気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

榎宮祐

ノーワーク・ノーライフ2025

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2025年冬コミ(C107)新刊。

相変わらず色味が芸術的というか、この単純なグラデーションとは違う鮮やかさが良いですよね。

VTuber・堕天みろさんのキービジュアルとか立ち絵素材もあったんですが、キャラクターデザインの工程も乗っていました。

描いたことないといいつつエンブレムもマスコットも可愛く仕上がっているのはお見事。

ラフで容姿が先に固まっていってましたが、色を考えてなくて自分で厳しめのツッコミ入れてるのが、流石に笑えました。

 

あとは肌色成分多めのイラスト(文字とか白い光とかで隠されていますが)もまぁまぁありつつ、特別ちっちゃい子が好きなわけじゃなくて「どっちもいいよ」といってるのも決して嘘ではないんでしょうけど……その2タイプならんでるページでのコメントで別の話始めたのが答えでは……?

 

あとがきで昨年刊行の『ノーワーク・ノーライフ2024』でノゲノラの新刊が上がっているハズだ、と語ったが2511月に上がったそうです。「つくづく計画通りに行きませんね」と語られているの、ちょっと笑ってしまった。

ちなみに私が感想書くのにも大分期間があいてるんですが、その間に作業が進み刊行予定も出ましたね。264月になった模様。楽しみです。

ノーゲーム・ノーライフ 第二章 東部連合編3

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「みんな――気付いてないの? 『この世界の攻略法』」

 

先王が愚者として名を残すことになろうとも、次代の「再起の王」の為に残した希望の情報。

それを得た空達は、意気揚々と獣人種の大使館へと乗り込むことに。

過去に張り合ったことがあって国民感情は良くないそうですが……エルキアからは書簡を送っているけど、獣人種の側が応えなかった、と。

ステフも出来る限りのことはしてたんですけど、そうやって舐められてしまうあたり人類種の立場は弱いんですねぇ……。

 

シンプルに他種族のスペックが高すぎるんですけどね……。

そういった直近の意地の張り合いだけじゃなく、元々長く争いを続けていた世界で、遊戯の神テトがトップに立ったせいで、「争いを禁じ、ゲームで決着をつける」世界になったから遺恨残りまくり何ですよねぇ。

ジブリール、獣人種の次席大使であるいのとバチバチ言い合いになってましたし。

いのも自国に不手際があったら謝罪したりしてますけど……彼もまた、侮る心を捨てきれず。

 

先王の遺したものを存分に活用した空白によって、追い詰められることに。

獣人国の「必勝ゲーム」のカラクリを暴いた空白。そんな状況で、莫大なチップを相手が賭けのテーブルに乗せたために、逃げる事すらできなかった。

いやはや、引き込み方が上手いですねぇ、空。

盟約の守護を受けてる象徴である「種族のコマ」を賭けることで獣人種を逃がさず、そしてただ傍観するわけにもいかない「覚悟のある奴」を呼び寄せる一手にもしたのは見事。

……その後のゲームは、必要があったとはいえ無茶しすぎだとは思いましたけどね。

ノーゲーム・ノーライフ 第二章 東部連合編2

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「お前は強い だが」

「その強さゆえに勝手に負ける」

「それがわからないから 闇弱だっていうのさ」

 

天翼種が伝統的に行うゲーム「具象化しりとり」。

ただのしりとりではなく、口にした単語がその場にあれば消え、なければ出現する。そうした規則で動く。限定空間を展開するので、死んでも復活するけれど、死んだらゲーム継続不能で敗北する。

 

そんなゲームで、盟約に誓ってプレイしている空白と天翼種ジブリールは影響を受ける範囲が限られている。しかし、一緒に来たステフはそんなことはなく。モンスターが出れば追いかけまわされる、と。

ジブリールのお遊び半分で呼び出された類とはいえ、なんだかんだ逃げ延びてるステフ、強いですよね……。空も彼女がいなかったら勝てなかったと評価してましたし。

 

