「統治者にとって大切なのは、先人の遺志を受け継ぐことだったのだ。いや、逆か。先人の遺志を受け継ぐ者こそが、次代の統治者たり得るのだ」
フィグネリアがリーザを、ヴァレンティナはソフィーを襲撃。
前者はかなり危ない状況になっていましたが、幸い市街にいたティグルが駆けつけてギリギリ助かって。
後者に関しては王宮でやっていたため、ルスランによって止められた。
この時、自らを快復させた立役者であるヴァレンティナに対してしっかり罰を与えてる辺り、ルスランも王の器があるのかなぁ、という印象を抱きました。
目下、ヴァレンティナの暗躍でかなり荒れている国内を落ち着かせる可能性もあったのでは、と思いましたが。
竜具の偽物を作っていたり、手を変え品を変え情報収集して人を動かしたりとヴァレンティナが暗躍好きすぎて怖い。
ティグルはブリューヌの人間として、ジスタートの安寧を望み状況改善に努めようとしますが。
ささやかな宴をルスラン王子の協力のもと開催しようとしたら襲撃があって。
ルスラン王子が寝込みがちになるなど、状況は落ち着かず。
他国の軍や、ジスタートの王位回りでいざこざが生じているのを好ましく思わない国内勢力の蜂起まで起きて。
エレンとフィグネリアの戦姫同士の決戦まで起きてますからね。
代理統治者に謀反の疑いまで出て来て、ジスタートが一気に状況悪化してて乾いた笑いが出ました。