気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

成瀬ちさと

隣の席の美少女をナンパから助けたら、なぜかクラス委員を一緒にやることになった件

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「あ、ありがと……修平くんってほんとストレートに言うよね?」

「誉め言葉はいくら言っても損はないからな」

 

異世界に勇者として召喚され、魔王との戦いに勝利し地球に帰還した主人公。

実に5年もの時間を異世界で過ごしていたみたいですけど、戻ってきたのは異世界に召喚されたタイミングだった。

元々はひょろいもやしっ子だったけれど、異世界での鍛錬がそのまま反映されたような、端的に言えば肉体的に若返った上に向こう側で身に着けたスキルも習得したままだった。

そうして得たものがあったことで、ナンパされてるクラスメイトを助けることも出来たりしてました。

 

高校1年生の夏休みが終わるだったので、少し遅れた高校デビューみたいになってますね。

学期の切り替わりで、委員も変わることになって。

そこでクラス委員に立候補したところ助けた少女――蓮見さんが、彼の変わりように興味をもって接点が増えていくことになるお話。

 

主人公は異世界で得たスキルの関係で、勉強も運動でも成果を示して。

さらに言語関係のスキルを活かして翻訳のバイトを始めたりして、高校生で収まらないスペックにはなってるんですよねぇ。

それでも平和な世界に帰ってきたことを喜び、リスタートした学校生活を満喫しようとする等身大の少年であるところは好感が持てます。

そして好青年な彼と一緒に行動する機会が増えた蓮見さんが、恋に落ちてしまうのもまぁ分からないではない。どっちも気持ちが相手に向き始めているのですが、主人公が高スペック見せすぎて、蓮見さんが一歩引いちゃってるのが今後にどう影響しますかね。



現代陰陽師は転生リードで無双する2

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「……貴方はおかしいと思わないのですか」

「おかしいのはどちらかというと私達の方ですよ。だから、気にする必要はないかと」

 

父から陰陽師の知識ついても少しずつ教わり、札の書き方の練習をしたりしている中で幼稚園に通う歳になった聖。

自分も我を通すタイプだからか、芸術家肌の男子と友人になったりしてるので、聖の世界が狭くなりすぎてないのは良いですね。子供の好きを否定しないの、大事。

 

源家の主催するお茶会に参加したり、陰陽師の家同士の付き合いも生じたりしてますが……。

源家の雫ちゃんは同年代の少年少女に幼稚さを感じるくらいには早熟で。前世持ちゆえに落ち着いている聖に軽く共感を覚えていたりしましたね。

普通にトランプで遊んだら聖に勝っちゃうし、雫ちゃんのスペック素で高いんですよねぇ。負けた後、技術を弄してでも勝ちを取りに行った聖の大人げなさにはちょっと笑っちゃった。雫ちゃん、聖から悪い影響受けないといいんですが。

 

まぁ聖も今回は陰陽師としての特訓に打ち込んで、真面目に活動してるんですよね。

祖母に贈るお守りを作ったり、父同伴で陰陽師の仕事をしてみたりと。ただ作ったお守りが想定以上の効果を発揮したり、脅威度が低いとはいえ妖怪を通常とは異なる方法で祓ってみたりと、天才認定されても仕方ない成果を上げてはいますが。

父親が後始末とかでフォロー入れてくれるのは良かったですね。

 

才気あふれる息子に影響されて、狭部家当主として果たすべき試練を乗り越えたのはお見事。

先代当主が仕事の中で亡くなってしまったため、父は今まで半人前の状態で働いていたのではないか、と聖は予想していましたけど。

……それはそれとして抱え込みすぎる性格で、妻にも秘密にしていたことがあったりして、問い詰められたりもしてましたが。無事にそっちの問題も落ち着いたようで何より。



現代陰陽師は転生リードで無双する

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「ぼくが、がんばるから」

 

何かになりたいと願いつつ、何者にもなれずに死んだ主人公。

次の人生があるならもっとアクティブに行こうと誓った彼は、その記憶を持ったまま転生した。

地の文が主人公視点で彼の意識が強いので、そこは好みが分かれそうかなぁ。

生まれた直後から意識があって「美人な嫁と生まれたばかりの子供放って仕事に打ち込む父の気持ちは童貞のまま死んだ自分には分からん」とか、可愛い子見つけた時に「彼女は俺のヒロインかもしれない」とか思ってるし、我が強い。

