「毎度毎度、どうしてお前は、一つ役に立つ度に何かやらかすんだよ。アレか? 活躍の差し引きをプラスマイナスゼロにしないとどうにかなる病気なのか?」
今のところは差し引きでマイナスだが。
小説家になろうで連載していた作品の書籍化。
まぁ、なろうの方はもう作品下げてるんで読めませんが。
色々と変わってるなぁ、という印象。
前回引き起こした騒動の責任を取って、カズマは裁判にかけられることに。
ロクデナシしか周囲にいないから、そりゃあ優位に進むはずもないですよね……
わりとさっくり死刑を言い渡されて。
ダクネスの支援で、なんとか猶予をもらえたものの、潔白を証明するために行動しているはずが、例によって身内の起こした騒動の後始末に奔走していて。
貧乏くじにもほどがあるというかなんというか。
カズマ自信が色々とダメというかクズな部分あるから、自業自得な部分もあると思いますが。
……アクアの駄女神っぷりに磨きかかっていて、本当にどうしようもないからなぁ。この駄女神、クーリングオフとかできないんだろうか。
見通す悪魔、バニルが登場。
相変わらずのウザったさ。
何でも見通して的確に嫌がらせをして、その悪感情を食べるという、悪魔らしい嫌味な性格をしてます。
幸いそのバニルを撃退したことで、カズマの嫌疑は晴れるんですが……
復活したバニルが街の中で活動していて、コレ見つかるとまた厄介なことになるんじゃないのかなぁ。