気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

手島史詞

魔王の俺が、奴隷エルフを嫁にしたんだがどう愛でればいい?22

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「俺がお前に相応しい男になるためには、いま一度戦わねばならん相手がいる」

 

流石に破れてしまった魔王アスモデウス。

しかし、ただでは負けず……魔王の刻印は自分の弟子ウェパルに託したし、そのウェパルが逃げられるようにフェネクスの協力を取り付けていた。

更に彼女の足掻きによって、想定外の未来に辿り着いた人物が、その可能性の為にマルコシアスの思惑になかった行動をとったりもして……流石というほかない。

 

一方のザガン、前巻でついに意識を取り戻したものの、バルバロスの紋章に宿っているためちょっと面白い状況になったりもしていましたが。

彼を信じた人々の備えによって、無事に復活することが出来たのは何よりでした。

ザガンもまた負けたままでいるつもりはなく、再起の為に動くつもりのようでしたけど……ザガンが持っていた魔王の紋章は、今はバルバロスの元にあって。

悪友同士の決着をつける必要になって、お互い必死でぶつかり合っていたのが熱かったですね。

ザガンが復活したことで、配下の魔術師たちにも安心感が漂っていたというか。バルバロスとの戦い前に、ノリノリで賭け始めてたのは笑った。意外と余裕あるね、君達。

 

いやまぁ、マルコシアスがネフィリムの技術を応用した分身体を送り込んできたりもしていたものの……しっかりとそれを撃退していたりと、ザガンが居なくても戦えるだけの地力が育ちつつある陣営でもあるんですけど。

魔王殿に囚われた分体の結末は……ちょっと哀れだったかなぁ……というか。まさかあんな作戦で負けるとは思っていなかったことでしょう。笑った。

 

そして悪友との戦いの中で示された、ザガンがこれまでしていたこと。

……全く、何処までもザガンらしいというかなんというか。彼には目指す道がハッキリとあって、そのためだったら自分のポリシーに則った戦い方をするというのが好きです。

魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?15

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「ありがとうパパ! 大好き!」

 

73~77章を収録。

ネフィとのデートを楽しみに、不慣れながら準備を進めているザガン。

とは言え元は路地裏住まいで、ネフィを迎えるまで先住の魔術師が遺していた拷問器具そのままにしていた位、生活にこだわりの無かった彼ですから抜けている部分もそれなりにあって。

ラーファエルが、デート用の服はあるのか、とか。清潔感が大事だぞとか言ってくれるのはありがたいですね。常識的な視点、欠けがちですからね……。

 

異種族の会合である「大陸種族長老会議」から招待状が届いた時も、魔術師を招待するとか何考えてるんだ? って感じでしたからね、ザガン。

ザガンとネフィ大好きなフォルからも「たまに分かってない」とか言われてるし。

エルフを嫁に、竜を娘に迎えたり。他にもいろいろな種族が配下にいるザガン相手なら話が聞きたいと思うだろう、というのは分かる話です。

デート優先で当初は行こうと思ってないあたり、あまりにもザガンでしたけど。

 

竜であり、魔王候補にもなっていたけれど、まだ幼さもあるフォルから魔術を教えて欲しいと言われた時、庇護者であるザガンが準備していたのは守るための術で。

一度はフォルは反発したわけですが、それで終わらずザガンを納得させるための準備をしようとしてるのは、魔術師らしくて好き。

ザガンもザガンで、ネフィとの会話の中で気付きを得て、お互いに歩み寄ってるのが良いですよね。

……ちょっと予期せぬ事故が起きる羽目にはなってしまったわけですが。

魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?14

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「以前も言っただろう 自分が誰かなんて問いに答えがあるか」

「お前が何者でありたいかは お前が選べ」

 

68~72話を収録。

「王とは忠臣に褒美を与えるもの」という自らの信念に従って、自身の編み出した秘術とでもいうべき「天燐」をキメリエスとゴメリに与えるのが、ザガンの芯を感じて良いですよね。

