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「……騙されたよ。表面上は人畜無害な幼女だが、その内側には獰猛な獣がいたとはな」
「いい子の時間は大人が起きているときに。大人の時間は子どもが寝たときにってな。なら大人が眠ったら? くくく、分かるだろ、バニス。悪い子の時間だって相場が決まっているんだよ」
圧倒的な実力を持ちながらただの幼女を演じているシャロン。
「勇者の亡霊」という偶像を創り上げ、自分と別の存在だと認識させることで魔族を揺さぶり、人類を狩る側だと思っていた魔族に大打撃を与えることに成功したわけです。
しかし、ある意味では上手くやり過ぎたというか。
紅魔臣であるバニスは、自ら部下を処断する必要に駆られたこともあり、「勇者の亡霊」の正体を暴くため大きく動くことになるわけです。
「勇者の亡霊」が執着してると思しき、シャロン。
そんな彼女と親しくしている学生勇士であるモニカにリナ、ヴィクトリアを伴って調査に赴くことに。表向きは、ヴィクトリアとシャロンが魔族に襲われたとされる場所の調査任務で、教員としてバニスも同行するって形でしたが。
……哀れ、罠にかけられたのはバニス達だった、というわけです。シャロン、敵幹部を撃退するまでやっても、自分から正体を明かす以外で正体バレてないの凄いですよねぇ。
強さだけじゃなくて、演技も上手い。決してストレートに人類の味方というわけではなくて、自分の楽しみを優先してる部分はありますが。この強さを見ると、魔族に追い込まれた現状を打破する起爆剤にはなってくれそうだ、という期待がある。
紅魔臣であるバニスが死んだことで、新たな人材が派遣されてきて……また大きな動きが起きたりしてましたけど。
それすらも危なげなく撃退したシャロンは、戦闘面では本当に頼りになりますね。
転生者で原作知識もあるモニカの秘密も、その騒動の中で明らかになって……学生勇士の仲にヒビが入りそうな終わりでしたが、ヴァン、実力的にはまだ青いけど格好良いですね。どんな決着になるのか、続きが楽しみです。