気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

朱里

ゲーム世界転生<ダン活>~ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を<はじめから>プレイする~14

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「応援ありがとう! 任せてくれ! 絶対勝ってきてやるぜ!」

 

クラス対抗戦の授賞式&閉会式が行われ、エデンメンバーの多くが受賞していたのは流石の一言。

その翌日の日曜日はギルドとしての活動は流石にお休みにしたようですが。……ダン活廃人のゼフィルス個人としては、休日にダンジョン入りしないなんて考えられず。

希望者を募ったら上級職覚醒メンバーが揃って。戦力が予期せず揃ったから中級上位ダンジョンであるリンゴダンジョンに突入してしまおう! と考えるあたりが実にゼフィルス。

 

ドロップアイテムであるリンゴジュースがラナの大好物で……。

いつもよりアクティブなラナが楽しそうで何より。ちゃんとリンゴジュースもドロップ回収していましたしね。

王子として実績を積みたいユーリ、妹であるラナとの関係が冷え切っていて……仲直りしたいとは思いつつ、上手くいってないみたいです。セレスタンを通じてリンゴジュースを渡したりしていたみたいですけど、なんというか遠回りしてるよなぁ……感。

ゼフィルスがユーリと縁が出来たり。好評だった育成論の講師を2学期も継続することになったりして、リアルダン活での生活を満喫してますねぇ。

 

そうやって王子と縁が出来た後に、様々な要因が重なった結果ランク落ちを続けているギルド「テンプルセイバー」から決闘を申し込まれることに。

今ではラナの装備となっている「白の玉座」のかつての所有ギルド。その効果で上に行ったが、慢心から装備を賭けに出して敗北。持ち主の許諾も得てなかったことでギクシャクしてる、と。

エデンから「白の玉座」を取り戻して復権しようとしてましたが……元持ち主なタバサの心は離れているし、難しいでしょ……って感じではありますけど。

ゼフィルスはちゃんとラナからも承諾取った上で賭けに乗って。上級職を増やした上で全力で叩きに行ってるの流石。新規上級職組も活躍してましたが、ワンチャン増やさなくても勝てた説あるな……。

 

巻末番外編は「タバサ先輩の逃避行」、「【トレジャーハンター】の序章。練習という名の実践さ。」、「ジャーナリスト情報屋ユミキの活動風景。」の3本を収録。

電子限定SSは「タバサ加入、ハンナと意気投合」。トレジャーハンターなニーコが周回に連れまわされているの、お疲れ様ですというか。本編中で、ウキウキのゼフィルスとラナに囲まれて連行されている挿絵が可愛いかったです。

ゲーム世界転生<ダン活>~ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を<はじめから>プレイする~短編集1

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「シエラさん、私あの表情見たことあります」

「奇遇ねハンナ。私も見たことがあるわ」

「私もあるわね。またゼフィルスがあれこれそれそれやったに違いないわ」

「はい。私もラナ様に同意いたします」

 

15巻のTOブックスオンラインストアSSと、電子書籍特典SSを収録した1冊。

本シリーズは電子で揃えているので半分ほどは読んでいましたが、こうして纏めてもらえるのはありがたいですねぇ。挿絵もしっかりと収録されてて嬉しい。あとがきによると挿絵に関しては作者さんの要望によるものだそうで、ありがとうございます。

 

未読のTOブックスオンラインストア特典の感想メインで書いていこうかと。

1巻「学園道中、ゼフィルスの暇つぶし10日間。」。

タイトル通り、田舎の村から学園に向かうハンナとゼフィルスの道中の様子について描いたSS。ハンナ、この時点で既にスラリポマラソン中毒者と作者コメントがあったのは……はい。

ゼフィルス、ダン活世界のダンジョンに挑むことは好きだけど、無為な時間は嫌いで……ろくな暇つぶしもなく10日間の馬車旅とか下手したら死んでいたかもしれない。

道中で腕輪装備を見つけたことで、ジョブ発現の為にアレコレやろう! というモチベーションが湧いたのは良かった。

 

