気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

白聖女と黒牧師

白聖女と黒牧師13 スクールカレンダー付き限定版

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「片思いって結局自分のものでしかないもの

 相手にも全く同じ気持ちを求めるのはエゴなのよね だから…

 向こうの想いもこっちと同じ大きさになるまで育ててあげるしかないのよ」

 

7278を収録した13巻。

相変わらず方向音痴なヘーゼリッタ、街の人々にはしっかり受け入れられているみたいですが。軽い買い物をしてるだけなのに、オマケと称してホイホイ物を渡してくるとかなんとか。律儀にそれを受け取ってるのが微笑ましいなぁ。ローレンが「あたたかめの視線」になるのも頷ける。

人の事を覚えるのは得意で「あの家の人はいつも朝に水やりしてる」とか細かいところまで見ているのに、なんであそこまでフラフラ迷うんだろうか……。

 

聖女についてもセシリアについてもしらないのでは、とヘーゼリッタに追及されて、「そうだったかもしれないけど、改善していきたい」と言えるようになったのはローレンスの成長だよなぁ。

73話のタイトルが「エリックとアベル」で、そのまま2人のエピソードになっていました。エリックが同年代の学校に通っている男子たちとの微笑ましいやりとりしてるのも良かったなぁ。大物なリリーちゃんが見られたのも笑った。

 

聖女様が花瓶を割ってしまってローレンスの前での第一声が「パリーンです!!」だったの可愛いなぁ。ぐるぐる聖女さま。

その後のエピソードで、ローレンの友人たちであるカミラやハインたちがサプライズでやってきて。

以前はセシリアの事を聖女だと伝えていなかったわけですが。それを受け入れて見守ってくれている感じがして、良い友達だなぁって思えて好きです。

ローレンスがセシリアに対して踏み込んでいく覚悟を決めて、結構言葉にするようになってきたのも良かった。それで照れてるセシリア、本当にかわいいので。そのうち甘さで溶けてしまうんじゃないかな……。

 

電子版でもスクールカレンダーのイラスト見られるのありがたい。

20244月の皿いっぱいのおやつを手にキラキラしている聖女様とか、7月のクレープ食べてていつもと違う髪型してるのとか、8月の白ワンピース、9月のちょっと大人びたスタイルとか、いつもと違う雰囲気のセシリアが楽しめるのが本当に好き。

基本的におやつもセットでついてくるの、彼女らしくて良かった。

白聖女と黒牧師12

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「私一人だけでは 町の皆さんにこのことを伝えきれませんでした

 あなたがいてくれたおかげです

 私の事を信じてくれて ありがとうございます」

 

「急いで橋を壊してほしい」と訴える、他所からきたセシリア。

普通だったらそんな願いが通るはずはないんですが……ローレンはセシリアが聖女だと気づき、祖父の教えを受けていたこともあって、彼女の願いをかなえるために動くことに。

ローレンから頼まれた街の人々が、既に亡くなっているローレンの祖父・オズウェルの教えであることや、ローレンの覚悟などを見て協力してくれることになったのは良かった。

 

いやぁ、2人の始まりのエピソード知れたのは本当に良かったですね。胸が暖かくなりました。

ローレンもセシリアもこの時期からお互いを大切にしようという気持ちがあって。

祖母を亡くした後で帰る場所がないという彼女が、ローレンのいる教会で暮らすようになったのに、街の女性陣の後押しがあったところとかは笑っちゃいましたが。

あの時からわかりやすかったんだな……。それなのにまだ付き合ってないというか、ようやく最近ローレンが自分の心を自覚したあたり、歩みが遅いのにもほどがありますが。

この2人の進み方はこれだからこそ尊くて良いと思う気持ちもあるので、このまま見守りたい。

 

セシリアを「聖女」として大切にしてきたローレンですが。彼女の能力も「聖女だから」という枠で考えている部分があった。

だけど、教会を飛び出してしまった彼女を追いかけたことで心境が変化し、踏み込む決意をしたのがとても良かったですねぇ。


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(気持ちに気づく前にはできていたことが今はできなくなってるなんて)

(向き合おうって思っていたけど一からどころかマイナスからはじまってないか…?)

