気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

新川直司

四月は君の嘘11

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耳をすませば 僕は たくさんの音であふれている
僕は一人じゃない
僕らは誰かと出会った瞬間から 一人ではいられないんだ――


ついに、完結。
アニメも見てましたし、待ちきれなくて最後の方は雑誌も追いかけていたので結末はわかっていたんですが。
それでも。なお心に響くものがありました。
いやぁ、いいタイミングでアニメ化したなぁ、といいますか。
アニメが本当に贅沢な構成だったよなぁ、という思いがますます強くなりました。

かをりが倒れた場面に居合わせてしまった公生。
以前のように、ピアノから離れてしまい、コンクール前なのに、沈んでいて。
「音楽は僕の大切な人を連れ去ってゆく」。
そんな思いに縛られて、ピアノを弾くことができず、けれど、また少女に救われる。

コンクール当日に手術することになったかをり。
絵美や相座もしっかりと仕上げてきて。
ピアノから離れて、つぶれそうになっていた公生も、なんとか発表の場所にたって。
頭を抱える場面もあったけれど、どうにか演奏を始めた彼は、格好いい演奏家でした。

読み終えて思ったのは、タイトルにもしっかり意味があったんだ、と。
きっと作者が描きたかった結末にしっかりたどり着けたんじゃないでしょうか。
彼らのその後は気になります。けれど。ここで終わる方が綺麗なんでしょう。
あぁ、いい作品を読んだ、という気持ちが溢れる、記憶に残るシリーズでした。


四月は君の嘘10

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支え合うのは味方だけじゃない
敵から多くを学び多くを得る
再び相まみえるその日まで――
その存在だけで孤独に耐えられる
競技者は―― 敵同士ですら支え合う


かをりが、必死にリハビリをしてます。
危険だとわかっていても、手術を受けたい、という事で。
見舞いにいった公生は、かをりの両親にお礼を言われて。
公生はかをりの演奏がカラフルだと思っていて。
けど、かをりの両親は、「かをりの灰色だった心を色づけてくれたんだ」と言って。

柏木さんがコンクールの知識が豊富だ。
椿に突っ込まれてますが、本当に何者だ。いや、彼女らのクラスメイトなんですが。
そして、コンクールの予選。
公生と、絵見と、武士。
微妙に噛み合っていないような感じがしますけど、中々いい感じのトリオに見えます。

調子を落としていた武士が、公生の演奏を聴いて、持ち直した演奏。
「第38話 さよならヒーロー」。自分の憧れを振り切って、成長したその姿が、格好いい。
2年ぶりに会った時。理想と違う姿で現れた構成に失望した。
けれど、それは自分と公生とで見たかった景色が違うだけのことだったんだ、と。
予選はとりあえず危なげなく公生も通過。

「以前の自分に戻ろうとは思いません 演奏を変える気もありません」
「自分の信じる音楽を自分らしく弾こうと思います」

紘子さんの下で宣言する公生。
いい顔をして語るようになったなぁ、という感じです。
やっぱり、どうしようもなく表現者であるんだな、とこういう顔を見てると思いますが。

椿は椿で揺れてるなぁ。
自分の気持ちを伝えて、踏み込んでました。
公生と渡の友情もだいぶ不思議な形に思えますが。
見舞いに行った先で不安になる場面を見て、さらにはその帰りにまた喪失を得て。
せっかく前を向いた公生が、また転げ落ちていってしまいそうな不穏な終わり。
さて、この後どうなるやら。

四月は君の嘘9

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「僕はラヴェルなんて絶対弾かない」
「だからもう一度 一緒に弾こうよ」
「それに君が言ったんだ」
「「忘れられるの?」って」


凪の兄。それは公生のライバル、相座武士だった。
武士は、「ヒューマンメトロノーム」だった超合金な有馬公生に憧れ、今の有馬の演奏にショックを受けて、ボロボロになっていて。
だから妹としては。相座武士に憧れてピアニストとなった彼女としては。
有馬公生に復讐してやりたかった、と。

たくさんの人と音を共有できた時
たくさんの人に音が届いた時
心を重ねた時――
音楽は言葉を超えるのかもしれない。


公生がやっぱり表現者だよなぁ、と。
凪に対しても真剣に向き合って、アドバイスをして、されて。
一方で、かをりとの関係については悩み続けて、見舞いにもいかず、かなりぎこちなくなっている様子。
想いを自覚した椿にも、声を懸けられたり、渡にすごまれる程度には、ふがいない。
けど、それもまた仕方ないことですかね。
母を失ってピアノから離れていた公生としては、本人が言っていた通りに、怖くて何といったらいいか分からなくて。
背中を押されて、向き合ってはみたものの、結局言い合いになって。……言い合いになるのはいつものことか。