2巻特典「大浴場のお誘い発生。皆でお風呂に入りましょう。(女子のみ)」。口絵にもなっているシーンがメインの、エデン女子メンバーによる交流模様を描いたSS。ゼフィルスの知らないところで女子は女子で交流して仲良くなってる、というのが微笑ましくて良いですね。

3巻特典は「ギルドエンブレムの彫金刺繍で一波乱!?」。

ラナ視点で描かれているエピソードで、作者コメントに寄れば「マリー先輩とゼフィルスのノリを外から見てるのがポイント」とありますが……挿絵にもなっていた、色々と気になるお年頃なラナが可愛いと思います。

 

4巻特典は「ルル、新しいギルドの日常と幸運のラテアート。」ルル視点で描かれているSSで、ぬいぐるみを愛でまくってるの可愛くて良い。ラテアートにウキウキしてる挿絵もありましたし。可愛い。

2巻電子特典SSで、ハンナがカルアとルカと交流してるSSにもモチッコぬいぐるみ描かれていて、見てると癒されそうな場所ですよねエデン。……ラナを筆頭に高位貴族の女子が多く出入りするので、初期ハンナみたいに気が休まらない時もありそうですが。

 

5巻特典SSは「ゼフィルスの居ない女子だけダンジョン回。」タイトルそのまま、ゼフィルスがプラよんの男子と絡んでいる時期の話で、エステル視点。ダンジョン馬車の優秀さを認めてる御者(騎士)目線、ちょっと面白かった。

電子特典はその巻での新メンバーの歓迎会なことが多いんですが、そっちにも挿絵あるのは嬉しかったですね。シエラ推しなので、シエラがリーナとバチバチやってる場面が採用されてたのは笑った。

推しなので、書き下ろし番外編で「シエラが語る、学園のある日の日常風景――とシエラの行動。」としてシエラの日常が描かれていたのは個人的に嬉しかったですね。


 

ゲーム世界転生<ダン活>~ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を<はじめから>プレイする~13

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「むしろウェルカムだ! どんどん攻めてきていいぞ。全部返り討ちにしてやるぜ!」

 

戦闘科1年のクラス対抗戦、決勝戦。

エデンメンバーを擁する1組、8組、そしてリーナのいる51組も勝ち進んでいるのはお見事。リーナはゼフィルス達のスペックを把握しているので、3クラスで連合を組むことで対抗しようとして。

一応、1組や8組にも声をかけていましたが、それぞれのリーダーであるゼフィルスやメルトには断られた模様。ゼフィルスなんか、「強敵と戦えるならウェルカム!」と大歓迎してましたからね……。

 

実際、11でぶつかればゼフィルス率いる1組に勝てるクラスないでしょうしね……。

ゼフィルス、エデンの第一パーティーの上級職のスペックごり押し脳筋戦法だけじゃなくて、カルアとその眷属である黒猫による情報収集を重視していたり、ちゃんと作戦も練れるんですよね。

……まぁ当人が割とテンションで生きてるから、あまりそんなイメージないんですが……。

で、それは姫軍師であるリーナも承知の上で。1組の情報収集の要であるカルア相手に、伝手を使って上級ダンジョン由来の罠を仕入れて、睡眠状態にすることで行動を封じてきたりと、しっかり打つべき手を打ってて偉かったですね。

 

同盟に参加したドワーフ生徒たちのスキルを活用して資材を持ち込んで、要塞をくみ上げたり、観戦している先輩方を驚かせる仕込みだってしていたみたいですし。

それによってゼフィルスのテンションが上がって、最初から使ったら蹂躙劇になって面白味が無いからと使用を控えていた、ラナ用の装備である〈白の玉座〉を引っ張り出すに至ったわけですし。