 

ついにローレンがセシリアへの気持ちを自覚したものの……。

これまでの積み重ねゆえに、関係が進む気配はあまりないというか。今まで通りのゆっくり進行ではありますね。

おまけ漫画とかではかなりいい雰囲気だったと思いますが、どうしてこれで付き合ってないんだ……(今更)。

 

様子がおかしいローレンのことを、腹痛かな? って思ったり。「牧師様は鈍くて聖女様の気持ちに気付かない」みたいな噂話が聞こえそうになった時、聖女様はローレンの耳をふさぐ行動をとったり。

ある意味で聖女様からローレンへの信頼が厚くて笑える。距離が近づいたせいでそれどころじゃなくなってるローレンが微笑ましくて、もうしばらくこのままでもいいかな……みたいな気分にもなった。

 

ヘーゼリッタが彼女の兄のように、とある手紙を燃やそうとしたりしてるのには笑った。

アベルが家族との関係がよくなかったけど、ヘーゼリッタの家庭教師になったことで近づいてきたことが不快だそうで。割り切ってるのがアベルらしいですが。

……唐突に出てきたアベルの弟の件は、今後の展開用の伏線なんだろうなぁ。

ローレン達が、普段はだらしないアベルが「兄」という存在になっていたことに抵抗を示してるのがおかしくて笑えた。

64話後のヘーゼリッタが「悪くないですわね!!」って言ってる時の表情が可愛くて好き。

 

そうやって穏やかに日々を過ごしていたところ、突如として聖女様が姿を消してしまう事件が起きて。

混乱しつつも捜索してすぐに再会できたのは良かったですけど。11巻まできてついに、聖女様がローレンの教会に来る前どこで過ごしていたのかやローレンとどうやって出会ったのかが描かれ始めるのがすごい。

過去編始まったところで12巻への引きになってしまったので、早く12巻でて……。予告によれば来年5月予定だそうですよ……。

白聖女と黒牧師10

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「知らないからこそ私とトーレンの「家族」はいろんな意味が込められていると思うんです」

「言葉で表現できないほどたくさんあって 当てはめなきゃいけない形はないんですよ」

 

「自分が聖女様を好きかもしれない」と気が付いたローレンス。

いや、間違いなく好きだよ。なんでまだ「かもしれない」なんて可能性を残そうとしてるんだ。別の話でアベルとヘーゼリッタが「一緒にいないと違和感あって、片方だけだとどうしたのか聞いちゃう」とか言ってるくらいには、同じ時間を過ごしているのに。

でもとことん鈍感な牧師様からすると、10巻までたどり着いてようやく自覚してくれただけでも進歩ではあるんですよね……。

 

今まで通り接していこうと思っているのに、びくびくしてしまうローレンと、そのリアクションはこれまで隠していたことを打ち明けたからではないかとビクビクする聖女様は可愛かったですけど、この2人はもうちょっとコミュニケーションが必要かなぁ……。

大切だから、それ相応に扱いたくて。だから、臆病になってしまう関係は尊くもあるんですけどね。

 

今まで以上に聖女様の事を考えるようになって、彼女に似合う教会にしたいと思い立って花壇を作り始めてしまったり。

ローレンの行動力が凄いなぁと思ったりしますが。過去が無自覚に言い放ってた言葉にグサグサ刺されてるのにはつい笑ってしまった。

いいぞ~、その調子でどんどん言い訳できない状態になってしまえ。アニメ化決定したそうですし、これからも応援していきたい。

白聖女と黒牧師9

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「与えられるだけの関係はいやです」

(略)

「ありがとうございます 聖女様」

 

久しぶりに聖女様がぽかぽかお昼寝してる特別編からスタート。

ダラダラしてたところから、人が来て聖女モードに流れるように切り替えるのは本当にお見事ですね。ローレンに髪がみだれてるって触られてびくびく照れてるのも可愛かったです。