いろんなものをくれた傍若無人なヴァイオリニスト。
変な演奏家。いじけた友達。
ひどい友達。そんな相手をぶん殴ってやりたいんだ、と奏でたピアノ。
それに付き合った凪も根性だよなぁ。
今回も圧倒されるような演奏の風景が見られて満足です。

かをり、倒れてばかりだから、ちゃんとした演奏シーンって少ないんですよね。
公生と合わせる練習をしていたから、描かれていない場面で何度も奏でてはいるんですが。
しっかり描かれたのは、コンクールの時の2回だけ、でしょうか。
公生伴奏時には、中断してしまったために失格になってますが。
描かれた場面は少ないですけど、彼女は彼女で忘れられない個性を持った演奏家、表現者なんですよね。
だからこのままあそこで止まっていてほしくない、諦めてほしくないと思うんですけど。
また彼女の演奏を見たいと思うから。ただ、想いだけですべてがうまくいったら苦労しないわけで。
かをりと公生。二人の関係はどこに着地することになりますかね。


四月は君の嘘8

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「敵を信用していいんですか?」
「敵? あんた敵なの?」
「音楽の道を 共に歩む者じゃないの?」


進路を決めた公生。
音楽の道へと進むため、先生と相談したりしてます。
感情を自覚して、時間が止まっていたのは自分だったのだ、と気づきを得て。
柏木さんが常々言っていたように、「椿に弟はいない」とかそういうことに気が付いて挙動不審になってましたね。

公生の前に現れた、新たなキャラクター。
凪。中学1年生で、音楽系の名門に通うピアニストの少女。
色々思うところがあるようで、公生に対して嫌がらせしたり、紘子さんの弟子になろうと画策したりしてます。
紘子さんもさる者というか、演奏を聴いて、通うことを認めた上で、公生に指導しろと言い放って。
いい性格しているといいますか。
で、実際に指導する段階になって、公生もずけずけと指摘していくからなぁ。
なんだかんだで音楽から離れなかったから。あそこまで事細かに難点を把握できるっていうのもそこそこすごいことなんじゃないだろうか。
ヒューマンメトロノームと呼ばれるほどに正確無比な演奏をしていた名残なのでしょうか。

かをりの容体は割とヤバそうですね。
けど、友人たちの前では笑ったりしてるんだから、かなり彼女はタフだよなぁ。
せっかく公生が歩き出したのに、そのきっかけを暮れたかをりがあんな状態で。
しかも最後にはかなり不穏な台詞を吐くんだから、たまりませんね。
また喪失が待っているのではないかと、怖くて仕方ない。けれど、手に取らずにはいられない引力がある。


四月は君の嘘7

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『「愛の喜び」と「愛の悲しみ」があるのに どうしていつも「愛の悲しみ」を弾くの?』
「それはね 公生」
「悲しみに 慣れておくためよ」


ヴァイオリンのガラコンサート。
宮園かをりはついに訪れず、公生は自分の信じたモノのためにピアノを奏でる。
中盤くらいで、来場者のブログに書かれていた記事について触れられてますが。
「その旋律は春の風になり」とか「遠い日に失くした郷愁を思い出させる 彼は表現者である」とか。
ブログ書いている人も十分に詩人というか、表現者なんじゃ、と思ったものです。

母を思い出す曲。
だからこそ、向き合えたというべきでしょうか。
絵見が目標とした、最初期の有馬公生。全てをさらけ出すかのような演奏。
これまで公生の母親は、「ヒューマンメトロノーム」を生み出した、厳格な指導者という面とか公生の見る亡霊としての側面が強かったですけど。
友人であり、今は一児の母でもある紘子さんには、別の顔が見えていて。
幼い子供を残して先に逝ってしまうから。生きている間に、できる限りのものを残したかったから。
だから、厳しくなってしまった。ひどい母親だとわかっていても、そうするしかなかった。
……ひたすらに、不器用だったんだな、と見方が大分変りました。

もう 母さんの影は見ない
僕らはつながっている 誰かと同じように 母さんともつながっている――
そう信じているから 僕は進むんだ
だから だから――  さよなら――――


コンクールの時。武士や絵見の演奏には、たたきつけられるような情熱が。
公生の演奏には、不安定ながらも、感情が――紘子さんに言わせればそれは「君が好きです」という音なんですが――込められていました。
どちらにしろ、コンクールでの演奏は、その場の空気もあり、熱がこもっていました。
今回はその真逆。ただ静かで、胸に響くけれど、もの悲しくて。
秘められた熱さというか、寂寞ってこんな感じなんでしょうかね。

「鬼の通る道」。
公生の歩みについて、落合先生はそんな感想を抱いたようですけど。
それが洒落にならないようなかをりの状況があるようで。
せっかく前を向けたのに。不安しかわいてきませんが。

