「目が覚めたとき 近くにいる男を頼りなさい
そして 彼を助けるのです――……」
気が付いたら謎の空間にいたルーデウス。
前世のニート姿になって震えている彼の前に現れたのは、謎の人型。「ヒトガミ」と名乗るその存在は、ルーデウスに助言を与えてくるわけですが。顔にモザイクかかってて実に怪しいな……。
大規模な魔力災害に巻き込まれ、魔大陸にやってきてしまったことをヒトガミから知らされたルーデウス。
彼の前には恐怖の象徴スペルド族。
一瞬、恐怖でルーデウスも振るえてましたが、冷静に周囲を見たら自分もエリスも無事で、「助けてくれたのか」と考えられるのが偉い。
ヒトガミという存在のうさん臭さはルーデウスも感じていて、その思惑通りに行動するのは危険では、とは考えた。でも、ヒトガミとは逆にルイジェルド自身は信用できそうだ、というのが悩ましいところですよね……。
ロキシーの教えでもスペルド族には近づくな、と言われていましたけど。それでも自分を信じることにした彼の判断は良いですね……。
まぁ、エリスだけでも無事に送り届けなくては、という責任感とかもあってルーデウスも色々か囲んでしまってる状況ではあるんですけどね。
そんな状態でルイジェルドの過去を聞いて、その目標に協力を約束しちゃうあたり、人が好い。