ローレンのオルガンに合わせて聖女様が歌い、リクエストを受けてローレンも歌うようになって……いやぁ絵になる光景でしたね。

後日「歌ってる姿が恋人みたいだった」って言う噂を持って来たり、55話で遊びに来て恋愛モチーフの小説を渡して発破をかけたり、要所で活躍してるリリーちゃん好き。ぷんぷんしてるコマが可愛い。

いや、本当にリリーちゃんグッジョブなんですよね! ここまで来てようやく! ようやくローレンがどうにかなるかもしれない!! ……ならないかもしれない(これまでの厚い信頼)。

 

他のエピソードで言えば、ローレンが風邪を引いたため珍しく聖女様が看病する側に回る話なんかもありました。

弱って普段とは違う姿を見せたローレンに赤面させられてた聖女様が尊い。後日あの日の言動は忘れて欲しいと言われて元気よく「いやです!!」って言ってるコマも可愛くて好き。

 

エリックが教会にやってきて、普段の二人を見て言葉を飲み込んだ様子も笑えて好きです。

でも、勉強に詰まったところでヘーゼリッタにアドバイスされた時には言葉を飲み込めず、「ウソだあ」と零してて笑いました。その後想像してた教師してるヘーゼリッタの創造と言い、エリックからの彼女評辛くない!? でもあながち間違ってない気もする不思議。

 

これまで聖女様の加護で守られているのをローレンは知らずに来てましたが……占い師さんが、過保護も行き過ぎると毒だ、とアドバイスをして。

そこに体調不良が重なったことでついに自分の体質について知る事となりました。そのことで誰かに負担をかけていたのでは、と不安になる彼をしっかり捕まえてくれた聖女様は偉い。支え合いの精神。

色々とローレンが自覚して変化の兆しが生じたところでお終いなので、いまから10巻が待ち遠しい。

 

特装版はSDキャラによる日めくりカレンダー。

聖女様がかわいかったです。「ローレンスとすごす。」の割合よ。……それだけ一緒にいるってことですね!! ちゃんと「じぇら。」も入ってて笑いました。

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「確かに衝動買いでしたけど あの時は特別な日を待つより」

「一日でも多く聖女様の幸せそうな顔が見られるなら 今贈りたいなあと思って…」

 

体調を崩した聖女様を心配したローレンが、マフラーでグルグル巻きにしてるコマが可愛かったです。

ヘーゼリッタがローレンと聖女様に気配りされてる「相手をダメにするタイプ」も微笑ましくて良かった。

 

聖女様とローレンが、お互いの事を意識して赤面してるシーンが増えてる気がしてほおが緩みます。

人様のお家でだらけすぎるわけには……と「ふにゃ→しゃきん」を繰り返す聖女様とか可愛いし、相変わらずこのシリーズは可愛いで溢れている。

聖女様がすきそうだから、と熊のぬいぐるみを買って帰るローレンも、それを気に入って抱き枕にしてる聖女様も本当に好き。

 

あとは「見えない存在」についてローレンと会話できるようになってるのはいいですねぇ。その辺の事情をローレンがわかってからの方が、占い師さんの事情は分かりやすかったですし。

 

ローレンの恋愛運を占おうとする場面で「発言が常識を逸している」とかアベルと占い師さんの意見が合致してたのは笑った。早く自覚してあげて……。

二人だけでお出かけしてる回の聖女さまの服が可愛かったし、転ばないようにという言い訳つきでも手を繋いだのは進展かなぁ。

 

イラスト集付きの特装版も同時発売してます。電子版とかでもカバー裏収録して、特装版出してくれるのは嬉しいですね。

各和扉絵とか表紙絵、特典イラストだとかを掲載した上で描き下ろしも収録。33話カラー扉絵とか4巻アニメイト特典、描き下ろし23枚目とかが特に好きです。

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「ローレンからしかもらえないものをもらっていると」

「何時だって私は安心するんです」

 

