「ただある側面では「十年前の報復」と言えるでしょう」
「対価を払うのは賊であって 秋ではない」
秋の代行者・撫子が攫われて、会議が行われることとなり……春顕現を済ませた春主従がその場に乗り込んでくるシーンから始まった第4巻。
かつて自分がバカにしていたけれど、同じ立場に立った今ではその辛さが良くわかる
竜胆、ちゃんと自分の発言を振り返れる真面目な青年で良いですね。
……真面目過ぎて自罰的になっているというか、沈みかけていましたけど。さくらが発破かけてくれて、とりあえず気持ち切り替えられたのは良かったか。
言い合いしてる声を聴いて、おずおずと様子を伺ってる雛菊のコマが可愛かったですねぇ。
そのあとさくらの変わり身で「少し熱が入っただけです」と言われて「…そう?」と納得してるのも良かった。
冬と春が通話で繋がって協力体制をとる場面とか、会議の後に入ってたの再構成が上手いなぁという感じはしましたね。
冬側の描写も増えてるように見えて、コミカライズ楽しい。
「たのしい共同戦線説得すごろく」のコマ、1コマ置きに「各季節の里のお偉いさんをおどす」が入ってて、笑い事じゃないけど笑っちゃった。
狼星と凍蝶をして「骨が折れる作業だったな……」「本当に…」とか言ってたのもむべなるかな。お疲れ様です。