一番若い魔王でありながら、一番「王」であろうとしているというか。他の魔王たちと違うスタンスを示して、だからこそキメリエスたちがついてきているのがよくわかる。

愛娘であるフォルにもいずれ伝えるつもりだけど、実力は認めつつも娘として慈しみたいと思っている人間味もあるのが良い。

 

他にも、ザガンへの復讐に燃える黒花へ真摯に向き合ったり。

盟友であるシャスティルが「自分で戦う」と言ったのであれば、彼女が倒れる前に手出しするのは、彼女への冒涜だと言ったり。

迷って座り込んでいるネフテロスを立ち上がらせる言葉をかけたり。

ザガンという男の格好良さ詰め合わせが楽しめるので、実に良かったですね。

魔王の俺が、奴隷エルフを嫁にしたんだがどう愛でればいい?21

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「私は、私の歩いてきた道をなかったことになんて、できない」

 

マルコシアスと袂を分かつことになったアスモデウス。

グラシャラボラスとエリゴルという魔王2人を伴って倒しに来ているあたり、マルコシアスも本気だなぁ……というか。

三人が三人とも、アスモデウスと因縁があり……彼女が殺したい、いや殺すべき相手。同時に、熟達の魔王でもあるためアスモデウスが死ぬ可能性も十分にある強敵。

そもそも予知を扱うエリゴルが居る時点で厳しい部分あるのに、数的不利まであるんだから堪りませんが。

……それであっさり負けちゃいました、なんてなるようなら魔王なんてやってないんですよね。アスモデウスの仕込みと足掻きは本当に見事だったと思います。

 

さて、ザガンが意識不明の重体に陥ってしまったことで、これまで他のキャラクターの描写が多く続いてきたわけですが。

今回、ついに現在のザガンの様子が描かれることに。意識だけの状態で活動していることに速攻で気付いて冷静に分析しているのは流石ですけど……状況を把握した直後に思った事が「自分が意識不明ってことはネフィ悲しませてるじゃん、ヤバ!!」なのあまりにもザガンしてる……。

一応、ザガンはザガンでしっかり準備していて負けるつもりはなかったし……負けた時にも、配下を守るための手は打っていたんですよね。……バルバロスがちょっと腑抜けてて、危ない部分もありましたが。

 

そして意識だけの状態になったザガンは、1000年前の記憶を垣間見ることになるわけです。

現代にも残る魔術の基礎を作り上げたマルコシアス以前の、体系化されていない原初の魔術。初代銀眼の王と、天使たちそれぞれの想いなんかも知ることになるわけです。

ただザガンもこれまでの戦いの中で成長しているというか。自身も王として振舞いつづけていたザガンだからこそ認められない行動とかもあって、「肉体があったらぶん殴ってる」とか評してる場面もありましたし。実際、似たような事直接言ったりもしてますが。

気に入らない部分があろうとも、王として全て飲み込む覚悟を見せてくれるあたり、やっぱりザガンは格好良いですねぇ……最後の挿絵はちょっと締まらないけど。まぁ、本編めっちゃシリアスだからちょっとコミカルあると、息抜きになって良いですよね。

頑張って逆転への道筋を創り出してもらいたいところです。



魔王の俺が、奴隷エルフを嫁にしたんだがどう愛でればいい?20

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「たくさん助けてもらった。いっぱい守ってもらった。見返りもなく、無条件に愛してもらった」

(略)

「今度は私が応える番よ」

 

ザガンが敗北し、意識が戻らない状況に陥ってしまった。

魔王の刻印もバルバトスに移行し、ザガン一派は危機に瀕してしまったわけですが。

これまで助けられてきたから、とネフテロスが独自にザガンを救うために動き始めたの、良いですね。別にザガンはそういうつもりなかったでしょうけど、彼の良い行いが巡り巡って彼を助けてくれようとしている。

 

ザガンの目覚めを信じて待つと決めて、自身も魔王の刻印を持つ者として気丈に振舞おうとするネフェリアも、強くなりましたね……。

当然虚勢なんですが。そして、妹であるネフテロスが「辛いときは辛いって言いなさい」と言って、堪えていた彼女の涙を流させてあげられたのは良かった。

抱え込みすぎてぱんぱんになったら潰れちゃいますからね……ザガンが居ない状況じゃ完全に安心はできないけど、一度吐き出せたのは大きいと思います。

 