〈白の玉座〉の有するマスの境目で効果が減退するのを抑えるスキルと、大聖女の「攻撃だろうとなんだろうと使う魔法に〈回復〉カテゴリを与える」スキルの複合技で、他のクラスには出来ない減衰しない超遠距離狙撃が出来るとか、とんでもないですねぇ。

ラナ、役割的にはヒーラーのはずなのに、火力役が良く似合ってるわ……。

 

他にもゼフィルスは拠点落としに馬車を持ち込んで、敵の本丸に遊撃隊を突貫させる手法を使ったりして観客を驚かせてましたが。

……支援先輩とか、掲示板の方々も勇者君情報に驚かされてばかりですけど、「城落としではアイテムバックなどで馬車を隠せないのがネックで、これまで使用されなかったんだろうな」とかちゃんと分析もしてるのが偉い。

他にも上級職に就いていたラムダ君とのバトルとかもあり。51組みたいに最初から同盟を組んだわけじゃないけど、状況に応じて8組と協力することになったり。ゼフィルスが最初から最後まで楽しそうに対抗戦の時間を過ごしてて良かったです。

ゲーム世界転生<ダン活>~ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を<はじめから>プレイする~12

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「みんな素晴らしい活躍だったな。1週間みっちり練習した甲斐があったぜ。これで俺たちも憂いなく攻勢に出られる」

 

ついに始まるクラス対抗戦。

戦闘課はアリーナで複数クラスが入り混じるトーナメント形式の「拠点落とし」を行うわけですが。

ゼフィルスが代表として引いたのは第一ブロック。1組・2組・15組・45組・58組・99組・116組という、高位職が振り分けられた50組までの中から5クラスがぶつかる激戦区だった。

2クラス勝ち抜き方式なのもあって、例年は交渉で中級職クラスが同盟を組んで高位職クラスを落とすなんてことも起きていたみたいです。

 

……ただ、ゼフィルスと彼に鍛えられたエデンメンバーはそんな常識に縛られるような存在ではなくて。

リアルになったことでより貴重さが増しているっぽい「上級転職チケット」を、一年生のこの時期に、複数名に使ってるなんてことはまぁそりゃないんでしょうけど。

上級転職を果たしてなくても普通に勝てただろうなぁ……という信頼がある。

ゼフィルスは全力で楽しむために、準備に余念がないので上級職にならないルートは無いでしょうけど。

今回は巻末の番外編が「ゼフィルス〈上級転職〉準備進行中」で、転職用のアイテム集めに奔走していた時のエピソードでしたし。暴走特急ゼフィルスに、セレスタンのサポートがあったらあぁなりますわ……。

 

中級上位のボスの召喚盤、上級転職を果たしたメンバーが諜報、戦闘、防衛と各々の分野で成果を上げて。

50人近い同盟に攻め込まれても守り切ったシェラ、味方だと実に頼もしい。未発見ジョブでそれだけの強さを見せつけられた人々の心境は穏やかじゃなさそうですけど。

偵察役として山上に座り込んで眷属猫傍らにいるカルアの挿絵とかも可愛かったですよね。

そして1組が大暴れした結果、タイムアップが常だというクラス対抗戦が一時間掛からないで決着とか言うトンデモ展開になってたみたいですが。相変わらずのゼフィルスクオリティ……。

忘却聖女5

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「エーレはきっと、ずっとエーレなんですね」

「お前は変われ。だが変わるな」

「えぇ……」

 

忘却の中でなんとかマリヴェルと神殿が合流し、これから協力していけるか……と思ったタイミングで、襲撃によってエーレが死亡。

彼が抱えていた聖印の効果によって、神官長たちが記憶を取り戻したのは良かったですが、それゆえに聖女を守るために彼らは命を掛けることに。

やっとお父さんと呼べた神官長を置いて逃げざるを得なかったマリヴェルでしたが、彼女は諦めるつもりはなく。王子と共に身を捧げることで、神の奇跡によって全てを治めようとした。

 