椿の恋模様もいろいろと動いているようです。
渡と椿。公生の音楽を介さない友人。日常の要素。
椿の友人である柏木さんが、割といい味していて、好きですよ。
さて、柏木さんの手回しもあって、気づきは得たようですがどう転ぶのやら。

四月は君の嘘6

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公生が信じているのに――
ピアニストの私が音楽の力を――信じないわけにはいかないじゃない
(略)
音楽でキズついたのなら 音楽で救われるべきだ
「早希 ちゃんと見ててよ 私たちの息子が 最後のお別れをしに行くから」


公生が師事を受けることになった瀬戸紘子と、絵美の師である落合先生は同門だそうで。
コンサートの後、交流している場面があります。
・・…しれっとついていって、外でドキドキしながら「サイン欲しい」って思ってる姿とか、後半で下手な変装してガラコンサートに忍び込んでいる絵美があちこちで地味に可愛い。

ガラコンサートに向けて練習している二人ですが。
かをりはじゃじゃ馬だし、公生は楽曲が母との思い出深い物ということもあり腰がちょっと引けてるし。
瀬戸先生が、ピアノから離れた公生にピアニストの自分は近づけない、と有馬早希の死後近づいていなかったらしいですけど。
いざ師事することになれば、割とちゃんと師匠をやっているというか。
どちらかというと、手のかかる息子を見ている、母親というような視点ではありますが。

「でも私たちは進むんだよね このままではいられないんだよね」
放課後、かをりが渡に言った言葉。
でも祭りの場所で、公生に語り掛けた紘子さんが思っていたことでもあります。
かをりが本当に中学生かってくらい達観してますよねぇ。
抱えている事情が事情っていうのもあるとは思いますが。
親御さんが初登場して、大分愉快な個性を披露してくれてました……。
騒いでいる時と、帰る有馬の背を見る眼差しと、不安をあおられることしきりですが。

時間は流れていくんだから立ち止まってはいられない。
進んでいかないといけないんだ、と。
公生は覚悟を決めて、演奏に臨んで。
まだまだ、持て余している部分もあるようですが、感情を正しく乗せた時の音はきっと素晴らしいものなんでしょう。
アニメも順調に、良い描き方をしていってくれているので、今から、この場面が楽しみです。


四月は君の嘘5

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「それでも 不細工な演奏なんだとしたら それは」
それは今の僕だ
「今のありったけの僕だ」

渡がスターになり損ねちまった、と描いた夢の軌道修正しなきゃと語ってるところから。
公生と渡の関係も中々不思議なところがありますよね。
お互い真逆のタイプに見えるけれど、お互い認め合っている感じがする。

ピアノの音が聞こえなくなり、音が乱れ、心が揺れて。
ついには演奏を中断して、コンクール失格となってしまうわけですが。
それでも。同じように失格になりながらも演奏を再開した「彼女」の姿が見えて。

ヒューマンメトロノームと揶揄された正確無比な演奏。
音が聞こえなくなった時の、荒々しい、泣きじゃくる子供のような演奏。
それらは、これまでも描かれていたものですが。
音楽の自由さを楽しみ、操り人形を脱した、公生自身の演奏。
絵美には「四月の気配がする」と評された音。

どこまで行っても、公生が表現者だなぁ、と。
相座と絵美という二人のライバルに刺激され、かをりの姿に背中を押され。
一歩を踏み出した公生は、初めて予選落ちを経験するわけですが、成長していってるなぁ、という感じが本当に。
公生がピアニストとして再起するためには、この三人の内誰か一人でも欠けていたら戻れなかったんじゃないかと思えます。

結果発表のところで、相座たちと話していますけど、公生が良い表情をするんですよね。
生き生きしている。
コンクールの場所でであった、母親の友人に師事を受けることになり、どんどん表現者として進んでいく。
かをりと出会ったコンクール。そのガラコンサートに招待されて、かをりと公生が練習を行っていってますが。
追いかけている背中が遠くて、最後のセリフがかなり不穏ですね……


四月は君の嘘4

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「課題曲なんてどーでもよかったの 本当にどーでもよかった コンクールに出てくれれば」
(略)
「この空間に身を置けば 否応なく刺激されるはず 触発されないはずがない」
「他のピアニスト達が 留まる事を認めない 止まることを許さない」
「だって 有馬君は演奏家だもの」


いやぁ、ライバルって、いいものですね。
コンクール使用のロボットみたいな有馬公生に少年はヒーローを見た。
少女は、幼少期たった4分足らずの演奏で自分を引き込んだ、音楽の楽しさを体現している姿に惹かれた。