そしてジブリールという頼もしい味方を得て、欲してやまなかった他国・他種族の情報を得られるようになった空白。

ケモ耳種族という事で目を付けた獣人種の国。

しかしジブリールですら過去に一度敗北を喫し、エルフたちの国ですら4度敗北している。「ゲームに関する記憶を消す」ことを盟約に盛り込んだ「初見殺しゲーム」で勝ち続けている東部連合。

 

……そこに8度も挑んだ愚か者と言われているのが先王だ、と。知識の宝庫をジブリールに奪われているあたり、失着を打ち続けていると思われるのも無理はない。

ただ空は違和感を感じていた。国力の割にジブリールが勝負の席に着くくらいの蔵書を蓄えていたり。領土をかけまくって大敗したけど、それは資産価値は高くても人類種では活用しきるのが難しいものが多く……「知っている奴の行動」とかなりの高評価。

実際、空が信じている「人類の可能性」を体現したような人だったと明らかになった展開は熱くて好きですね。


ノーゲーム・ノーライフ 第二章 東部連合編1

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「弱者らしく戦い――弱者らしくほふることをここに宣言する!」

 

東部連合編とあるように、空と白が人類種の玉座に就いた後を描く作品。

2人ともゲームに関しては飛びぬけているし、その勝利を盤石なものとしている頭脳とかはあるけれど、人間的にはダメダメな部分も多いんですよねぇ。

……いやぁ、正直懐かしい気持ちになりましたね。原作読みなおそ。

 

王様に就任した時の演説では、それらしく格好良いことを言ったけど、日常ではボロボロ。

先王の孫娘であるステフは、空たちをどうにか真人間にしようとディスボードのルールに則った上で、空達を交渉の席に座らせるためにゲームを仕掛けたりしてますが……惨敗。

負けヒロインが似合ってますよね、ステフ……。なんだかんだ彼女は彼女で有能なハズなんですけどね……。

突如現れて玉座に座った空白コンビに反発する勢力は、当然生まれたわけですけど。王家に連なる家に利権を流すことで対抗勢力の力を削ぎ落して、無血で全勢力を取り込める状況作ってるのは凄いよ。

 

ふざけまくってるように見える空白でしたが、ゲームに対しては真剣で……。

人類種はかなり追い込まれている状況だから、挑むのであれば準備を万端に整えないといけない。

しかし、そのために必要な情報が不足しているというジレンマに悩まされていたわけです。

欲を言えば他種族……例えば「神殺しと言う武力を持ちつつ、知識の収集を喜びとする」種族である天翼種を味方に引き込めれば良いとまで考えていて。

……そうしたら過去に先王が天翼種に負けて、図書館を奪われたことやその天翼種が今もそこに住んでいるという、空白が欲していた情報ドンピシャがステフから飛び出してきて……そのまま天翼種に挑みに行くあたりが、実に空白ですねぇ。

クロックワーク・プラネットⅣ

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「最善(ベスト)など求めるな。つまらん。それは君の終着点にすぎない」

「……」

「最良(ベター)でいいのだよ。それは妥協ではなく挑戦だ。君は常にそう在るべきなのだ。それがすなわち君の旅路なのだから」

 

例によって積読。

帯が、アニメ化「企画進行中」なんですが。

とっくに放送終わってるっての……何年積んでるんだ(四年)。

 

世界最悪の犯罪都市、区画シャングリラ。

ここでは買えないのは良心と品性とか言われるくらい混沌に満ちた退廃の街。

表向きテロリストという事になってるナオト達一行は、ここでアンクルの整備に使える部品を調達しようとしていて。

その筋では有名な技師の下を訪れて……けんもほろろに追い返されてましたが。

ナオトは先達との出会いと会話から多くのものを得て、さらに先に飛翔したようですね。

 

ただ、彼ら有名になりすぎてるので、この区画の有力者に目をつけられて。

大人として動かざるを得なかったハルターはお疲れ様です。

ナオトの異能とマリーの才能が目立ちますが、ハルターも化け物側ですよね……おっかないにもほどがある。

つくづく敵に回したくない集団ですよ、ホント。

テンプという新しいYシリーズとの出会いやら、神話、ブランドを作れという助言ですとか先に繋がるネタも出てきてるのでその内五巻出ると嬉しいですが。どうなりますかね。


ノーゲーム・ノーライフ10 ゲーマー兄妹は過去を払わされるようです

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「真に最も劣る我ら『  』が。如何に勝ち――勝ち続けて征くか……不遜にも我らと同じ劣等を誇り、極めんと志すなら――よかろう。心して拝聴するがいい……」

