気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

笹塔五郎

『人斬り』少女、公爵令嬢の護衛になる

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「ただ1つだけ――ありがとう」

「あなたのおかげでわたしは自由を手に入れたから」

 

コミカライズ作品。

とある貴人に仕えるため剣術を学んでいた少女、シュリネ・ハザクラ。

しかし強敵と戦うことを楽しむ気質があった。犯罪者以外を斬る事はなく、シュリネ自身は制御できていたみたいですけど。彼女を「人斬り」と蔑む輩も多くて。

ついには仕えるべき人を殺され、その冤罪を着せられてしまうことに。罪を着せた一派がご丁寧に「お前には罪を背負って死んでもらう」と直々に宣言しに来てくれたので、シュリネはその相手ごと柵をバッサリ切り捨てることにしたわけです。

 

そうしてシュリネは国を離れて気ままに一人旅。

異国で保証人も居ない彼女は、個人で仕事を受けるにも障りがあって……路銀に心配がある状況のはずなのに、運任せで行き先決めてる当たり、かなり自由人ですよねぇ。

そうやって郊外に行こうと決めて乗り込んだ列車で、その国の貴族である少女ルーテシアを狙った襲撃が発生。

最初は自分を狙った追手かと思ったシュリネは、もののついでに護衛として自分を売り込んでその騒動に積極的に参加することに。

 

列車まるごと乗っ取れるくらい敵の手が長い状況で……それなりに自信をもって仕掛けてきていたでしょうに、単身で容易く蹴散らしたシュリネはかなり強いですよね。

女の身でそこまで腕利きなのも、故郷で嵌められた一因かもしれませんね……。

ルーテシアには狙われる理由があり、列車の襲撃を撃退しても次の追手が派遣されてくることになって。さらにその相手は、彼女の母の死にも関係があるとか……2代にわたって殺そうとしてくるとは、ずいぶんとまぁ血気盛んな敵ですな。

危険な相手だろうと、武装に心許なくても、護衛として戦いに臨むシュリネの覚悟決まってるところは結構好きです。

『人斬り』少女、公爵令嬢の護衛になる

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「わたし、あなたに信じてもらうのは悪い気がしなかった。むしろ、嬉しいとさえ思った。だから、わたしのことを信じてよ。絶対に負けないからさ。前に言ったよね? たとえ世界中が敵になったとしても――わたしが必ず、あなたを守る」

 

ある人に仕えるためだけに育てられ、剣術を叩きこまれた少女シュリネ・ハザクラ。

幼少期から教え込まれた生き方に疑問を持つこともなかったし……何よりシュリネは強者との戦いを好む性格で、鍛錬が苦ではなかったのは大きい。

ただ強敵とのギリギリの命の奪い合いが唯一の楽しみである、という生き様は他者からは苛烈に見えて……『人斬り』なんて蔑称で呼ばれることもあって。

 

最後には仕える予定だった人を切り殺され、その冤罪を着せられそうになり……それまで快楽に任せて人を斬るような罪に問われるような行いはしてきてなかったシュリネは、わざわざご高説をたらしに来た敵を切り捨てて、国も捨てて気ままな一人旅に繰り出すことになったわけです。

そうやって乗り込んだ先の列車で、謎の追手に追われている少女ルーテシアと遭遇。

シュリネは無関係だったんですが、もしや自分の追手がここまで来たものかと立ち上がってしまったことで騒動に巻き込まれることに。

……巻き込まれたというか、「護衛として雇ってくれない?」と売り込みしたので、自分から突っ込んでいったんですけど。

 

ルーテシアは五大貴族ハイレンヴェルク家の若き当主。

王が跡継ぎを決められずに亡くなった場合に次代の王の選定に対して関わることのできる、五大貴族と呼ばれる名家でもあるそうで。

彼女が狙われたのは、まさにその「次代の王の選定」が行われる条件が整いそうなためで。つまりは権力争いの一環なわけですけど。

何も問題が無ければ第一王子であるアーヴァントが即位する。しかし彼には悪いうわさも付きまとっていて……。

 

五大貴族のうち2家しかアーヴァントに与していないという時点でその評価も知れる

アーヴァントが五家の一つである当主を害そうと工作を働きまくって、前当主夫妻それぞれの死にも関与していたりするとか、そりゃ王にしたくないわなぁという気持ちがある。

一方で、残り3家は第一王女を支持している立場なわけですけど。

自分の支持派閥を守ることも出来てないあたり、こっちはこっちで先行き不安ではー? みたいな気持ちが無いと言えば嘘にはなる。

 

先手を打たれてルーテシア確保された時点で、後から兵を準備したら内乱扱いになってしまうとかわからんでもありませんけど。

第一王子、五大貴族家の一つである当主を冤罪着せて処刑して、それによって血脈が断たれるハイレンヴェルク家を潰し、別の家を五大貴族家に祭り上げて自分が王になろうとしてるんですけど。

……敵対陣営で、挿げ替える準備も整っているとはいえ『五大貴族の当主』すら切り捨てようとしている王子を王にして、他の4家が自分たちが安泰だと思ってるんならそれは甘すぎない……?

そういう柵に囚われている王女様たちと違って、異邦人であるシュリネは「助けたい」という欲求に素直に従って、一敗地に塗れてもなお諦めず、王子の罠を食い破ってくれたので実に痛快でしたね。

一緒に剣の修行をした幼馴染が奴隷になっていたので、Sランク冒険者の僕は彼女を買って守ることにした

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「前にもいったかもしれないけど、君がいたからこうなれた。君は僕の目標だからね」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで11月30日まで。
R18版小説家になろうこと、ノクターンノベルからの書籍化。

なのでかなりエロ要素が強めの作品。まぁ昨今はノクターンからの書籍化じゃなくてもエロ盛ってギリギリ攻める作品とかありますけどね……。

 

幼なじみの少女アイネに鍛えられ、当時は全く敵わなかった。

だからいつか見返してやりたいと思い鍛え続けて、Sランク冒険者にまで上り詰めたリュノア。

アイネは他国出身者でも実力を示せば騎士になれるという異国に渡り、見事騎士となったと噂で聞いていたが、いつか再会したときにはもう一度手合わせしたいと思っていた。

 

そんな折にリュノアはアイネと再会するんですが……彼女は渡った国の勢力争いに巻き込まれて、奴隷に落されていた。

捨て置くこともできずに彼女を買い取った所、彼女には「性属の首輪」という、定期的に発情する魔導具まで嵌められていて……。誰かの助力のもと発散しないと発情が続くという設定だったため、解除方法を探しつつ当座はリュノアが発散に協力する流れになります。

 

エロシーンを描きつつ、幼馴染の絆で繋がる2人がお互いを尊重しようとする姿勢だったり、リュノアがSランクとしての実力をしかと魅せてくれるので熱い部分もある作品ではありました。

リュノアのことを面白く思っていないAランクに絡まれたり、アイネを追ってきた魔導師と戦う羽目になったりもしますし。

奴隷に落した上でわざわざ追ってくるあたり、まだ謎が多いというか。絶対今後も2人は厄介事に見舞われるんでしょうね……頑張って乗り越えてもらって。

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ちゃか

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