どちらも有馬公生何ですよね。
相座の憧れを、絵美の寂寞を向けられているのは。
そして、この二人の演奏がまた、その思いに引きずられて、堅実なものと、気分に左右される情熱と。
かをりが言ってますが、有馬公生は演奏家で。彼ら、彼女らもまた格別の表現者であるわけです。

コンクール荒し、有馬公生の名は悪名だ、という言葉が前にありましたが。
そんな悪名を気にせず、ライバルが減ったことを喜ぶのではなく、自分の目標に掲げた相座武士と、戻ってこいと思いを響かせた井川絵美。
もう圧倒されてばかりです。

そして、ついにはじまる公生の演奏。
母の影を見ながら、それでもピアノに向き合って。
前半は、操り人形と評された、譜面に忠実な演奏。
その演奏風景を見た、武士と絵美の表情の差が、一コマだけど上手く描かれてますね。
中盤、音が聞こえないいつもの症状が現れ、音に乱れが出てくるところで終了。
最後のページ、公生がどんどん崩れていく様が端的に描かれているようで。
毎度言ってる気がしますが、音が聞こえないはずなのに、その演出が巧みで弾きこまれます。


四月は君の嘘3

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「君は君だよ」
(中略)
「私達はバッハやショパンじゃないもん」
「君の人生で ありったけの君で 真摯に弾けばいいんだよ」

かをりとの約束で、コンクールに出ることになった公生。
自分の演奏の録音を聴いて「これはダメだ」と苦悩してますが。
「君はなんのためにピアノを弾くの?」「本当の君はショパンをどう弾きたい?」
そうかをりに諭されながら、葛藤しつつも、公生が音楽と自分のピアノと向かっているのは青春だなぁ、という感じがします。

かをりが公生に肩入れする理由。
椿が公生を気にする理由。
幼馴染として、昔のように弾いてほしいと思いながらも、苦しんでほしくないと椿は言って。
けれど同じ演奏家であるかをりは、その苦しみすら音に乗せて、生きた音を奏でる道の途中なのだ、と返して。
この二人の関係っていうのも、またちぐはぐな所がありますよね。
自覚できていない椿が歪になっているっていうのもありますけどね。
駄目な弟のようだと思っていながら、ほかの人が駄目だというと、ダメじゃないよ、と行ってしまうあたり、自分のズレに目が言ってないよなぁ、っていう。

途中で渡や椿の大会模様についても描かれてましたが。
割と軽く流されてましたね。主人公は公生である、って事でしょう。
まぁ、あの二人も公生の日常を表現する重要なキャラではあるんですがね。

小学生時代の有馬公生。
彼を意識していた、相座武士や井川絵見といったライバルキャラも登場して。
コンクールでの待合室。この二人はこの巻での登場なのに、中々キャラ立ててきたなぁ、といいますか。
そしてライバルとはいうモノの、公生自身は彼らを忘れていて。母のためにひたすらに弾いて、順位を気にしていなかったから、彼らのことを知らなかったっていうことなんですけどね。
相座武士が、格好良かった。音なんて聞こえないのに。なんでこんなに迫力があるんだろうか。


公式ガイドブック 四月は君の嘘 Prelude

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――『四月』は公生くんが自立していく話でもありますね。
自分を投影しているからこそ、自立してほしいんだ、自分の力で、二本足で立ってほしいんだ、という願いみたいな気持ちは持っています。それと、少年マンガの主人公はやはり、成長しないと(笑)。


四月は君の嘘、の公式ガイドブック。
ガイドブックとあるように、中には「クラシックはなぜクラシックと呼ばれるのか」みたいなクラシックの基礎についての項目。ピアノやヴァイオリンといった楽器についての項目。
作中で登場する音楽家たちの簡単な紹介。取り上げられている楽曲の解説などが乗っています。

四月は君の嘘を中心に置いたクラシックの入門書としてはいい感じなんじゃないかなぁ。
ガイドブックだから趣旨としては間違っていないけれど、キャラクターページとかもうちょっと厚いと個人的にはうれしかったんですけど。
相座とか絵見とか、そりゃ絡みは少ないですけど、ピアニスト有馬公生を語る上では重要なキャラクターじゃないですか。
それなのに、1ページだけで終わっているとか……そこは、すごく残念。

他には、著者インタビューと、アシスタントが描く新川先生の素顔を描いた漫画。
そしてアニメの監督インタビューが乗っています。
アニメが原作の完結まで描かれるということで、色々と準備されていたところはあるようで。
演奏シーンとかは演奏家の方に原作読み込んでもらって、そのキャラクターとしての表現で弾いてもらったりとかすごく贅沢な事やっているようです。
声優さんにしても、幼少期と現在と合わせて、同じ声優さんにやってもらっているとか。
それだけ力を入れているってことですし、今のところかなり良質なアニメになってるので、このまま最後まで行ってほしいですねぇ。


プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
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