相変わらず聖女様とローレンが可愛くていいですねぇ。

いつまでも変わらなそうにも見えて、ヘーゼリッタが心配をしたくなる気持ちも良くわかる。

それでもまぁ、色々とイベントを重ねていって、お互いに意識する機会が増えてきているのが分かるので見ていて楽しい。

7巻かけて二歩くらいしか進んでない疑惑もありますが、既にゴール目前に居る感じもしますし、多少足踏みしても問題ないと思います。

 

無事に課題を達成し、ローレンたちの住む街に戻ってきたヘーゼリッタ。

こんかいは教会に暮らすのではなく、街に部屋を借りたとかで引越しの準備をしたり。

彼女達の部屋に遊びに行ったりとかもしていましたが。

聖女様が一人で街に出た結果として、なぜかウェイトレスとしてお手伝いをすることになってたのには少し笑った。

 

でも、衣装チェンジして働いてる彼女は新鮮だったので正直グッジョブ。

ローレンが居ないと、スイッチ切り替わって完璧聖女になりますが、彼の視線を意識する途端ポンコツになってしまうギャップも含めて可愛くて良い。

巻末のおまけでローレンのウェイター姿も披露されてましたし。お互い新鮮さを感じてたのは微笑ましいというかなんというか。

 

住んでる人が居ない筈なのに、音がするという物件。

そこを調査しに言った時、元々体調不良だったのも相まって聖女様が寝込んでましたが。

その後、ローレンとの接触が増えたので、体調崩した組には申し訳ないけど美味しいイベントだったな……。

 

あと占い師さん、意外と重要人物だった……? レストラン回での口の軽さとか合わせて、結構愉快なキャラで好きなんですが。

今回も助けてくれましたし、まぁ、悪い人ではないと思いますが、立ち位置が読めないのは怖いなぁ。

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「……夢 今 夢をみていた気がします」

「……そうですね」

「全然そうじゃないのにねえ」

 

まだまだヘーゼリッタの家にお世話になっている聖女様とローレン。

ローレンの学友である女性、カミラさんが男性陣が出かけたタイミングで押しかけて来て。

女子会がスタート。聖女という事は伏せているので、ヘーゼリッタがフォローしなくては、と意気込んでましたが。

またアベルの無謀センサーに引っかかってるのに笑った。なんだそのセンサーは。

 

セシリアを可愛がりに来たというカミラ。ローレンの過去話を餌に、セシリアから情報を引き出そうとするあたりは策士。……まぁ、なにもないんですけど……

「本当のことなので」の4コマ目、涙目になってるデフォルメセシリアと、沈んでるヘーゼリッタが可愛かった。

買い出しにいった男性陣がネコグッズ買って帰ってきたのは和む。エリック、猫好きなのかー。

 

聖女のこととか、彼女たちの与える加護についてとかの情報もはっきり出ましたねー。

神の啓示を受けた女性で、いつの時代も各地にいたとか。聖女の起こす奇跡の一つが加護で、他者や者を守る願いの作用だとか。

ローレン、聖女の側にいるのに加護に疎くてちょっと笑った。いや笑い事じゃないんですけど。亡きフレデリカ聖女みたいな事例も見られるわけですからね……

とはいえ、そんな彼だからこそ、セシリアが尊重されているわけで。悩ましい。

 

ヘーゼリッタの故郷でのエピソードも随分長くなった気がしますが、ついに帰還する事に。

アベルとヘーゼリッタも長くローレンたちの教会に居候していましたが、拠点はこっちなので、お別れになるかと思いきや……

うん。ああいう我儘の発露は好きだなぁ。それを受け入れてくれるお兄さんも素敵。

久しぶりに二人だけで教会に居る時間も出来ましたが、これまで以上にお互いを意識するようになっていて、もどかしいにも程がある。もう早く付き合わないかしら。

 

