「くたばりな、魔人!」
「魔女狩りを執行する」
えーっと、なんというか、帯に「バトルファンタジー」とあるけれど。
それを期待すると痛い目見るんじゃないだろうかというか。
弟子の少女の存在理由がさっぱりわからんというか、なんというか。
うん、端的にまとめれば、合わなかったし楽しめなかったになるんですが。
主人公とりは岬が苦手だったかな、という感じ。あとは文章も、ちょいと苦手。
魔女に家族を奪われた少年、イツキ。
一人生き残った彼はいつしか最強の魔女狩り屋と呼ばれるようになっていた。
・・・とあらすじにはありますが、これで最強になれるんだったら、魔女たちもたまったもんじゃないでしょう、というか。
魔女って案外チョロいんだろうか、とか。
いやなんか封じられた左手とか黒歴史呼び起こしそうなアレは確かに強力だと思いますが。
あちこち説明臭いのがなぁ。
岬は岬で、魔女になって世界征服したいとか夢を持っていますが。
あの性格からすれば、能力があってもまともな形での征服、正面から武力で屈服とかそういうのはなさそうだよなぁ、というか。最強の魔女狩り屋と魔女の友人になった彼女としては、うまく説得できればそれも可能なのだろうか。