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「まぁ、好きに呼んでくれて構わないわ。これからもよろしくね、ジーク」
「こちらこそよろしくお願いします、ドロッセル様」
公爵家で起きた反乱の鎮圧には王家からの兵隊も派遣されていて……。
ドロッセルの妹であるクリスタは、自身の行いに関しては認めたものの両親はみっともなく足掻いていて、どうしようもないですねぇ。
レティシエル以外の公爵家の面々が大なり小なり関わっていたことで、爵位はく奪の上王都から追放されることに。
一方でレティシエルは問題の早期解決に貢献したこと、今後彼女の持っている知識が必要になるだろうことから、軽微な罰に留められることに。
まぁ、実質公爵家が取り潰しになる関係で爵位こそ喪ったものの、学園長が監視者と言う名の後見人になることで、学園には変わらず通えるようになったのは良し。
友人たちも登校を再開したレティシエルとの再会を喜んでくれてましたしね。
ただ、大問題が解決したわけではなくて……精霊たちからの接触があり、情報提供してもらえることになったりしたのは、ありがたかったですね。
白の結社側の中でも頭領に近いだろう、とレティシエルが推測した相手が、彼女と同じく1000年前からの転生者であり……レティシエル自身と因縁があり、彼女が転生することになったきっかけを作った人物だった、というのは因果だなぁというか。
レティシエル視点の情報を聞く分には逆恨みっぽくて、ここまでの事をしてかしてるんだから逆に大したものだというか。
一応「この世界から魔術を滅ぼす」という別の目的も掲げていて、そのために準備を進めていたっぽいのが厄介ですねぇ。
白の結社に加えて、イーリス帝国が同盟を破棄して動き始めてるあたり、火種が多くて頭痛いなぁ。どうなるやら。