気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

王女殿下はお怒りのようです

王女殿下はお怒りのようです5 邂逅、そして

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「まぁ、好きに呼んでくれて構わないわ。これからもよろしくね、ジーク」

「こちらこそよろしくお願いします、ドロッセル様」

 

公爵家で起きた反乱の鎮圧には王家からの兵隊も派遣されていて……。

ドロッセルの妹であるクリスタは、自身の行いに関しては認めたものの両親はみっともなく足掻いていて、どうしようもないですねぇ。

レティシエル以外の公爵家の面々が大なり小なり関わっていたことで、爵位はく奪の上王都から追放されることに。

一方でレティシエルは問題の早期解決に貢献したこと、今後彼女の持っている知識が必要になるだろうことから、軽微な罰に留められることに。

まぁ、実質公爵家が取り潰しになる関係で爵位こそ喪ったものの、学園長が監視者と言う名の後見人になることで、学園には変わらず通えるようになったのは良し。

 

友人たちも登校を再開したレティシエルとの再会を喜んでくれてましたしね。

ただ、大問題が解決したわけではなくて……精霊たちからの接触があり、情報提供してもらえることになったりしたのは、ありがたかったですね。

白の結社側の中でも頭領に近いだろう、とレティシエルが推測した相手が、彼女と同じく1000年前からの転生者であり……レティシエル自身と因縁があり、彼女が転生することになったきっかけを作った人物だった、というのは因果だなぁというか。

 

レティシエル視点の情報を聞く分には逆恨みっぽくて、ここまでの事をしてかしてるんだから逆に大したものだというか。

一応「この世界から魔術を滅ぼす」という別の目的も掲げていて、そのために準備を進めていたっぽいのが厄介ですねぇ。

白の結社に加えて、イーリス帝国が同盟を破棄して動き始めてるあたり、火種が多くて頭痛いなぁ。どうなるやら。

王女殿下はお怒りのようです4 交錯する記憶

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「他人から見れば、それは愚かに見えるかもしれない。でもそれがあなたの望んだ結果なら、それはそれでハッピーエンドじゃないかしら?」

「……」

「正しいも間違いもない、私は私の正義、あなたはあなたの正義を貫いた。それだけのことよ」

 

レティシエルは、以前得た権利を使い王立図書館に赴いて黒い霧についての調査を始めましたが、はっきりとした答えは見つからず。

むしろ謎めいたメッセージを発見して、謎が深まった感じすらしますね。

そんなある日、彼女の実家フィリアレギス公爵家の領地で暴動が発生したという知らせを聞いて。

侍女ニコルが病床の母を心配して休みを与えたタイミングの事件だったため、レティシエルは領地に急行することに。

 

原因となった公爵家の圧政を終わらせるため、長男フリードと対峙する流れになっていくわけですが。

二か月くらい前に興った新規事業のためとして男手を集め、酒が甘くなるからと鉛を混ぜ込んでいるとか、領内に毒バラまいてるじゃん……。

そもそも公爵家領内では数年前から飢饉が起きてるっていうし、これは酷い。横暴を働く傭兵団とズブズブだし、現地で信仰されている教会のシンボルを身に着けて、混乱を助長させようとしてるし。

……まぁその聖レティシエル教会は、黒い霧関連で暗躍している白の結社にも隠れ蓑に使われていたのですが……。

 

領地で起きたトラブルのために、クリスタもまた現地入りしてドロッセルと対峙することになっていたり。

レティシエルではなく、ドロッセルの過去の記憶を垣間見る瞬間があったり。

過去の王女の転生者というだけではなく、ドロッセルとしての描写も今後重要になってくるんですかね。



王女殿下はお怒りのようです3 暗躍せし影

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「……あなたを信じて、良かった……」

 

精霊王の2人はレティシエルに懐いていましたけど、他の精霊たちからするととんでもないことで、叱られている場面もありました。

魔術使いのレティシエルに対して敵意を向けて来てましたが、黒い霧への対処に協力したことで、一時保留にはなったのかな?

