気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

春夏秋冬代行者春の舞

春夏秋冬代行者 春の舞7

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「乗れ アクセル全開で行く」

「多少危険でも良いから 最短の道にしろ」

「さくらと雛菊様が待っている」

「ああ わかっている」

 

2832話を収録。

扉絵が夏主従の姉妹衣装交換で、瑠璃の方は護衛官である姉あやめに扮することが多いので全然気にしてなくて、あやめのほうはちょっと恥ずかしがってるの微笑ましい。

 

本編では夏主従、秋の護衛官の竜胆と撫子救出のため敵拠点へと踏み込むことになってるシリアスモードですからね……。

冬主従への襲撃、春主従が居る四季庁舎への襲撃で敵の戦力が減っている今だからこそ好機だっていうのは不幸中の幸いではあるか。

撫子救出チームにも同行しつつ情報を流していた裏切り者がいたっぽいですし、少しでも良い所探ししないとやってられませんからね。

 

春主従も過去のトラウマを抱えながら、なんとか超えようとしていたわけですが。

追い込まれてついにさくらが涙を零すほどまで追い込まれて……その声を聴いた冬主従が、覚悟を決めて凍結ロード爆走始めたのは熱かったですね。

その裏で、あとがき横にあるオマケ4コマで「氷の橋のナゾ」と題して語られていた一幕があったのかと思うとちょっと笑える。

春夏秋冬代行者 春の舞6

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「俺は 俺の春を助けに行かねばならない」

「行って俺が死ぬとしてもだ」

 

2327話を収録。

扉絵で春主従が衣装チェンジしてるの、可愛くて良かったですねぇ。

攫われた秋を奪還するべく四季の代行者が力を合わせる、実に熱い展開になってきたはずが……そこに水を差すように賊が手を伸ばしてきて。

四季庁舎で爆発を起こしてるの賊らしい荒っぽい手段だなぁ……と思いつつ、内部の人間を買収して通報をもみ消して行動開始が遅れるように仕組んでる当たりは上手い。

 

実際、四季庁の護衛春部門にも裏切り者が居て……冬から派遣された2人も襲撃を受けたわけですし。

数の不利がある状況で、それでも敵を打破して駆けつけてくれたあたり頼もしい。

護衛を遠ざけていたさくらの判断も、冬の護衛を派遣していた狼星たちの判断も間違っていなかったことになりますが……証明されない方が良い事案だったんだよなぁ……。

せめてもの良いところは、これだけ派手に動いているからある程度は膿を出せそうなくらいですか。

 

頼れるものが居ないなかで、雛菊を守ろうと奮闘するさくらの胸中に初恋の相手である凍蝶の姿がよぎるのも良いですよね……。

今代の春主従と冬主従は、どうしたってややこしい状況ではありますけど。特にさくら側から思う所は大いにあるけれど。それでもなくなっていないものもあるのが良い。

 

賊の手は長く、冬主従の傍にもスパイが潜り込んでいたりしましたしね……。

そこから情報を得られて、秋の代行者を救いに行ったチームの背中を押せたのは良かった。

夏の代行者である瑠璃の方からも、ジメジメブリザードマンといいつつ狼星を激励する言葉を聞けたのも好き。

春夏秋冬代行者 春の舞5

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「雛菊 ね さくらとこれからも 生きて いきたいの…」

 

1822話を収録。

囚われの撫子に権能の使用を強要する【華歳】の御前、いやぁ良い笑みですね。悪党の、容赦ない微笑みだ。

夏主従と秋の護衛が撫子の探索に赴いている間、四季庁舎で残っている春主従。

……さくらにとってかつての友と師ではあるけれど、絶対的な主を失った原因でもあり……どうしたって複雑な思いを抱いている。

 

雛菊も狼星を慕う気持ちはあるけれど、誘拐された生活の中で心を病み別人という自認をしている歪んだ状態になっているわけで。

そんな中でも、「今度は雛菊がさくらの心を守る」と。今より少し楽になれる道もあるはずだ、と希望の道を示してくれるの春の代行者って感じがして良いですねぇ……あたたかな気持ちになる。

 