……しかし、王子もまたそれをただ受け入れるだけの器ではなくて。

ハデルイ神の前で、マリヴェルを必要とする主張をしてくれて。ハデルイ神、マリヴェルを人形と呼び、愛する人の子を守るために彼女を砕こうとしたわけですが……。

かの神は確かに人を愛していた。強大な力を持つハデルイ神は、十一柱の神を喰らったエイネ・ロイアーであろうと滅ぼすことは可能だった。

しかし、それだけの力を得たエイネとぶつかれば、余波でアデウスの民は死んでしまう。人でありながらエイネは同胞を人質にして、それを神が見捨てられなかったという背景が書かれていたのは、エイネの周到さや神なりの愛とか感じる描写で良かったですねぇ。

そして一度死を迎え、残滓となってなおハデルイ神はいろいろと手を尽くしてくれていたのが良いですね……。

 

エーレも、死ぬつもりは無かったけど最悪に備えて呪いに近い聖印を刻んでいたわけですが……死が確定する前に、マリヴェルが贄となって開いたハデルイ神と対話する世界にかくまわれたことで、神による治療が間に合ったと。

愛する人の喪失を知ったことで、神殿勢がこれまでマリヴェルが自分を大切にしない、喪われる前提での物言いに傷ついていたんだぞ、と改めて釘を刺しつつ「自分の喪失でそれだけ絶望してくれたのは結構嬉しい」とか言っちゃうあたり、エーレも愛が重い。

 

エーレやルウィがその身を捧げ、共に人の理から少し外れることで、神の器となる運命から解き放たれたマリヴェル。まぁ始まりが「器」なので、そういう助力があっても全く「人」と同じという訳にもいかないようですが。

人の意志が起こした奇跡は、実に尊いものであったと思います。4巻で神官長たちが記憶を取り戻してくれたことと言い、これが見たかったんだよ……というのが見れる終盤の展開、実に良いですよね。

 

想えばこの物語は終始、人の想いによって紡がれてきてましたよね。神が存在する世界で、神術とかも色々存在はしていますけども。

エイネ・ロイアーこと初代聖女アリアドナ。

マリヴェルは彼女の過去を垣間見て、その想いの一端を知ってましたが……あくまで彼女の始まりもまた、人としての愛ゆえの暴走だったというのが何とも。

復讐という強い炎に突き動かされて、多くの犠牲を出したアリアドナを自分だったら許せはしないな……と思ってしまいますが。マリヴェルが最後、彼女と対話する時間を設けようとしていたのは、関心しちゃった。マリヴェル、なんだかんだ結構ちゃんと聖女やってるんですよね……。

 

エーレの呪いが伝播して記憶を取り戻した神兵たちが、マリヴェルを忘れたことに強い罪の意識を持ってるのも、彼らとしては苛まれ続ける悪夢みたいな感情でしょうけど、それだけマリヴェルを聖女として抱く神殿の一員としての意識がしっかりしてる、ということでしょうし。

アリアドナの策略によって北の隣国が攻めて来たのと、大樹が君臨しアデウス王都が壊滅状態に陥ったのは派手でしたけど。これだけの大騒動の終わりは、予想以上に穏やかなもので……神の愛によって守られたものも多く、悲劇的な別れで終わらず神官長との再会が叶ったのは本当に感動的でした。

 

……アリアドナによって歪められ続けた神殿ではありますが、マリヴェル就任の際に新体制を整えたのが多少は効いてましたかね。後始末に際してアリアドナ関連の情報は全て開示したみたいですし、このままという訳にはいかずある程度形を変える必要はあるだろうとされてましたが。……難工事であるのも確かで、先送りにされているのも無理はない。

 

全てが終わった後、これまで他国の聖女との交流を立っていたアデウスの聖女という厳しい立場になって、マリヴェル大変そうではありましたけど。それでも為すべきことを為してるのは偉い。

とある神殿関係者が「マリヴェルが脱走できてた頃は平和でしたね」とこぼして、あの頃みたいになれるように頑張りますと返したところ「脱走はするな」と真顔で返される一連の流れ、正直トップクラスに好き。

