気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

緋原ヨウ

森の端っこのちび魔女さん

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「自信が無い時こそ堂々としていなさない」

本格的に薬師を目指すと誓ったときに、母親に最初に教わったことだ。

時にはハッタリだって必要な技術なのだ、と。

(私は出来る。この命は助けられる。大丈夫。大丈夫)

 

主人公のミーシャは、母と一緒に森の奥に創られた丸太づくりの家で母と二人きりで過ごしている少女。

彼女の父はこの国の公爵であり、見分を広げる旅の途中で恋に落ちて……母親であるレイアースは、今住んでいる国から遠く離れた地の薬師の一族であったが、一族からの反対を押し切ってこの国にやってきたとか。

ただ、それまでの暮らしと違う環境と……正妻との折り合いが悪かったりした結果、は公爵邸を離れて森での暮らしを選んだそうです。

月に一度は父親もミーシャ達に会いに来ていたようです。ミーシャは母から薬師の技を教わりつつ、穏やかな暮らしを送っていたとか。

 

しかし、隣国との戦争が勃発してしまい……これまで以上に傷薬などの需要が増して。

公爵位である父もまた戦争と無縁ではいられなかった。

早く平穏が訪れれば良いのにとミーシャは願っていましたが……その祈りは届かず。

森の家にやってきたのは父ではなくその部下で。さらに「公爵の容態が危うい」という報せまで携えていた。

騎士の馬に同乗させてもらう形で公爵邸へ駆け込み、母の治療を手助けしたり。

母が父にかかりきりになっている中で、手が空いたミーシャが他の重傷者の治療にかかったり。

 

ミーシャの自認としては「ようやく見習いの文字が取れたくらい」らしいですけど、幼いながらになかなか覚悟が決まっていて良いですね。

父が死に瀕しているのを感付きながらも、泣きそうな気持をこらえて母の治療の手助けに奔走していましたし。その後も、一人で治療にあたるのがほぼはじめてなのに、気遣いを忘れず、怯えを最後まで患者の前で出さなかったりしてましたし。

 

レイアースは実は『森の民』と呼ばれる、医療技術の発展のために力を注ぎ、国境もなんのそのと超えてしまう行動力のある人物もまぎれていたり。

その力を狙った国に「報い」を与える苛烈さもあって、今では不可侵のような扱いを受けている存在だとかで。

そんな中で恋から国を出奔したレイアースと、彼女から一族の技術の一端とは言え学んだミーシャはかなり特殊な立場みたいなんですよねぇ。

実際、生死の境をさまよっていたミーシャの父である公爵様を救いあげることにレイアは成功したわけですし。

 

……レイアースの知る輸血技術が不完全だったことと、彼女の情の強さから限界を超えて輸血して、フラフラ状態のところで彼女を疎ましく思っている正妻の娘と鉢合わせて。レイアースが命を落としてしまう結果になったのは、痛ましい事件でした。

公爵様が、正妻とその娘に対して果断に対処してくれたのは、せめてもの救いでしたか。……彼自身も言っていましたが、レイアースと恩人から頼まれたことでかつてレイアース相手に手を下した際に、正妻との離縁を諦めたことは失着だったとは思いますけど。

 

正妻ローズマリア、他国へミーシャの情報を流して売る事さえして。

その結果として、ミーシャの世界が広がっていって、彼女のお節介で救われる人もいるので結果的には母を失ったばかりのミーシャにとって悪いことばかりではない旅路を過ごせているのは良かったですけど。

……そもそもローズマリアの行いが無かったら、レイアースの死までなかったんだよな……。中盤からのミーシャの旅路は好きなんですけど、ローズマリアの存在がうぐぐってなります。

まぁ、良い悪役ではありますよね。物語を動かして早々に退場してるし。ミーシャが凄く良い子で、見ていて微笑ましくなるので作品全体としては良作です。

不死者の弟子7 邪神の不興を買って奈落に堕とされた俺の英雄譚

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「……ああ、これなら俺は文句ない。決着を付けよう、ナイアロトプ!」

