気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

異世界クラフトぐらし

異世界クラフトぐらし~自由気ままな生産職のほのぼのスローライフ~2

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「メルと一緒に全力で大浴場も作ってみました」

「どうしてこうなったんですか! 国宝級の建造物を一日で作らないでください!」

 

ミヤビとリズはパーティーとしての活動を続けて。

あくまでミヤビはクラフト専門の職人なわけですが、スキルで作った防寒具でリズをサポートしてるし、リズは若手ながら実力派でいいコンビですよね。

パーティー活動の継続を考え始めた2人は、拠点を設けるための準備を始めることに。

求める条件が多くて、領主館の向かいで警備の兵から常に警戒されるという、なんとも厄介な場所を紹介されることになってましたが。

 

職人として高名なヴァイス、冒険者の先輩メルと出会って、2人とも領主家の人と接点があったために顔を繋いでもらうことが出来て。

クラフトスキル持ちとしてミヤビがずば抜けた才能を見せつけたことなどもあって、無事に土地を借り受けることには成功したんですが。

 

真向いの土地でそのずば抜けたスキルで、下手な貴族よりも豪華な建物立てるのは辞めた方が良いよ……。

一応外観はギリ勝ってなかったみたいですけど、設置した風呂場とか遊びに来たメイドさんに「国宝レベル」とか言われているし、多少は自重を知った方がいい気もしますが。

ミヤビが自重しないからこそ、リズとの縁が深まっていってるのはあるので、うん……。幕間で女性陣がお風呂満喫するシーンで、みんな困惑してたのが正直おもしろかった。

 

シフォンお嬢様の護衛依頼を受けることになっていましたが、同行するA級冒険者チーム赤壁。

リズの父との縁があったチームで、彼女の幼少期を知る過保護な人々。あまりにも過保護すぎてヴァイスから遠ざけられていた経緯があるみたいですが。

久しぶりの合同依頼で、サポーターとして同行しているミヤビを試すようなことしたりして、印象はまぁ良くないですね。完全に悪者と言い切れない変な優しさを残してるから、むしろ余計に厄介だと言えるんじゃないだろうか。

……まぁミヤビが規格外だったからこそ、数々の嫌がらせを超えて完璧に旅を終えることが出来たのは良かったですけど。

異世界クラフトぐらし~自由気ままな生産職のほのぼのスローライフ~

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「昨日知り合ったばかりのリズが助けてくれて、俺は本当に感謝している。まだ町家冒険者のことも詳しくわからないし、これからもよろしく頼むよ、リズ」

 

VRMMO『ユメセカイ』の1年前のアップデートで追加されたクラフト機能。

石や木、鉱物を採取したり魔物から得られる素材を組み合わせて、ワンタッチで家具を作ったり、そこに魔力で細かい装飾や加工も出来るこだわりの内容だったようで。

主人公のミヤビはそのクラフトにハマり、自分の理想の建築として思い描いていた幻想的なオーラの『月詠の塔』を創り上げて。

 

せっかくだからとゲーム内の建築イベントに応募するために公開したところ……その雰囲気が多くのカップルに刺さり、告白の名所として知れ渡ることに。

噂はどんどん誇張されて『愛のキューピッ塔』なんて、当人からすると許しがたい仇名まだついてしまったようですが。

精霊の祝福があるとまで噂されたその建築が認められて、彼はその力の一部を宿した状態で異世界に送り込まれることに。

 

ファンタジー世界に迷い込んだ主人公が、一人クラフトゲームをやってるような別ゲー感じを楽しむ作品ですね。

迷い込んだ直後、言葉は通じるものの金もなく……冒険者をやっている少女・リズと出会い、彼女の助けを得られることになって。

街に入る代金を立て替えてもらった恩を返すために、ミヤビはリズとパーティーを組むことにして。

 

クラフトスキルを活用して巨大落とし穴を作って魔物狩りの補助をしたり、その過程で鍛え上げたインベントリに大量の成果物を収めることで、ギルドで「肉王子」なる異名をつけられることになったり。

主人公が異世界の常識に疎いのもあって、リズがいつも驚かされてるわけですが。彼女が良いツッコミしてくれるので、見てて楽しいですね。ミヤビが落とし穴作った時に「前世はモグラの方ですか?」とすぐに出てくる反応速度、良いですよ。

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ちゃか

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