想像の中でも、居ない筈の二人から圧を喰らってるローレン君はもっと頑張れ。

その前のパーティーでセシリア処理堕ちさせていた件もあるので、はい。

「どうしてこんなになるまで放置してたの?」という友人の発言に笑った。いや、二人が来た時点で割と既にそうだったので……

今回も全体的に可愛いエピソード多かったです。和むわー。


白聖女と黒牧師5

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「えへへ 大事にします」

 

雑誌『マガジンR』で連載していましたが、隔月刊だったのが月刊になったみたいです。ただし、紙媒体は休刊して電子のみになったみたいですけどねー。

最近こういうの増えてきてますねぇ。単行本派なので、大きな影響はないのですが。

 

さておき。スタートはいつもの教会。

動物に触れらないからと、猫の写真集を真剣に見ているローレン。

本人は真剣なんでしょうけど、ちょっと笑える。いや、猫可愛いですからね。触れないのは本当に残念でならない。

 

とはいえローレン自身の問題というか、ローレンに惹かれてやってくる「何か」の影響なので、セシリアが聖女パワーで一時的に追い払ったら触れた模様。

初体験に興奮しているローレンが可愛かったです。いや、手を握られて照れてたり、その後撃沈させられている聖女様も中々でしたけどね。この二人は可愛いなぁ、もう。

次の話で、髪を結われる聖女様、最初は照れて逃げたものの、理性と欲の天秤で欲が勝つ、自分の欲に正直な所好きです。

 

猫エピソードの後に、猫耳聖女を妄想しているヘーゼリッタも、わりと二人に毒されてきているというか。馴染んできてる。

……馴染み切っていましたけど、そういえばアベルもヘーゼリッタも別の街の住人ですよね。諸事情で二人が言い合いしている場面でローレンが「この人たちはいつ帰ってくれるんだろう」って目のハイライト消えてるのが面白かった。

折しも牧師たちの会合があるとかで、それまで聖女様の世話にかこつけて行っていなかったローレンも、流石に顔を出さないといけなくなって。

 

会場がヘーゼリッタ達の住む、西の街。ローレンの同期や、過保護なヘーゼリッタの兄などの新顔も出て来て、少しずつ世界が広がってきましたねー。

かつて聖女を信仰するあまり、人として扱わせず死なせてしまった街。故に、そこではセシリアを聖女と呼ぶのは控えようという事になって。…直前でローレンに言うあたりヘーゼリッタも強かです。

 

そして、彼女がかつて出会った聖女の話が語られて。

ローレンの周囲に優しい人ばかりで温かい世界だからこそ忘れがちですけど。

こういう寂しく切ないエピソードも、当然のようにあるんですよね……

ローレンたちは違う、幸せな可能性を掴んでほしいものですが。今のままなら大丈夫かな?

まぁ、ローレンが激しく鈍いせいで、関係が進展するのに多大な時間が掛かりそうなところだけが難点ですが。ローレン同期の新キャラにグイグイ来るタイプが居たので、いい感じに刺激してほしい所。

今回も満喫しました。亡くなった聖女関連の話は少し痛かったですけど、概ね平和で、暖かい。

 


白聖女と黒牧師4

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「いますよ」

「ずっと一緒にいます」

 

無自覚いちゃラブコメという帯が全ての作品。

もう早く付き合ってしまえばいいのに……

まぁ、実際同棲状態ですし、付き合うどうこうより、早く結婚すればいいのにぐらいの感情すら湧いてきますけどね……

 

セシリアは世間の事を知らない、という。

ローレンと出会う前の彼女の事は結構気になるところです。

どうやって聖女になったのか、エリックが聞いてましたが。ある日突然声が聞こえた、と。

この世界の大人はそれを知っているからこそ、聖女を聖女として扱うようですが。

 

最初の一人が聖女とよく認定されたなぁ、と思いましたね。世が荒廃していたら魔女狩りの対象になったんじゃないかと心配になった。

敬いすぎても、ヘーゼリッタの知る聖女のような結末が待っていたりするわけで。接し方は難しい部分がありますけどね。

とりあえずセシリアは現在幸せそうなので、それが続いてほしいと切に願います。

 


プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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