()

「――――――『不正(イカサマ)』して勝つのだ……っ」

 

クーデーターによって国王の座を追われた空と白。

ジブリールとイミルアインを連れて、潜伏し……薬屋やって日々を面白おかしく過ごしてるとか、楽しそうだな本当……

フィールとクラミ―が3週間さがしても見つけられずにいた辺り、割と本気で隠れてたようですけど。

 

その薬屋に、ドワーフが『薬をツケで寄越せ』とか伝言を持ってきて。

ドワーフの棟梁とゲームをすることになっていましたが。

手先が恐ろしいほど器用だという種族、ドワーフ。

その種族の生き様は……何というか息苦しさがありましたね。

『完璧ごときで満足してっから地棲種まだ“こんな停滞(トコ)”にいんだよッッ!!』と空が吠えてくれたのはスカッとしましたね。

 

わざわざテトが外から空と白を連れてきた位ですから、この世界に生きる種族は多かれ少なかれ停滞してるんでしょうが。

……『対象を概念的に巨乳にする』武器を作り上げる方向に拗らせてるのはどーなんだ……これぞ技術の無駄遣いというか。

最後のゲームで、空たちが会場に手を加えて打った手も、中々に大人げないと思いましたけど。うん、まぁ……彼ららしいといえば彼ららしい。

 

今回獣人種はかなり大人しかったですねぇ。

これ以上思惑が入り混じるとさらにカオスになるので、ちょうどいい塩梅だった感じもしますけど。

さて、今回の騒動がひと段落したかな……と思いきや、次のトラブルが。さて、今度はどこが仕掛けてきたのやら。



ノーゲーム・ノーライフ9 ゲーマー兄妹は一ターン休むそうです

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「今度こそは。次こそは。……勝ってみせる。そう、思える世界だ」

 

ついに神霊種も降し、全世界から注目を集めるエルキア。

空白の次の一手は――内政を停止させ、神霊種・帆楼のアイドル化計画に精を出してました。

……どうしてこうなった……という感じで今回も暴走してステフが振り回されてましたが。

 

いやまぁ、これまで連戦連勝。これまで破られなかったゲームをいくつもクリアーした彼らの事を各国が警戒している状況。

他国の間者であるという疑惑が捨てきれず、その隠している札を探っている時期だから、エルキアで空白がやる事なんて早々ない……

 

という空の予想は、機凱種がやってきたことで覆された、というか引っ掻き回されることになりましたが。

彼らも彼らで、大戦以降苦悩を抱えていたんですねぇ。

初登場時からしばらくスペック高いのにそれを全て無駄遣いしているポンコツ感が溢れかえってましたが。

まぁ、今回空たちとゲームをしたことで意識改革は少し進んだでしょうし、上手く前へ進んでくれれば良いんですが。

一ターン休んでた空白が、待っていた事が最後やって来ましたが、まさか一度これまで作ってきたものを崩そうとして、それを実行するとは……


ノーゲーム・ノーライフ プラクティカルウォーゲーム

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「よーするにぃ――この星を丸ごと殺してしまえばいいのですよ♥」

 

積読消化―。

幽霊たちの行動によって、大戦が終わったディスボード。

けれど、大戦を終わらせようとしていたのは決して幽霊たちだけではなく。

強者として力を、知恵を尽くして、盤面を動かそうとしていた者も居た。

 

森棲種、シンク・ニルヴァレンが見た大戦の一幕……えーっと、彼女に振り回された人々は本当にご愁傷様ですと言いますか。

幽霊はコレを出し抜いて勝利したんだなぁ、と思うと本当尊敬します。

そしてそんな森棲種の計算を吹き飛ばしていったジブリールは……うん、相変わらずだな……

 

