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「一緒に立つって……!」
(略)
「そう――決めたじゃない!」
カラー口絵でリシアとフィオナの水着姿が見られたの実に良かったですね!
……というのは一旦置いておいて。
季節は夏。ウィンディアの騒動を終えたレン達。魔王教の活動が活発になっている懸念事項はあれど、まだ学院の生徒なので中間考査という課題も迫っていて。
勉強教え合ったりしてるの、若者らしくて良いですよねぇ。
何回か言ってると思うんですが、『物語の黒幕』とタイトルで評されていますけど、ゲームにおけるレン・アシュトンの行動って、黒幕って言うほど暗躍してる感はないんですよねぇ。どちらかというと、運命に振り回されているようにも見える。
彼はどうしてゲーム時代にリシア達の命を奪い、逃走する羽目になったのか。それは今もなお見えてこない部分ですが……。
ゲーム時代のレン、情報を求めてエドガーに接触したのは以前にも描かれていましたが。ラグナとも交流があったり。他にも協力者がいるっぽいんですよねぇ。謎が深まる。
試験を終えたレン達は、クルシェラという都市で行われる夏の催し『祈りの夜々』に足を延ばすことに。そこで、レンの前で感想の最初でも触れた水着披露するイベントがあったわけですが。
恋敵ではあるけど、リシアとフィオナそれぞれ相手を尊重してるし、なんだかんだ仲も良いの好きなんですよね。レンはもう、責任とって二人とも幸せにして。
英爵家の面々も遊びに来ていて、そこでレンが男友達と遊ぶシーンもあったのは新鮮で良かった。ラディウスも友人ではありますけど、皇子という立場もあるし近ごろ立て込んでるからあまり遊ぶ時間もなさそうですしねぇ。
そしてその催しに合わせて魔王教に与する人物が事件を起こし、レン達は対処に奔走することになったわけですが。
孤立してしまったレンを助けに、リシアとフィオナが駆けつける展開は実に良かった。リシアも一段上に上りましたしね。……恋の戦いの方はまだまだ足踏みしてますが。
8巻も決まっていて、あとがきによれば大きな転換点になるエピソードになる予定だそうで、今から楽しみです。