気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

白クマシェイク

『おっぱい揉みたい』って叫んだら、妹の友達と付き合うことになりました。3

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「こんなダメダメな俺だけど、これからもよろしくね」

「いえいえっ。こんなダメダメな私ですが、こちらこそよろしくお願いします」

 

夏彦と未仔の恋の熱は治まるどころか、毎日燃料投下されて燃え続けていたわけですが。

そうやって恋人関係がアツアツで、一緒に居る時間が増えるほどにクラスメイトと交流する時間は減ってしまうわけで。

妹の友達であった未仔ちゃんですが、最近は妹こと新那たちが遊びに誘いづらい空気になっていたそうです。……あれだけ夏彦好き好きアピールしてれば、まぁそれもそうか……。

 

応援する意図もあったけど、それはそれとして遊びたい。ということで、未仔は球技大会後のクラス打ち上げに参加するなどしてました。

恋人との関係が良好なのに越したことはないですけど、友人関係だって大切ですからね。それをしっかり伝えてくれる新那はいい子ですなー。

親友取られた仕返しとばかりに「友人としての思い出作り、邪魔しないでよね?」とも圧かけてきましたけど。

1週間離れ離れになっただけで「相手は今なにしてるかな」って思考がどんどん膨らんでいくの、愛と依存が強すぎる……。これはもう離れられないわ……。

 

草次の彼女、奏の親戚がやっているゲストハウスの改装工事が早めに終わったから、ということで泊まりがけで遊び行こうと誘ってもらって。

夏休みを恋人や友人たちと盛り上がって、楽しく過ごせていたのは何よりでした。

『おっぱい揉みたい』って叫んだら、妹の友達と付き合うことになりました。2

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「ナツ君は私の理想の彼氏だもん!」

「未仔ちゃん……」

「ずっと大好きなんだもん!」

 

草次の彼女である奏さん。

1個年上で別の学校に通っていることもあって、あまり夏彦と接点はなかったようですが。

実は未仔ちゃんの先輩だったことが発覚。未仔ちゃんの幸せを喜んでくれる良い先輩で良かった。

 

……それはそれとして自分が見れない彼氏情報を聞きに来たり、Wデート提案してきたりとアクティブでしたねぇ。

夏彦は草次の説得を任されて、これまであまり踏み込んでこなかった彼の事情なんかも知ることになりましたが。もうちょっと友人信じておやりなさいよ……。

 

相変わらず夏彦と未仔ちゃんの関係は熱々で、いつもイチャイチャしてます。

付き合うきっかけが『おっぱい揉みたい』という叫びだったように、こう、情熱を抑えきれないテンション高めな少年が夏彦なわけですけど。

交際状態になったからこそ、イチャイチャ妄想が加速していてていっそ清々しさすら感じましたね……。テンション高くて微妙に苦手ではありますが、糖度は高くてそこは良し。

『おっぱい揉みたい』って叫んだら、妹の友達と付き合うことになりました。

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「それ以上に、未仔ちゃんを傷つけるようなことはしたくない!」

 

凄いインパクトのあるタイトルしてますが、まぁタイトル通りの展開で付き合うんだよなぁ……なんで?

主人公の夏彦は、彼女持ちの友人草次や男勝りの少女琥珀と仲良くしてる平凡な男子高校生。

琥珀は見た目がいいのを自覚していて、それで夏彦をからかってくることもあって。それに煽られて「おっぱい揉みたい!」って叫んでいた場面を、妹の友人未仔ちゃんに見られてしまう。

 

小学校が一緒で妹と遊ぶために家に来ていたこともあって、夏彦も知っていた少女。

しかし違う中学に進学したことで夏彦とは疎遠になっていたが……数年ぶりの再会でも彼女のことは覚えていた、くらいの距離感だった。

一方の未仔ちゃんは昔から夏彦のことが気になっていて、高校での再会を心待ちにしていたそうです。

久しぶりの再会が「おっぱい揉みたい」なのはアレでしたけど、しっかり相手のこと思い出したのは偉い。そして未仔ちゃんが「おっぱい揉ませてあげるから付き合って」と言ってきた時に、衝動にまかせず彼女を大切にしたいと言える辺り根は善良です。

 

ただちょっと若さゆえの欲に正直すぎるだけで。

初手こそアレでしたけど、2人はお付き合いを始めることになって。お互い好き好きでイチャイチャしまくってるかなり真っ当なラブコメでしたね。

未仔ちゃんが中学から進路変更して夏彦の高校に来た、という一件で未仔の父に追求を受けるところもありましたが。

親としてはまぁ言っておかないといけないところだしな……とどちらかと言えば親寄りの目線で見てしまった。でも夏彦君も最後は引かずに、しっかり意見を述べたので良かった。


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ちゃか

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