気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

甘味亭太丸

悪役令嬢、宇宙を駆ける2 二度目の人生では宇宙艦隊を率いて星間戦争を勝利に導きます

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「私の目的なんて決まっているわ」

(略)

「私は 自分の人生をもう少しマシにしたいだけよ」

 

1周目の知識を生かして、宇宙人からの襲撃から無事に生還したリリアン。

かつてはリーダー格だったヴェルトール達だけが、生還の英雄として取材とかに引っ張りだこだったみたいですが。

今回はリリアンが活躍したこともあって、一般クルーにも注目が集まっているとかなんとか。元々1周目のリリアンは不真面目で、大失敗をした末に左遷されたことで、繰り返ししてる人特有の情報アドバンテージをあんまり持ってないんですよねぇ。

 

悲劇を回避するためとはいえ、目立ちすぎたことをリリアンは反省していましたが。

帰還者の女子たちを広報利用するために、アイドルとして扱いたい要求は立て続けに来ている模様。目下、リリアンが鋼の意思で断り続けているみたいですけど。

……老いた精神を宿したことで、行動が枯れている部分もありますが。必要なコトとは言え、権力持つ親にぶりっ子ぶって要求を通すことも出来るので、やってやれない事はないと思います。リリアンのメンタルは破壊されるでしょうが……。

 

駆逐艦セネカの館長に就任したリリアン、突如態度が変わったことを不審に思う学友はまだいるものの、実績も上げているから評価も上がってはいる。

そんな中で起きた新たなトラブルが、不可視の船を駆る宇宙海賊。

宇宙人に遭遇したと思ったら、今度はロストテクノロジーの兵器と戦う羽目になったり、予期せぬ出会いをする羽目になっているの、慌ただしいですねぇ。

秘匿された歴史とかを見るに、上層部は平和ボケして1周目のリリアンが一度は出世出来るくらいに腐敗してるし、足元に火種埋まりまくっているしで、むしろよくリリアンがポカするまで健在だったな帝国……という感想がちょっと沸いた。

悪役令嬢、宇宙を駆ける 二度目の人生では宇宙艦隊を率いて星間戦争を勝利に導きます

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「冗談じゃない。いくらあの子に全てを任せたとて、似たような失敗が起きたら結局戦場に駆り出されるじゃないか。いやもっと悪いことになるかもしれない」

(略)

「頭が痛くなってきた……問題山積みじゃないか」

 

地球人類が宇宙に進出し……地球帝国を築き上げたSF世界。

暦が4000年を超えている、トンデモ長命国家になったようですけれど……それだけの長さがある分、闇も深いというか。

テロリストや宇宙海賊という脅威が存在するため、艦隊は維持されていたみたいですけど……国家存亡の危機も遠く、指揮官の座なんかも権力者たちが子供たちの箔付けのために与える事が出来たそうで……わりと腐敗してる。

それでも、平時であれば国体を維持する位はできたのかもしれませんが。地球帝国は、敵性エイリアンと遭遇し、艦隊指揮を十八の小娘が執ったことで大敗。

絶望的な状況から天才が覚醒し、ある程度は持ち直したみたいですが。

 

大敗した指揮官は多くの犠牲を出しながら生き延びてしまい……社会に居場所がなくなった彼女は古びた船を一隻与えられ、パトロールと言う名の飼い殺し状態の末、殺された。

……そのはずが、なぜか79歳まで生きた記憶と精神のまま、18歳の時まで時間が戻っていた、と。

そんな彼女ことリリアン・ルゾールが、この物語の主人公です。

かつては学校のイケメンに恋して付きまとった上、ライバルを辺境に追いやったり、授業も真面目に聞いてない……言ってしまえばバカ娘だったみたいですが。

 

自分がバカだったことを自覚し、帝国の貴重な支えとなったであろう若き才能の芽をいくつも潰してしまった事を後悔し、過去の自分とは違う行動をしようとするわけです。

後に天才指揮官となるステラが登場して盤面をひっくり返す事を知ってるので、一度は「もうあの天才に全部任せよう」とか考えてましたが……もちろん、そうはいきません。

リリアンの愚行にステラが巻き込まれなかったのは、ステラを逆恨みしたリリアンが僻地に飛ばしていたからだし。いかに才能があるとは言えステラが軍のトップに上り詰められたのは、リリアンの愚行で帝国が窮地に追いやられたからで……。

リリアンはバカやらなくても、同じような事をする奴が出てくるかもしれない。だから、どうにか改善の手を打たなければならない、と。

 

リリアンの意識が変わったとしても、それを直ぐに信じてもらえるはずもなく。

これまでの行いがリリアンを刺しまくるわけですが。それでも、ある程度未来を知っているというのはアドバンテージで。

卒業試験で事件が起きると知っていたリリアンは、そのトラブルに際して有能さを示し……認めてくれる味方が少しずつ増えて行ってる感じがして良かったですね。

とは言え、リリアン自身が認めている通り一つハードルを越えたとて問題山積なので、平穏な未来のためにこれからもがんばれリリアン……。

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ちゃか

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