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「ああ……せっかく人が弟子の我儘を聞いて穏便に、店主は被害者で、加害者の小娘は恥を隠したい家族の手で修道院行き、そのまま幽閉で済ませてやろうと思ったのに。お前は恩人になるはずだったアリアを害した」
訳ありの魔術師、ルーカス・ベイリー。
彼はオネェ口調で喋り、その日の気分で香水を決めるから準備に時間がかかるのよ~とか言う、美しさにこだわりを持つ人物だった。
死の森と呼ばれる場所に結界を張り、古城に住んでいる彼はある日その森の中で少女を拾い……育てることに。
ルーカスの弟子として育てられたアリアは、ルーカスを師匠として慕いつつも、彼の生活がだらしなくて汚部屋量産しまくっていることには苦言を呈しまくることに。
自分の美しさにこだわりある癖に、部屋の綺麗さにはこだわらないルーカスよ……。
とは言え、彼が色々と手を打ってくれたからアリアは助かって、健全に育ってるのも間違いはないんですよねぇ。
ルーカスの知人から聞いた話によれば、アリアは誰かに掛けられる呪いを吸い寄せる「呪い避け」の禁術の影響を受けていることで、発見時ボロボロだったって言う話ですし、アリアの過去も掘り下げていくと厄介な事情出てきそうではありますねぇ。
ルーカスはルーカスで秘密抱え込んでそうですしね。
それ抜きにしても実力はあるし、その美貌に惚れ込んだ女性から付きまとわれたりで別の厄介事引き寄せるタイプでもあるみたいですけど。
騒がし弟子と、素直じゃない師匠のやりとりは、2人ともなんだかんだ大事に想っているけどそれを伝えきれてないというか。すれ違いも時折起きるんですよねぇ。
それぞれの事情があるとは思いますが、深掘りはまだされてない謎の多い引きとなりましたね。