実家と縁を切って、自由を謳歌していたレティシエルの前に姉のサリーニャがやってきて。

直接乗り込んできたうえで探るような言動をしてきたり、まぁいい気はしませんよねぇ。その裏側で妹のクリスタをけしかけて、レティシエルの友人であるジークに接触し、彼を支援するからレティシエルを裏切れと唆しに動いているんだから、公爵家の人材は本当にもう期待できないな……。

ジークが、これまでの交流があるドロッセルの方を信じて、クリスタの誘いをはねのけてくれたのは正直痛快でしたね。

 

王国内部で大胆に活動していた人身売買を目論む集団に、友人が攫われて戦う羽目になったものの、彼女の知識にない力を振るってきたりしていたので、ただの人さらいとも思えないのが不穏。

それを退けた後、開催された学園祭で姉妹が絡んできた時もなんだかんだ撃退には成功していたので、ある程度の問題対処能力があって味方してくれる人もいる状況は助かりはしますが……。

人さらい側の協力者とサリーニャが接触していたりするあたり、目の前の問題には対処できても根治出来てない状況は不安でもありますな。いつか爆発しそう。

王女殿下はお怒りのようです2 精霊王の来訪

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「悪い人間の中にはね、倒さないといけない人と倒す価値もない人たちがいるの。あの人たちは後者、わざわざ倒す必要も無いわ」

 

異形の怪物を退けたレティシエル。

その裏に王太子がいたこともあって、彼女の両親たちは専属執事のルヴィクを問い詰めていましたが……。

国王は、王太子を甘やかしていた罪を自覚してるので、それを止めてくれたレティシエルに謝罪とお礼、そして婚約を破棄することを認めてくれたりと、レティシエルに寄った判断を下してくれたので良かったですけど。

 

まぁ、レティシエルが見せつけた魔導技術が国にとって必要だったから、協力を要請するために譲歩したという部分もあるみたいですが。

そのあたりの調整に気を配れる王なのはありがたい。……レティシエルの両親が公爵家当主夫妻のわりにはいろいろと拙いからなぁ……。

 

魔術研究のため学園にスペースを与えられたり、問題の多い公爵家を出て屋敷を与えられたり、少しずつレティシエルの活動範囲が変わっていったわけですが。

そんなある日、人の前から姿を消した精霊の存在をレティシエルは確認して。

初手戦闘になるトラブルはありましたが。その後仲良くなれていたのは良かった。

魔素を操る魔術使いは精霊たちから敵視されていて、場合によっては殺害も辞さないという状況なのは気がかりというか。1000年の断絶を感じる。

あとは、ドロッセルにとって姉に当たる人物が公爵家に帰還し、ドロッセルの妹から話を聞いて、何か企んでいそうな終わりしてるのも厄介ごとの気配感じますが、さて。

王女殿下はお怒りのようです1 転生王女と古の力

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「……なるほど、よくわかったわ。つまり私は今までに人生の貴重な時間をかなり無駄にしていたってことね」

「はぁ…………はい?」

「なんてもったいないことをしていたのかしら。これから食事は全部、部屋に運ばせて頂戴。食堂に行く時間があったら自分の好きなことをやる方がよっぽど有意義だわ」

 

WEBからの書籍化作品っぽいですけど、記事作成時点ではもう小説家になろうの原作は削除されてるみたいです。

戦乱の時代に辺境の国の王女ととして生まれたレティシエル。大陸全土が争いの炎で焼かれる中でも、辺境は多少は穏やかな時間を過ごせるときもあったようです。

けれど、隣国から攻め入られて国土を荒らされ国民も殺された。王国の至宝と言われた高度な魔術師であったレティシエルだけは確保しようという思惑はあったようですが……王族としての矜持を胸に、彼女は自ら命を絶った。

 

次に彼女が目覚めた時、レティシエルは千年後の未来に転生していた。

公爵家の令嬢ドロッセルの体に、レティシエルの記憶だけがある状態で……彼女はこれまでのドロッセル自身の記憶もなく、千年後の常識も分かっていなかった。

ドロッセルは魔力が無い体質であり……レティシエルの常識でいえば、「魔術」に天性の才能がある最高の体だった。

しかし現代においては、個人の持つ魔力量とそれによって影響される「魔法」と呼ばれる技術の方が一般的で……ドロッセルは無能令嬢扱いされていた。

 

現代の魔法技術はレティシエル目線では粗が多く、間違いを指摘して教師たちの常識を破壊して。

自分の知りたいことを知るために図書館通いを続け、同じく落ちこぼれ扱いされている令嬢や、前世の夫に似ている少年と出会い、彼らと交流していく過程でレティシエルが現代に少しずつ適応していく話ですね。

 

婚約者の王太子も、ドロッセルの家族や使用人も、彼女の事を無能と見下して低く扱ってきますけど。

魔法陣の改良なので才覚を示した彼女のことを、学園長みたいに認めてくれる人もいるのは、まぁ良かったですかねぇ。レティシエルの行動によって、色々と揺さぶられていく世界がどうなっていくのか、今後が楽しみではある。



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ちゃか

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