 

そこがスルー出来るなら、安定の転生モノっていう感じではありますね。

怪異が跋扈し陰陽師と言う職業が存在する、現代地球に似た別世界への転生。

没落気味の陰陽師の家系に長男の聖として生まれた主人公が、前世の反省を活かし世界最強の陰陽師になろうと誓う物語です。

 

赤子の聖には、大人たちには見えない「不思議生物」が見えていた。

半透明に透けた人ならざる存在たちは、口の中に飛び込んできて浸食しようとしてきたが、前世があり意識がハッキリしている聖は、その浸食に抗うことが出来た。

それを取り込むことで自分の力を伸ばすことが出来ることに気が付いて、取り込み続けていくことになります。

 

不思議生物の接種でパワーアップできるのは間違いないみたいですけど、劇物でもあるようで……。

実際、後に生まれた聖の弟は陰陽師としての才能がなく、聖が代わりに不思議生物を撃退していたために順調に成長できてましたが、それがなければ死んでいてもおかしくなかったみたいですし。

スペックは向上しつつもまだ青い聖がどういう成長をしていくのかが、気になる作品。

Myrla〈ミルラ〉~VRMMOでやりたいほうだい~3

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「やあ、ジミコ。時の彼方まで会いに来たよ」

「思い出したの?」

「忘れるわけないじゃん」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。

ラスボスと思われたウルマティアを相手取り、命を賭けて戦い、燃え尽きたラストワン。

しかし、彼女はリグリの手引きによって再び生還し……地球を滅ぼしたという少女、遠野朝日に出会う。

そこでラストワンは、この歪な世界に隠されていた事情を聞いて。

方針を転換して、神々と再度対峙したり譲歩交換を始めたりしていくわけですが。

 

独自要素のSF設定が、面白いとは思うんですが。

デスゲーム風だけど大規模イベントを「文化祭」と称して乗り切る、とか。ゲーム廃人たちの狂気的なノリの方が好きだったなぁ。

でも、彼女を2週目に引き込んだ謎の存在の事とか、神々の設定の事とか、そういう部分をしっかり詰めて描写してくれたのは信頼できる感じで良かった。

 

この世界の神々と情報交換して、カームコールとウルマティアの間でラグナロク開始したのには笑いましたが。

事情を知らないプレイヤー達が、余波で巻き起こる災害に対処しまくっててんやわんやしてる図は、一端を見ただけでも楽しかったし。

……対応に追われる面々は、そりゃ大変だったことでしょうけど。

思わせぶりな言動をしていた相手の秘密を解き明かしに行ったり(ゲーマーらしくバトルが発生)、黒幕を叩きのめしにパワープレイを実行する羽目になったり、彼女達らしい最終巻だったのではないでしょうか。

Myrla〈ミルラ〉~VRMMOでやりたいほうだい~2

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「勝ち得たものは素材じゃない。なんで気づかなかったんだろうね。永遠は、ずっとそこにあったんだ」

「寝て。お願い。休んで。生きて」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。

最前線級のモンスターが、冒険者たちの拠点に襲いかかる大規模イベント。

1回目も善戦はしたものの、ボスを撃退することができず。守護神が力を振るうことで辛くも生き延び……けれど、それによって神様の力で維持されていた、守護結界などが消失。

デスゲームの過酷さが増していく結末になってしまったようです。

 

ラストワンは今度こそ、悲劇を回避するべく情報を出していって。彼女の働きは本当に、多くの人を救っている事でしょう。

ほとんどの人が、何が起きているか分かっていない状況で、即座に救援を出す体制を作れたのは、ラストワンの言葉を信じて動いてくれる人が居たからですし。

その後も、モンスターの襲撃に備えて職連を筆頭にプレイヤーが奮闘していて楽しかったです。

 

「文化祭」と称して、職連内部で対策のための「部活動」を結成して。

各々が欲望に忠実に楽しそうに準備している様子や、実際のイベントで生き生きと成果を発揮している場面は、中々に笑えました。

採集委員会として活動しまくっていたラストワンが、永遠になろうとしたり一時的狂気発症してたりもしましたが。

発想がぶっ飛んだレールガンとか、火力を積みまくったせいで、斉射1回で半壊する船とか、他の部活も相当でしたよね???

