構好きです。

 

そうやって相談と特訓をしている裏で、息抜きと称して『シャングリラ・フロンティア』へのログインして、ヤバそうなボス撃退チャレンジしてる辺り、バチバチ戦うプロってわけではないけど、サンラクも最高にゲーマーしてますよねぇ。

日本でしかプレイできないのもあって、噂のシルヴィアもまたシャンフロプレイして楽しんでるの、メンタル強すぎて笑う。さすが全一。

 

米国チームのキャラの濃さも笑えるポイントではありますが……ここにきて、笑えないイベントが発生。

スポンサーからの命令でイベント内で行われている別ゲーの欠員補充としてケイが派遣されることになったとかで。格ゲーチームの方はケイがシルヴィアに勝ちたかったから、とは言え彼の友人から補充してるのに別ゲーの方ではプロのケイを引っ張って来るとかスポンサーから介入されるのはさぁ……。

まぁ、格ゲーの方は新作のエキシビジョンなのに対し、別ゲーは世界大会決勝だから重要度で秤にかけたという部分はあるでしょうが。

ケイが一番シルヴィアと戦いたがっているのに、それが難しいかもしれない。だからこそ、そのハードルを越えてやろうと外道2人がケイをたきつけるの面白かったですね。

 

巻末SSは「混沌闇鍋―終焉の使者―」。味覚完全再現したVRゲームで、闇鍋作ろうぜ!! とか言うアホみたいなゲームですが、実際存在したらいろんな意味でネタになりそうで、面白そう。外道3人衆らしいプレイ風景になってましたけど、コンセプト的に絶対似た風景あちこちで見られるやつでしょ、これ。

 

エキスパンションパスSSは「ナニモンでもない」。

パッケージ的には子供向けな、独自設定のモンスターを連れ歩き、成長させていくゲーム。なお事前評価は高かったものの、発売直後に赤点にまで下落したクソゲーマー垂涎の作品だそうです。

なんだかんだいつもの外道3人衆のクソゲープレイSSでしたが、よくもまぁここまでクソゲーのネタ尽きないな、っていっそ感心しちゃった。

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ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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