大戦模様を描いた中編の他は、空と白を仕事に駆り出そうとするステフの奮闘を描く短編。

クラミ―とフィールの交流と、改革に動き出す様子を描いた短編。

そして――大戦時に好き勝手やってるジブリールの中編と、中々読み応えのある作品がそろっておりました。

褒美を取らせると言われて、自分たちの創造主に天撃を打ち込んだり、不可能とされる龍精種の単独撃破にチャレンジしたりと、無茶してるなぁ。

最終的におおよその目的を達成するあたりスペックは高いというか。何度も失敗して、治療を経ての結果だから、精神的にタフだよなぁ、と感嘆してしまう。


ノーゲーム・ノーライフ8 ゲーマー兄妹たちは布石を継いでいくそうです

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「約束したんだよ……二度と、この手を放さないし――」

「……後悔して、死ぬのも……もう……いや、って……」

 

神霊種との双六ゲーム、決着。

最後の難関は、かの大戦を再現したジブリールの提示するゲームで。

早々にゲーム盤から脱落したプラムが全盛期の吸血種として、いの、クラミ―、フィールを圧倒していますが……

十の盟約の制限が無い世界で戦争して、よくもまぁ、この世界原型保っていたもんだな、と改めて思いました。えぇ。

 

さて、ジブリールがなぜこんなゲームを始めたのか、という理由も描かれてましたが。

サイコロを使用すると、質量存在時間を失う。

他の面々は、肉体年齢が減少する形で表れていましたが……ジブリールは、魔法生命であるが故事情が異なって。

 

想像を絶する恐怖を体験する羽目になり……それ故に、空と白に挑む決心をしたようですが。

テトの降臨という強制終了イベントがない大戦を、制限時間の関係で恐ろしい速度で進んでいく戦略ゲームを乗り切り、時間終了までしのぎ切ってしまうんだから流石空白というか。

 

今回のゲームは壮大だった割に得たモノは多くない……というか、次回以降に向けたネタを仕込んだ感じでしょうか。

神霊種のゲームを無事にクリアし、神霊種の少女を連れ出して仲間にして。

おまけとばかりに、今回の出来事をきっかけにクラミ―とフィールを戻れなくして、無理やり陣営に巻き込んでいく辺り、空も白も容赦ないな……

これをゲーム開始前に予測して、事前に準備してきたって言うんだから化け物かよ……

さて、このゲームの決着を観測した他種族がまた動きそうですが。どう接触してくるのやら。


ノーゲーム・ノーライフ7 ゲーマー兄妹たちは定石を覆すそうです

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〝皆が俺を信じるとでも?“――と、自身の不信を根拠に。

裏切りあわないなぞそもそも不可能、と断じられたステフは天を仰いで零した。

「どうすればいいんですのコレ……説得力しかないですわ……」

 

積読消化―。

序列第一位、神霊種とのゲームに挑む空たち。

ゲームは、巨大な双六。ただし、サイコロは自分たちの命で、増減によって年齢が変動したりするし……全てを失った場合は、当然ゲーム続行不可能の為リタイア。

 

オマケに、ゲーム開始直前の記憶は徴収されてプレイヤー達のルール設定時の記憶がなく。

更には、記憶を失っていない裏切り者まで紛れ込んでいる。

双六に参加しているのは、いの、いづな、プラム、空、白、ジブリール、ステフ。

巫女さんは、ゲーム開始時に命を徴収されたため、開始時には不在。

けれど……裏切り者がいる? そんなの、この面子でゲームしたら、皆裏切るだろ? という空の断言を否定できないのが辛い……仲いいのやら悪いのやら。

腹の探り合い大好きだな、このクソゲーマーども(褒めてる)。

 

それにしても、また色々ネタを仕込んだ壮大なゲームだなぁ、という感じですが。どんどんルールも複雑化していくので、今後の展開が大変なんじゃとか思ったり。

……双六盤が物理的に巨大すぎて、空たちはかなり移動に苦労してましたがね。

いのと同じ勘違いをしていたので、後半のあの場面では笑うと同時にそういうカラクリか、と驚きました。

……その後、怒涛の裏切りコンボが入るので、いのの胃が少し心配ですが……まぁ、あの爺さんなら胃に穴あいても何とかなりますよね!

まぁ、空白もジブリールからの無茶ぶり喰らってるので、それぞれ頑張ってくださいとしか。

 

 
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