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「偽善で何か悪いことがあるか? 俺は俺の心の安寧のためにお前を助けようと思ってるだけだ。世のため人のためじゃない、他でもない俺だけのためにな。それを誰かに批判される筋合いはないね。お前自身にもな」
セレナと一線を越えたことで、彼女の親族に挨拶にいくため帝都を訪れることになったヒロ達。
まぁそれ以外にも、仮にも帝国貴族が連邦に寝返ろうとする反逆行為があり……貴族を切り捨てたり、そのまま連邦との戦闘に流れ込んだ結果、連邦の秘匿していた少女を保護することになったりしたので、色々と事情が重なった結果ではありますけど。
ヒロイン達の間で協定が結ばれていて、セレナとの関係が変わったことについてクリスに一報が入って……即座に駆けつけたのは愛ですねぇ……。
直球で好意を伝え続けている子ですからね……「私も同じ薬を打ったらいいですか」とまで言うくらい覚悟も決まってるし、ヒロも覚悟を決めてもろて……。
ヒロを巡ってバチバチやってるの、見てる分には面白いのはまぁそうなんですけど。エルマとか酒の肴にしてますし。
でも、セレナと交流してる時にクリスが乗り込んできたって話を聞いた皇女殿下まで乗り込んできて、ノリノリで茶化してくるのはなんだかなぁ。ヒロ達が直近で遭遇した苦労、皇帝の勅令を受けた結果起きてるんですが。
……いやまぁ、茶化しをいれつつもちゃんと宥めたりもしてるし、貴族の流儀に疎いヒロに序列を定めておくことの必要性を説いてくれたし。保護した連邦の名無しの少女と対話しネーヴェという名前を送ったりと、ちゃんと仕事もしてはいるんですけど。
そのネーヴェ、連邦で生体パーツのように扱われていた機密を知る存在で……ヒロが保護して、帝国の技術で快復する道筋が経ったわけですけど。
まさか帝都でまで派手に狙われるとは、というか。相変わらずヒロの悪運吸い寄せ力は凄いですねぇ……。ヒロに守られた事でネーヴェがちょっと強火の想いを抱くことになってるし、そのうち刺されるぞ。普通に近接戦闘できるから刺すの難しいけど。