ゲーム世界転生<ダン活>~ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を<はじめから>プレイする~11

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「ゼフィルスがそこまで推すから決めたのよ。そこのところ、よく覚えていてね」

 

上級職が少ないリアル「ダン活」の世界。

だからこそ上級職に転職できる「上級転職チケット」の価値は計り知れず……原則として販売が禁止されていた。ただ、まったく売らないのも不満が溜まっていくから、国が特別な催しなどに合わせてオークションで出品したりするとか。

エデンメンバーもゼフィルス基準で上級転職が間近に迫っていて、だからこそオークションに出品されるチケットが欲しいという意見が出たりもしてましたが。

 

ボス周回が出来る分他よりも有利なのもあってゼフィルスはそれを却下。ただ、妖怪1足りないが悪さをしている中で、エデン内でも意見が色々と会って。まぁ最悪の場合、ゼフィルスがギルド結成前に隠し宝箱から見つけた個人所有のチケットを供与するという事で決着。

解決方法が見つかったから、という訳でもないでしょうけど。その後無事にチケットはドロップして。

 

エデンの1軍メンバー、盾役シエラ、ヒーラーにラナ、索敵にカルア、アタッカーにエステル、遊撃でゼフィルス……そしてバックアップの生産職のハンナがまず上級職に就くことに。

相変わらず知識を隠すつもりが無くて、曾祖母が『盾姫』に就いていたシエラでも知らないジョブについて欲しい、と言われて。ゼフィルスが推すのだから、と受け入れたシエラは良い子ですねぇ。……ちゃんとアピールもしてるのに、ゼフィルスにはさっぱり届いてませんが。

 

未発見のジョブを含む高位職への上級転職を、エデンメンバー全員が果たしたことを受けて、学園長が頭抱えることになったりしてましたが。

勇者の齎す情報を活かして、現状を変えていくつもりはあるけれど、そうでなくても転職制度が始まったりとかのタイミングで、要するにこれ以上は無理という事でいったんは学園長たちだけで秘匿することになっていましたが。

……そうやって上層部が保留しているうちにゼフィルスはもっとすごい勢いで駆け抜けていくだろう信頼がある。

 

まぁ、試運転でダンジョンに潜ったエデンメンバーが楽しそうだったから良いんじゃないですかね! 読者的にはハッピー。

番外編は、ニーコやカイリ、別ギルドながらゼフィルスの影響を多大に受けているマリー先輩たちの話で、外野から見てる方がやっぱりゼフィルスの破壊力凄いなぁと思うばかりでした。

電子限定特典が、ハンナ目線で「学園どころか世界初!? 上級生産職ってそんなにいないの!?」で、タイトルからして内容がよくわかる、良い話でしたね……。



ゲーム世界転生<ダン活>~ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を<はじめから>プレイする~10

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「いいゼフィルス? 私がいなくてもあまりはしゃぎすぎないでね?」

「そんなに念を押さなくても大丈夫だシエラ!」

「大丈夫じゃないから言っているのよ?」

 

夏季休暇を堪能する第10巻。表紙で浴衣着ていたり、水着を着ている挿絵が多かったのはかわいらしくて実によかったですね。

ニーコが仲良し3人娘に連行されていくところの挿絵とかも可愛くて良かった。

帰省するメンバーも居る中で、イベントを存分に堪能するためにしっかり全員居る間にスケジュール相談したり、シエラやセレスタンのフォローもありますけど、ゼフィルスなんだかんだちゃんとギルドマスターやってるんですよね。

本人がダン活の世界を堪能するために最前線を突っ走る暴走機関車すぎるのでアレですけど。学年1位を取ったりしているし、しっかりやることはやってる。

 

下部ギルド〈アークアルカディア〉から〈エデン〉への昇格試験を実施したり。

ボス周回で溜まりに溜まっていってる素材管理が、さすがに追いつかなくなってきたので、正式メンバーではないけれど、サポートしてくれる「助っ人」制度で人を入れようという提案がされたり。

