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「逃げるだなんて。私たちにある選択肢は、勝つことだけですよ」

 

517日に2巻が発売となる『Unnamed Memory』。

その同人誌ですね。コミティア128にて頒布していたのを購入して、即日読破。

好きなシリーズというのもありますが、30P程度の短いエピソードだったのでサクッと読めます。
2巻発売前に短編読めて凄い嬉しいです。

 

やっぱりこの二人好きだなぁ、という想いを強くしましたね。

二人のやり取りが楽しいし、魔女としてティナーシャが一線を引いては居ますが、信頼が確かにあるようで安心感がある。

 

書籍版1巻と2巻の間に起きたエピソード、という事でしたが。

最強の魔女と、魔女の教導を受けた王剣の使い手って……相手する方が可哀想になりそうなタッグですよね。

レベルMAXにした魔王がフィールドでしれっと出てくるようなもので、遭遇した悪人はご愁傷様です。善良な相手だったら良き助けとなってくれますけどね。

自分の人生はどっちたガチャ。負けると命はない。

 

冗談はさておき。

隣国で起きているある事件。

大貴族が花嫁を大々的に募集しているが、その裏で行方不明になった娘が居るらしい。

自分を餌にしようとティナーシャがオスカーに花嫁衣裳を作ってくれと言い出して。

それを真正面からオスカーに言うあたりがティナーシャだよなぁ。

他の男の為にドレスを作るのか……と言いながらも、着せ替えはしたい。金は出すから最初に見せろ、という事で妥協したオスカー。

魔女が王子を見上げて、それでいいと返す場面とかが好きです。しれっと触れるオスカーは流石。

事件自体は、まぁ、二人が赴いて解決できないことはないよね……という事でひとつ。

気になる方は、何かの機会にお求めください! 
確か電子も検討されていたはずなので是非。

 




◇おまけ

ティナーシャ、美人だとは思うし性格も好きですが、彼女にとって唯一の存在の隣に居て欲しいという気持ちが強いです。

決して手の届かない彼女に目を奪われ……その思いに蓋をする。つまりコレは私もティナーシャに失恋したという事でUM失恋部に入れるのでは(寝言)