そしてネフテロスは、自分を支えてくれる聖騎士リチャードとともにザガンを覚醒させる術を探して動き始めます。

ザガンに癒えぬ傷を与えたのは、マルコシアスが手に入れた「アザゼル」の力。

そしてリチャードはかつて、ネフテロスを乗っ取ったアザゼルの攻撃から復活した過去があり……そこには聖剣カマエルの助けがあった。

しかし今カマエルは事情を教えてはくれず……そのため2人はビフロンスの研究所に手がかりを求めて踏み込んだ、と。

 

ビフロンスが魔王候補だったザガンを推薦するに至った過去のエピソードだったり。

カマエルから聞き出すことに成功した、千年前の出来事だったり。

黒花を人質にとった体でシャックスにとある仕事をこなさせた、アスモデウスの過去だったり。

マルコシアスだってザガンの兄貴分をしていた過去があるように、今に至るまでに多くの想いが積み重なってきているんだよなぁ……というのが分かる巻でしたねぇ。

不真面目聖騎士長だったのが災いして、別人にその地位奪われそうになっていたアンドレアルフスとか混じってましたけど。

 

マルコシアスが亡くなったあとの魔王筆頭を務める時に、ビフロンスから「ただ強いだけ」で面白みのない男評価されていたのに、魔王じゃなくなってから面白くなり過ぎでしょ、このおじさん。

ちょっと笑えるシーンもありましたけど、状況が劣勢なのは変わらず。それでも、これ以上零れ落ちるものがないと良いんですが。

引きこもってるバルバロスと、眠り姫やってるザガンにはできれば早いうちに覚醒して、奮闘してもらいたいものですが、さて。

義妹なら本気になってもいいよね?

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「だから、僕はちゃんと悠凛と話をして、悠凛のことを知りたい」

 

銀髪美少女の妹・悠凛との関係が近頃ギクシャクしている高校生の真人。

そんなある日、両親から実は2人は血が繋がっていない義兄妹であることを告げられて……衝撃を受けた悠凛は思わず家から飛び出し……車に轢かれてしまうことに。

幸い身体的な怪我は深くなかったものの、精神的なショックを受けた後に肉体的にもダメージを負って、兄に関係する記憶だけを失ってしまった。

 

子供たちが義兄妹だってのを自覚していなかった通り、かなり幼少期から両親は同棲状態で。異質なものを嫌う子供たちに銀髪の悠凛がイジメられていた時に、「髪、綺麗で好きだよ」と言ってくれたり。その後も、兄として助けてくれて傍にいてくれたことで、悠凛が実の兄と思っている時から、彼の事好きになってしまったみたいなんですよね。

だから、微妙な態度をとってしまった。ただ、そういった自分の行動を縛っていたものが、事故を境に全部吹っ飛んじゃったわけですよね。

義理の兄妹だという事を知ったし、「好きだった」という事実を忘れた悠凛は、忘れてしまった兄との交流をちゃんとしようとしていくわけです。

 

……とはいえ、記憶も完全になくなったわけじゃないというか。

悠凛、兄以外の男子に厳しいというか。クラスメイトの男子に話しかけられたときにも冷たくあしらってましたし。

距離を取っていた分を埋めるように一緒に出掛けたりもして……悠凛はまた、彼の事を好きなったわけです。

スマホに残っていたメッセージから、昔の自分も同じだと知った悠凛は今まで以上に行動的になろうとしているので、真人君は早めに覚悟を決めた方がいいと思うよ。

魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?13

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「ネフテロスは私が守ると約束した だから…… あのこも私が倒してあげなければいけないんだ」

「…いいだろう それでこそ我が盟友だ!」

 

63~67話を収録。

ネフテロスを庇護して、キメラ討伐に赴くシャスティル達教会陣営。謎の人物の襲撃問題とか、頭の痛いものはありつつそれでもやるべきことをやってるのが良い。

そしてザガンはザガンで色々と探っていたところ……先日助けた狐獣人の少女クーの身体に憑依するような形で、魔王ビフロンスが接触してきて。

 