ただ優しいだけじゃなくて……裏切り者と族が動き始めて、春主従と冬主従がそれぞれ襲撃を受ける展開になっていくのは慌ただしいですけど。

内部に裏切り者仕込んでいるの、根が深いなぁ……。代行者の事を想う一般人的な感性がありつつ、恐怖で支配しているのが賊のやり口。

撫子を追いかけている夏主従と阿左美が、賊への不満を思いっきり口にしてくれるシーンは賛同しかない。

本編がどこもシリアスモードなので、あとがきページにあるオマケ4コマがほのぼの夏主従なのが良かったですね。……夏の代行者である瑠璃があやめに扮して離宮脱走してたの発覚する話なので、瑠璃もバレて気まずいし護衛であるあやめが鬼の形相になってるので、当人たちは穏やかじゃないですが……。

春夏秋冬代行者 春の舞4

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「ただある側面では「十年前の報復」と言えるでしょう」

「対価を払うのは賊であって 秋ではない」

 

秋の代行者・撫子が攫われて、会議が行われることとなり……春顕現を済ませた春主従がその場に乗り込んでくるシーンから始まった第4巻。

かつて自分がバカにしていたけれど、同じ立場に立った今ではその辛さが良くわかる

竜胆、ちゃんと自分の発言を振り返れる真面目な青年で良いですね。

……真面目過ぎて自罰的になっているというか、沈みかけていましたけど。さくらが発破かけてくれて、とりあえず気持ち切り替えられたのは良かったか。

 

言い合いしてる声を聴いて、おずおずと様子を伺ってる雛菊のコマが可愛かったですねぇ。

そのあとさくらの変わり身で「少し熱が入っただけです」と言われて「…そう?」と納得してるのも良かった。

冬と春が通話で繋がって協力体制をとる場面とか、会議の後に入ってたの再構成が上手いなぁという感じはしましたね。

 

冬側の描写も増えてるように見えて、コミカライズ楽しい。

「たのしい共同戦線説得すごろく」のコマ、1コマ置きに「各季節の里のお偉いさんをおどす」が入ってて、笑い事じゃないけど笑っちゃった。

狼星と凍蝶をして「骨が折れる作業だったな……」「本当に…」とか言ってたのもむべなるかな。お疲れ様です。

春夏秋冬代行者 春の舞3

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「今はどうかほめてください 貴方の刀としての私を」

 

812話までと、描き下ろし「春との別れの前」を収録。

夏離宮を賊が襲撃してきて……代行者とその護衛たちの立場の厳しさを、改めて感じるような展開でしたね。

過去の襲撃によって別れを経験していた春主従が、衝撃を受けつつも護衛のさくらが覚悟を決めて切り捨てているのは格好良くもありましたね。

最後に死を恐れるような発言を零していたのを見て、「死にたくないなら来るな」と口にするあたり年頃の少女としての顔も見えましたが。

 

夏の代行者の「生命使役」の能力の行使している風景も絵で見ると雰囲気あって良いですね。

襲撃撃退後、返り血に濡れたさくらを案じてそれを拭いにいく雛菊が可愛くてよかった。……主に心配されて嬉しいけど、彼女の来ているものが高額だから……! って心配しちゃうさくらの庶民らしい心微笑ましいですよね。

雛菊の手が震えていたり、今回描かれた「帰還した後の春主従」のエピソードを見ると、2人の絆の重さを改めて感じることになるわけですが。

 

雛菊の経験談を伝えられた夏主従が、喧嘩してたけど和解できたの良かったですね。

そしてその存在について知らない若い秋主従が好き勝手言っていましたが……賊の襲撃についても集大成というか、より派手な行動を起こされていたのが厄介極まりないというか。

あの距離でミサイル視認していて、よくも竜胆生きていたな……って思っちゃった。

 

そしてアニメイト限定の20P小冊子「春泥」も良かった。

春主従が夏離宮を出た後の夏主従の話から始まり。瑠璃がせっかくだからちょっと外に出たいと言ったけど、襲撃後だから里に変えるべきとあやめに言われたり。その報告を婚約者に回したりする様子だったりは微笑ましい。

春主従が冬の護衛との距離を近づけたり、その報告を聞く冬主従の様子だったりも描かれていたのが良かったですねー。

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ちゃか

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