気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

紀美野ねこ

もふもふと楽しむ無人島のんびり開拓ライフ~VRMMOでぼっちを満喫するはずが、全プレイヤーに注目されているみたいです~3

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「兄上がやらかしてくれても良いのだぞ? 無論、その時はライブで!」

「いやいやいや。俺とミオンはもうちょっとこう、のんびりな感じのチャンネルを目指してるんだってば……」

 

本土ではワールドクエストが進行。帝国で第二皇子が第一皇子に反旗を翻して公国建国を宣言して不穏さが高まっている状況で、新たな街の開発と維持だったりが目的として提示されることになっていましたが。

 

無人島でのんびり生活をしているショウにとっては与り知らぬ話で。

ミオンとルピと一緒に無人島ライフを満喫してるんですよねぇ。制作スキルが高かったり、素材を独り占め出来たりするのもあってか、なんかベル部長よりも性能の良い装備創り上げたりしているし。

小屋の整備を進めてセーフティポイント増やしたり、より快適に過ごせる環境を作ったりしているし。また新しいスキルを獲得したり。これはこれでゲームを楽しんでいるなぁ、という感じです。魔法を活かして料理したりしてますしね。

 

その過程でなんかフェアリーとの親交を深めることになって、新たな住人として迎え入れることになっていたりして。

情報を小出しにしていくつもりが、自由なフェアリーがしれっと放送に映り込んでたの笑った。なんでセルフで公式がやったような「調教スキルネタバレ」みたいなことやってるの。スウィーが自由すぎるせいですね。

 

ゲーム以外だとミオンの母親とリアルで対面したり、手料理を振舞ったり。

彼女の家が事務所経営していたことで、名義上ミオンがそこの所属になった上で、ショウとミオンのチャンネルの利益をそこの子会社の売り上げということにしてくれることになったり、相談相手を用意してくれたりしたのは実際助かると思います。

また終盤にゲーム内でトンデモアイテム発見したりしてますけど、楽しんでるのでヨシ!


もふもふと楽しむ無人島のんびり開拓ライフ~VRMMOでぼっちを満喫するはずが、全プレイヤーに注目されているみたいです~2

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『逃げ切れそうですね!』

「いや、倒す」

 

ソロで無人島スタートしてのんびり楽しむつもりが、配信設定になっていたことでミオンという少女に見つかり、2人で一緒にゲームを楽しむことになった主人公のショウ。

部活の先輩や顧問からアドバイスをもらいつつ、二人三脚で進んでいってる感じが微笑ましくていいですねー。

 

無人島スタートゆえに一般的なアイテムなどがないからこそ、全部自分でそろえる必要がある。

その上で、ゴブリンたちを蹴散らして突入した洞窟の奥に様々な設備があったこと。

そういった状況が合わさったことで、またしてもいろんな発見をしていくのが面白い。

今回でいえば、未発見だった光の精霊を宿した精霊席をゲットしたり、ライブで古代遺跡の発表したりで、基本ソロプレイしてるハズなのにあちこちに影響与えてるんですよねぇ。

部長のベルだったり妹のセスに友人のナットみたいに、王国で活動している知人が多くて、リアルで情報共有したりできてるのもありますけどね。

 

そうやって時折影響を与えることは有れど、無人島というコンテンツはあくまで隠し要素なわけで。

アップデートが行われて、スタート地点として選べる三国のうちの一つを一時的に選べなくなったりする『帝国動乱』というメインストーリーのイベントが発生。

ショウの知人が王国メインで活動してるのもあって、帝国の内情は伺い知れませんし、ショウが関わることはそうなさそうですけどね。

無人島のなかだけでも多くの発見や新たな出会いがあって、かなり作り込まれてて面白そうだなぁと思います。サバイバル技術ないから、実際に無人島スタートは出来ないなぁって思いますけど。

 

あと地味ながら個人的に嬉しかったのは、1巻だと章題が「01日曜日」~「14土曜日」みたいな感じでかなりあっさり仕様になっていたんですが。

2巻では「01日曜日 古代遺跡に眠るもの」みたいに、サブタイトルも入ってくれたことですかね。電子版で読んでるんですが、目次機能で何となく把握できるのありがたいんですよね……。



もふもふと楽しむ無人島のんびり開拓ライフ~VRMMOでぼっちを満喫するはずが、全プレイヤーに注目されているみたいです~

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「あの時は一人のんびりって言ったけど……二人のんびりの方が楽しいかな」

「良かった……」

 

WEBからの書籍化で、たしかカクヨム先行連載。WEB既読です。

書籍化にあたってタイトルが分かりやすくなったのはいいんですが。WEBだと小分類として「1日目(日)」って曜日で分けられていて、その中に何話かエピソードが入るって感じなんですよね。で、その話に「第2話 初見です」みたいなタイトルがついてたんですよね。

書籍化でそういう話タイトルが消えて、目次が○曜日で染まってたのはちょっと笑ってしまった。

 

新作VRMMOをプレイすることにした主人公。           

しかし彼は、通常のプレイヤーが選ぶ帝国・王国・共和国といった初期スタート地点から始めなかった。

たまたま島を選べることに気が付き、誰かと一緒にプレイするとそっちの人に楽しんでもらうのを優先してしまうから、と秘密基地を作るノリで無人島ソロプレイをすることにした。

配信設定がオンになっていたことから、ミオンという視聴者との縁も出来て……。

 

そして進学先で電脳部に所属する事にしたわけですが。そこに属する先輩が配信者として活動をしていて、電脳部の備品もその利益から出してるとか言うんだから驚きです。私学とはいえアリなのか。

で、一緒に見学に行ったクラスメイトの少女が、自分の配信を見に来たミオンだったこともそこで発覚。

ショウがプレイする風景をミオンが実況する、コンビ配信を行っていこうと言う事になりました。

 

無人島で使えないのもあって、初期作成時の所持金もなし。その代わり、先駆者として育成に使えるポイントをゲットできて、それを活用して一人でなんでもできるように積み重ねていくことになるんですよね。

途中で表紙に居る狼の魔物をテイムしたりもするんですが、その際に取得した調教スキルもまた初取得でしたし。他のプレイヤーとは違う遊び方をしている関係で、工夫を凝らす必要が生じて、それが新発見につながっていくんですよね。

1巻時点だとまだまだ控えめなんですが、それでも前線で戦っている部活の先輩が驚く情報を齎したりしてますし。本人たちが楽しんでるのが伝わってくる作品で、のんびり読めるのがいいですよ。

 

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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