ビフロンスは自分の元から逃げたネフテロスを回収したいだけなんだよー、と建前を口にしますが、ザガンはわざわざ他人の領地に侵入した上で接触してくるならそれは「実行を前提にした宣戦布告だ」と看破。

……途中、オリアスが現れたことでちょっとコントっぽくなってましたけど。

三者三様で魔王にふきだしでぎゅむって潰されてるページ、微笑ましくて笑っちゃった。真面目に宣戦布告5秒前、みたいなシリアスシーンだったはずなのにね。

 

自分の領地で勝手は許さないと言えるザガン、実に良い王様やってますよね。

クーのこともちゃんと後処理オリアスに頼んでますし。緊急事態ではあるけど、そこでオリアスから頼み事をされて、ちゃんと時間を取っているの律儀。

それくらいの時間はあるだろうと、周囲を信頼しているのも良いですねぇ。

……ポンコツと不運のかみ合わせで最悪の誤解が生じたシャスティルがちょっとピンチでしたけど、それ以外のところはちゃんと打っていた手が効果を発揮してましたし。

あそこでポカーンってするビフロンス、なかなか見ものなので好きです。


魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだがどう愛でればいい?19

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「もう休んでいていいぞ? あとは俺が片付けておく」

「すっこんでろ。こいつは俺がはっ倒す」

 

〈最長老〉マルコシアスの招集を受けて集うことになった13人の魔王。

その道中でザガンはネフィとの挙式まで行って……それをゴメリとクーが「魔王観察のススメ」を配って、2人のいちゃつきを見世物のようにしてましたが。

まぁ普段から自然にやってるし、彼らの本拠地付近ではよく見られる光景ですからね……。軽く注意するにとどめてますが、最初の挿絵がクーの頭を掴んでるザガンなの、絵面が悪いな……笑ったけど。

 

フェネクスを殺せる可能性を示したことで、協力を得られることになって。

いつまでも付きまとわれるのも面倒だし、身内認定したらしっかり褒章を与えていく王様なので、フェネクスを殺せる「天燐」を与えてるのは懐が深い。

フェネクスからエリゴルの監視が「未来を見て、因果を辿る形で成してるから、常時盗み聞きされてるわけじゃないよ」という話を聞いたアスモデウスが、フォルに会いに行っていたの微笑ましくて良かったですね。

 

大所帯となったザガン一行を運ぶ役割をフルカスが担当していたの、彼の空間魔術の適性を見せつけてくれてて良かったですね。

マルコシアス、最長老という立場でザガン達の敵となった黒幕的立ち位置でありながら、時にコミカルなギャグ担当みたいになっていたので、どんな姿を見せてくれるのかと主増したが。

骸骨卿アスタロトに、ザガン達遅いし帰っていいかとコントやってる場面もありましたが。

ちゃんと強さを見せてくれるシーンもあったのは良かったですね。

 

1年後、世界が終焉を迎えるからそれを避けたい。結界を担っているアルシエラを救いたいという話、それ自体にはザガン達も協力できる部分ではあるんですよね。

ただし、そのためにマルコシアスが選んだ手段が受け入れられないものだっただけで。

アルシエラの代わりにリリスを犠牲にするというであれば、争いは避けられない。

記憶を失ったフルカスをマルコシアスが叩き起こしてましたが。ザガンがフルカスを保護してからの日々が無駄ではなく、最長老との戦いを選んでくれたのは格好良かった。

ザガンの悪友であるバルバロスの使う技を、より洗練させたような一撃は流石の魔王。

それが魔法であるなら、分析して対処してくるマルコシアスも最長老と言われるだけのことはありましたけど。

 

ザガン陣営もかなり厚くなってきて、マルコシアス一派を相手にしても噛みつけるだろうとは思っていましたし、実際ただのマルコシアス相手だったら善戦できていましたが。

一度敗れる未来すらエリゴルの未来視で見ていたマルコシアスは、切り札を持っていて……。ザガン達は敗走することになってしまったわけです。

刻印の移動まで起きてしまって、かなりザガンは厳しい容体になっていましたが。まぁ、このままで黙っているような王様ではないので、ザガンの復活からの逆転に期待したいところです。

