「クハハハッ! 兄貴、忠告しておいてやるぜ。創造神を信用するな。課金は絶対にやめておけ! 願わくば【因果破壊】で、この世からガチャを……!」
プロローグが2000年前のガチャ全盛期、ルディアとアルトの前世の出会いについて描かれていましたが。
……親の金で課金して爆死してなおガチャ信者できるルディアが怖いよ。ガチャは創造神が作った邪悪なシステムだとして破壊しようとした魔王と呼ばれる勢力が現れたのも納得してしまうレベル。
使い方を誤らなければ有用なんでしょうけど、あの課金圧が……。
一応かつての精霊ガチャでの反省を活かし、神様ガチャの高レア排出率とか上がってるみたいですけど。結局はガチャという悪い文明であることに変わりないんだよなぁ……。
前回エルフの王女ティオを保護し、ダークエルフと戦うことになったアルトたち。
実はダークエルフ側に彼女の腹違いの姉がいると知らされて、和解の道を探ることに。
そのイリーナは魔王に選ばれた巫女として暗躍していて……スキルを駆使してアルトたちの裏をかいたりもしてきて、危うい状況もありましたが。
これからの未来に期待が出来そうな、平穏な決着になってくれたのはほっとしましたね。
アルトの領地に関してはいったん落ち着きそうですが、ダークエルフが王都でも暴れたことも影響して、他国が国境侵犯してきて。
その解決のために派遣されることになったのが神竜バハムートなあたり、戦力過多というか。なんであれでレアリティRなんだ。あくまで神様召喚するためのスキルだからか。
侵攻は容易く撃退できたみたいですけど、エピローグ的にまだあきらめてなさそうなのが厄介ですね……。