気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

百日百合

女同士とかありえないでしょと言い張る女の子を百日間で徹底的に落とす百合のお話4

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「愛してるよ、鞠佳。ありがとね」

 

徹底的に落とされた後を丁寧に描いているなぁと言いますか。

折しもバレンタインデーが近いという事で、女子たちが盛り上がっているのがいい感じ。

新しい恋の相談があり、恋人同士になっても悩みは尽きず。

鞠佳が関係を一歩進めようと積極的になって自爆しているのは、相変わらずと言って良いのかどうか。

 

鞠佳の交友関係が広くて、あっちこっちで会話が弾んでるのは見ていて楽しい。

こういうキャラ一人いると世界広げやすくていいよなーとか思ってた。

恋の全てが実るわけではないけれど、恋に生きる少女たちの想いは本物だとしっかり見せてくれている。

絢も絢で告白されたり、相談を受けたりはしているようですし、鞠佳を好きで大切にしているのも間違いはないようですけれど。

彼女の流した涙が、きっとこの二人が乗り越えないといけない最大の爆弾なんだろうなぁという感じで、掌の上で転がされてます。お見事でした。


女同士とかありえないでしょと言い張る女の子を、百日間で徹底的に落とす百合のお話2

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「学校には、鞠佳がいるから。鞠佳が好きなものを、私も好きになりたいの」

 

さすが、としか。

巻頭2ページに雪子さんの4コマが2ページ入っててクオリティ高いです。

1巻で徹底的に落とされた後日のエピソードになるので、もう随所で甘い甘い。

学校でも仲良くしたいという事で、絢が学校での態度を少し変えて。

 

鞠佳が見守っているそぶりから友人には割とすぐに見抜かれてたようですけど。

というか、絢があけすけで隠そうとしなかったんですけどねぇ。

彼女は彼女で思い切りが良いと言いますか。鞠佳のツッコミも冴えわたってて楽しそうだったから何よりじゃないでしょうか。

 

鞠佳と絢の関係はかなり安定してましたが。

鞠佳がバイト先の同僚から告白されるとか、その同僚がある秘密抱えているとか、彼女も彼女で引きが強いというか。

ま、最後気前のよい解決方法を提示してたのは、何よりです。

あの騒動すらスパイスにしてイチャついてる疑惑がありますが、幸せそうならいいんじゃないかな……




女同士とかありえないでしょと言い張る女の子を、百日間で徹底的に落とす百合の話

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「私はね、どんな女の子だって最終的には落とす自信があるんだけど」

「すごいこと言い出した」

 

本を読むきっかけって、色々ありますよね。

好きな作者さんが新作を出したとか。本屋でも電子ストアでもSNSでもいいですけど、告知とかを見て興味を持ったとか。アニメや映画の原作やノベライズかもしれませんし、帯や解説を書いている人を知っているからって場合もあるでしょう。

 

とはいっても、流石に「SNSで作者が木の下に埋めらていたから」手を出したのは初めてです。

表紙絵が『ふたりべや』の雪子さんだった、というのも購入を後押しする要因ではありましたが。

Kindle版も出ているという事でそちらを買いましたが……いやぁ、百合に対する愛が溢れかえってました、というか。

 

タイトルに全てが集約されているので、「読んでみたら思っていたのと違った」という事故が起きないって言うのはかなりの利点なのでは。

もう、本当にその通りの展開で。

百日かけて、「女同士なんてありえない」という相手の考えを変える勝負。

 

まず百合漫画を読ませるところからスタートして、髪や肩に触れて、百合AVを見て、胸に触れて……どんどん関係が深まっていく。

落とす方が、もう初期から調教っていってるのが潔いですね……
作中もなんだかんだイチャイチャし続けてるし、このカップルの熱だけでなく、作者さんの熱量まで伝わってくるかのようでした。
タイトルで興味を持った方、是非読んでみて欲しい。


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ちゃか

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