アークアルカディアから昇格した後、下部ギルドに取り込む人員についてメルトやミサトと相談したり。今はまだDランクだけれど、もっと上を目指していくつもりしかないゼフィルスは今のうちから手を打ってるんですよねぇ。

それは今更言うまでもなく、高位職の条件に付いて学園に情報を流したり、有望そうな相手に声掛けしたり、特別授業で教鞭取ったりしてることからも分かっていた話ではありますが。アークアルカディアの面々もゼフィルスの戦法を学んで実践しようとしていたり、彼の齎した変化で成長している面々が多いのを実感する。

 

今回巻末の番外編で、帰省したラナとシエラのエピソードと、助っ人として採用された掲示板の商人1年生ちゃんことマリアちゃんと勇者ファンの会話が入っていたのは良かったですね。

学園に行くまでは行きたがってなかったラナが、そこで楽しさに目覚めて逆に王城での生活でストレスを感じるようになっていたり。しれっと幸猫様が王家の宝物庫にも無い希少ドロップだと明らかになったり。

あとは、シエラが実家で盾姫就任を祝われつつもゼフィルスとの関係についてつつかれたりしたのを、勇者ヤバいトークで乗り切ったのはちょっと笑っちゃった。

そうやって苦労して戻ってきたシエラ達も交えて、ギルドで実施したエクストラダンジョンでの合宿を満喫できていたのは、良かったですね。実に楽しそうだ。



ゲーム世界転生<ダン活>~ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を<はじめから>プレイする~9

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「ふふん。もっと褒めてもいいわ。むしろもっと褒め称えるべきね!」

「そうね。ゼフィルスは最近私たちを褒める回数が少なくなっている気がするわ。この機会にいっぱい褒めるべきよ」

「え、マジで?」

 

10巻の感想書こうと思って、ちょっと確認したら9巻の感想書いてなかったので慌てて書いています。

期末試験&夏季休暇直前。ダンジョンへ入れなくなるし、その後の休暇で王女であるラナのように実家に帰らないと行けないメンバーもいる。期末試験で赤点を貰うと、追試なんかなくストレートで補習になって、時間を取られることになる。

 

そのため、ゼフィルスはメンバーと勉強を一緒にして、夏季休暇を存分に楽しめるように奔走することに。

この世界の常識に疎いゼフィルスをしっかりとフォローしているシエラのサポート力が光りますね。

……試験に備える傍らしっかりDランク昇格試験の調整や、下部組織の設立までも進めているの、大忙しってレベルじゃなさそうですが。テンションMAXで乗り越えているのが容易に想像できるな……。

 

新メンバー歓迎だったり、Dランク昇格、試験終了と今回はまたいつにもまして打ち上げ回が多くて楽しんでるなぁ……という感じではありました。

番外編は、エデン加入を果たした仲良し3人娘の話と、ジョブ【コレクター】であり周回地獄に引きずり込まれることが確約されたニーコ、ゼフィルスが確保したがっていた鍛冶師であるドワーフ少女アルル視点の話がありました。常識揺さぶられている場面がそこそこあって面白かった。

ゲーム世界転生<ダン活>~ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を<はじめから>プレイする~8

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「〈エデン〉はいずれSランクになるギルドだ。やる気があって実力もアル。そんな人しか受け入れられないぞ?」

 

順調にダン活ライフを堪能しているゼフィルス。

彼の率いるギルド〈エデン〉のメンバーも、時に暴走するゼフィルスに負けずと突っ走ってる状況ではありますが。

近く、中級中位のダンジョンに挑むにあたって、カルアの装備が乏しいと話題になって。すわ爆速進行の弊害かと思ったら、カルア、自分の報酬の多くを食費に注ぎ込んでいたと聞いて笑っちゃった。もうちょっと貯蓄しようや……。