悪友の俺がポンコツ騎士を見捨てられないんだがどう世話を焼きゃいい?~まどめ外伝~3

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「焦らないで ごゆっくり 心の整理をつけてください」

「微力ながら応援しています」

 

エルフの里編を超えてからの、バルバロス・シャスティルメインのスピンオフ。

第十四話・十五話のサブタイトルが「無自覚な恋愛相談は、まず自覚してから出直してほしい」になってる時点で、もう御察しって感じではありますが。

医療魔術師であるシャックスや、魔法を使えるネフィ相手にバルバロスがとある不調について相談をしてくるわけです。

 

シャックスが凄い顔で「俺には手に負えない」と言ったり、ネフィも初めて相談聞いた時凄い固まったりして、凄い傍から見ている分には面白いな。

バルバロスがザガンのことを「ろくに女の扱いも知らない」と評してるんですが、自分の恋を自覚できていない時点で、君も相当だよ……とは言いたい。

お互いにヤバい紅茶入れて「自分の方が上手い」と言い合っているバルバロス・シャスティルの花すら萎れる茶飲み話とか、本来ほのぼのするはずなのにヤバいシーンとかもチラホラありましたが。

 

今回、表紙で妙に存在感のある、中二病的な姿をした少女。

かつて、聖騎士長であったシャスティルの兄に救われたという彼女は純粋にシャスティル兄を慕っていた。

しかしその聖騎士長は、サレオスという魔術師と相打ちになったと教会の報告書には記されていて……。

バルバロスの知る情報でも、5年くらい前に最長老と呼ばれたマルコシアスから粛清されたという噂ですし、死んだはずなのに生きている、というのは気になるところ。

……そもそも、少女の証言では無事に勝ったはずの兄が、死亡していることと報告書の偽造があることから、シャスティルが過去の事件について疑念を抱き……。

しかし、真相を知るだろう教会の人間は今近くにおらず。近くで事件を起こしているサレオス自身に追及に行こう、と思うあたりが強者の思考ではありますが。

迷いがある状態で向かい合ってどうなるやら。……まぁ(物理的に)影から見守っている魔術師がいるので、なんとかはなるでしょうけど。スピンオフで掘り下げエピソード見られるのは良かったですね。

魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだがどう愛でればいい?12 限定版

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「私やバルバロスをたすけてくれて 今度は私の部下を救ってくれると言ったのは」

「他の誰でもない ネフテロスなんだ」

 

ネフテロスが教会でシャスティルに保護されて。

それについて、ザガンについては隠したいと振舞っている……のをザガンが察した上で、その意思を汲んであげるの、何だかんだ良い関係ですよね。

ポンコツな時もあるけれど、魔王ザガンが「守ることに関しては有能で、背中を預けられるくらい」である、と言ってるのかなり高評価ですよね。

そんなシャスティルが、ネフテロスに対して「逃げることも出来たのに、守るために残ってくれた」と聖騎士たちへの援護を評しているの、凄く好きです。

 

仕事中は本当に有能なシャスティル、共生派の旗印として本当に良いキャラですよねぇ。

……この後、シャスティルが身内にだけわかるように、隠しつつ話していたら「お前がラーファエル殺しを主導していたように見えるぞ」とか言われたり、実際暗部に狙われたりしたりして、ちょっと抜けてるように見える部分もありますが。

まぁ暗部の襲撃に関しては、失言と言えるのも確かではあれど、暗部に狙われてた状況だから、あれが無くても一回襲撃はされたでしょうけども。

バルバロスが魔王候補としての意地を見せたり、ネフテロスが治療を買って出たり教会組の関係が出来ていくの好きです。

限定版だとマンガ第一話の「これが、ふたりの長い共同生活の始まりだった」という月下で見つめ合う2人のシーンを再現したSDキャラのアクリルジオラマついてるんですが、実に可愛かったです。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
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