 

とは言え、この「文化祭」ではしゃぎすぎて。これまでの行いも重なって、ラストワンの抱えている事情について、主要なメンバーに明かされることに。

その結果として、攻略組が悩みを得てペースダウンするとかの事態が引き起こされたり。

生き急ぐ彼女を心配する余り、監視が厳しくなったりとするわけですが。

 

その程度で止まるんだったらラストワンなんて名乗ってない、という彼女の決意というか。

狂気の深さを見誤っていたかなぁという終盤の展開には驚きました。

後書きによれば、衝撃的だった三災編が書籍版の書き下ろしで、これ以降の展開はWEBから違ってくるそうで。時間見つけてWEB版と比較してみたいなぁ(なお積読の山が控えている模様)。

Myrla〈ミルラ〉~VRMMOでやりたいほうだい~1

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「精神論なんて安物だ。そんな安物すら変えないなら、本物は一生手が届かない」

(略)

「何者か歯問題じゃない。大切なのはどうありたいかだよ」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。WEBは未読。

なんか文体が合ったのか、妙に楽しく読めました。一部スラングというか、分からない表現も混じってましたけど。

擦られ続けている「14へ行け」とかは分かったけど、「おま着」は調べないと分からなかったしな……。他にも見落としてるネタは多そう。

で、ネタをかなり盛り込んでるから、その辺り苦手な人も出そうではある。

私は先述の通り、結構楽しんだというか。ゲラゲラ笑ってましたが。変なゲームの話聞くの楽しー。

 

ログアウトができず、デスゲームと化したVRMMOMyrla」。

主人公は、その最前線で戦う攻略組に属する女性だったものの……ボスに敗れて死亡。

しかし、諦めずに足掻き続けた彼女の強い思いに引かれた、何者かが力を貸してくれて。

記憶を持ったまま、リリース初日からやり直せる事となった。

 

今度は犠牲を減らすために、出来る事を全てやろうと決意した少女の奮闘記です。

1周目においては攻略組と生産組の協力体制が整わず、敗退に繋がったという苦い記憶から2周目では、自分が生産組を加速させてくことを決意したようですが。

この「Myrla」、ログアウト・復活不可のデスゲームをする割に詰めが甘いというか。

リリース直後のゲームなんてまぁ、バグの温床だというのは分かりますけど。テストプレイしろ、と思わずプレイヤーが零すくらいには抜け道があったりする模様。

 

懇切丁寧に、閉じ込めた目的やクリア条件を教えてくれる黒幕も現れず。大規模イベントが発生しようとプレイヤーに周知するための通知も行われない。

バグがあちこちに眠っていることもあって、手を尽くしてデスゲームなんて状況を作り出している割に、黒幕の至らなさが見えるというか。

何がしたいのかさっぱりわからないんですよね。全員殺したいなら、早々に街にボスラッシュでもしかければいいだろうにそれもしないし。

明確な目的がないから、ライトプレイヤーがかなり増えているように思います。

まぁ、デスゲームでわざわざ最前線にへばりついてる攻略組は攻略組で、色々と削ぎ落してる感が強いですが。

 

ネームを敗残兵……ラストワンに変更し、生産者として生きる事を決めた少女。

前線組にも伝わってきていた仕様の穴をついて、廃材を釣って釣り技能をカンストさせるし、農場を買ったかと思えば魔界を誕生させるし。

一歩も街から出ない状態で、どんどん新情報をばら撒いて、状況を加速させていってるのは中々愉快でしたねー。

 

条件が整ったからと言って前線に踏み込んで、高価なアイテム発掘してるのには若干引きましたが。道中で6回死にかけておいて「このゲームまじ楽しい」じゃないんだよ。

元攻略組としての狂気が全然抜けてないじゃん。そりゃ、邪神なんて仇名つける奴も出てくるよ。

あまりに色々とやりすぎて、ボス戦攻略にまで駆り出されてたり、アイテムとPS駆使してかなり活躍してるのは正直笑った。何しているんだこの生産職(偽)……。

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