 

初めてオークションに参加して装備を新調したり、ラナの好物のジュースをセレスタンから謎の資金援助を受けて落札したり。

他愛無いはずの事でもワイワイ楽しそうにしてるの、良いですよねぇ。新装備のカルアの挿絵があったのは良かった。可愛い。

レア度高いけどエデンでは使わないアイテムを納品して、ぬいぐるみという報酬をゲットして、ほとんどのメンバーが感動してたのも微笑ましかったというか。

仲も良いし、可愛いキャラたちが可愛いもの愛でてるシーンも多くて、なんか見ててホッとする。

 

新たに加わったメンバーであるミサト。彼女はこの作品で定期的に登場する掲示板の住人と交流があるキャラだったわけですが。

そこの伝手も駆使して、エデンの新規メンバーを募集する大面接会を開催することになって。注目度が高いこともあってゼフィルスが頭を抱えることになってましたが。

条件ややこしいの多いのに、ゼフィルスが干渉することなく「歌姫」についている子が居たりして、エデンメンバーが飛びぬけているのを置いても、優秀な人員が多いですよね子の世代。

毎度爆弾を投下するゼフィスルの育成論講義の影響も結構ありそうではありますが。

 

上に向かって止まらずに突き進んでいるのが〈エデン〉である一方、激変の時代において落ち目に入ってしまうギルドというのも出てきて。

メルトの所属していたギルドなんかも転職に飛びついて戦力減したことでメルトに見限られてましたしねぇ。Aランクギルドのテンプルセイバーは、エデンによって注目を集めた「馬車」のレシピを求めて上位ギルドに挑んだ結果、自分たちの作戦の核を成すアイテムを失ってしまって。

 

そのことで下位ギルドのギルマスが、ギルドの枠からあぶれるメンバーを早い段階で逃がすなんて事態も起きていたわけですが。

そのおかげで、ゼフィルスが「竜が居ない」とされている作中世界で御伽噺にしか見られない「竜騎姫」になりたい、という育て甲斐のある人と出会えたわけですから、何が影響するかわからないものですなぁ。

ゲーム知識を持っているゼフィルスにかかれば、その夢は叶うの確定してるんだよなぁ。良かったね、と早めの拍手を送っておくことにしましょう。

 

電子版特典SSが「ハンナのノエルさん、ラクリッテさん、アイギスさん案内回!」。ハンナも順調にエデンに染まってしまってまぁ……というのが分かる回でしたね! スラリポにハマりすぎたのもありますが……。溢れるほどの魔石とは……。

ゲーム世界転生<ダン活>~ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を<はじめから>プレイする~7

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「悪いな」

「いいわよ別に、効率の良いことだけさせるのもダメ、なのよね?」

「おうよ。ダンジョンは楽しまなくちゃいけない」


ゼフィルスはいつも通り楽しくダン活ライフを満喫していました。

ギルド「エデン」のメンバーは、彼に伝説の役職に就けてもらった恩義があったり、彼の暴走に付き合える気合の入った人々が多いですが。

よく彼に振り回されている男子、サターン達からすると横暴で自分たちに高難易度の課題を与えてくるし、自分たちより強くて目立ってるし、エデンは傍から見るとハーレムギルドになっているし。


そんな鬱憤が溜まりまくった結果、サターン達のギルド「天下一大星」たちからギルドバトルを挑まれることになっていましたが。エデンの女性陣がめっちゃやる気だったの面白かったですね。


それ以外だと、第一回ゼフィルスの講義が注目に値するものだとして、第二回講義では外部から聴講に来る人々が多かったわけですが。

偉い人がきすぎて挨拶が多すぎて授業が押して、ちょっとイラっと来たゼフィルスが「忌避されがちだが、転職はするべきだ! 中位職に就いてから条件を満たし、高位職に就くべきだ!」と主張。勇者からの爆弾情報によって、新制度を設ける必要が出てきた校長先生とかは大変ですね……。



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ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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