「本当に君は、愚かな異世界転移者だったよ、カンバラ・カナタ。力の差に絶望しながら死ぬがいい!」

 

ロークロアを巡る、カナタ達と上位存在との騒動に決着がつくことになる最終巻。

ナイアロトプ最後の切り札である、封じられた罪人も2人があっけなく討たれ……最後の1人であるゾラスが解き放たれることに。

味方に引き込んだヴェランタは、本気で上位存在と戦う覚悟を決めて……上位存在の存在や「神の見えざる手」がやってきた悪事についてもロークロア内で周知させることに。

 

神々のエンタメであるロークロア世界の住人が、それらの事実を知ることは上位存在になぁなぁで騒動を治めるような温い手を打たせないための、背水の一手でもあって。

カナタやルナエールが特別な戦力であることは間違いないですけど、コトネを筆頭に転生者込みではあれど現地の他の戦力の底上げも同時並行で行っていって。

できる事は全て行った上で、ゾラスとの最終決戦を迎えることに。ヴェランタの最後の備えであったゼロについての情報が明らかになったり、神の尖兵になったゾラスにも世界を憎むだけの過去があったりしたわけですが。

 

それに比べると、まぁ自分で自分の首を絞めて行ったナイアロトプはスペック的には最強の敵でも、最後まで小物だったなぁというか。

まぁ最後まで変節することなく最後までナイアロトプらしく振舞っていったのは一貫してて、そこは認めてもよい。

神々の干渉を排することになったロークロアですが、今後問題が起きるとしても上手くいって欲しいものですね。

カナタが鈍い部分はあったわけですが、ポメラの気持ちの決着とルナエールとの関係への答えを出してくれたのは良かったです。


不死者の弟子6 邪神の不興を買って奈落に堕とされた俺の英雄譚

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「無謀だの、割に合わないだの、おかしな言葉ですね。世界には代わりの利かないものに溢れているんですよ。あなたが平穏の犠牲として切り捨ててきたものの中にも。ヴェランタ、そんんあことさえわからないのならば、あなたはきっと、人を本当に愛したことがないでしょうね」

 

商業都市ポロロックに君臨していたグリード、その裏には「神の見えざる手」の一人ヴェランタの存在があって。

最後カナタの前に種明かしに現れた彼は、カナタの実力を確かめて自分では勝てなくても、「神の見えざる手」のノブナガには勝てないだろう、と安心してました。

実際、ノブナガはカナタよりもレベルが上らしく戦うことになったら苦戦は免れなかったでしょうが……カナタの師匠であるルナエールが、その気配に気づいて本拠地に襲撃をかましてくることになったの、災難というほかない。

 

残っていた「神の見えざる手」三人を相手に終始優位に事を運び、危なげなくとらえてのけたルナエール、強すぎぃ……。

でもカナタには弱いというか。見知らぬ面々の前で事情説明するときに、カナタの服の裾を不安げに握りしめていたり、最終的には赤面してカナタの背に隠れたりして、本当にちょろ可愛いな……。

ロズモンドに「甘ったるい空気」とか「何を見せられておるのだ?」とか言われるのも無理はない。

 

しかし、「神の見えざる手」という上位存在ナイアロトプ達が打てる、常識的な範囲の最後の一手であって……それが打破されたということは、もはやあちらも打つ手を選ばない、という事でもあって。

コントロール可能な配下であった「神の見えざる手」ではなく、厄介過ぎて封印を選んだ罪人3人を解き放つことに。

ナイアロトプ、上位存在ではあるけど下位の神であり、上司に無茶ぶりされている側でもあるし……その上司もまたより上位の存在の以降は無視できない中間管理職的な側面を持っていて。

罪人を解き放つことでロークロアが潰えるとしても、「あの御方」と呼ばれる最上位の存在が興味を持っているカナタ達を巡る一連の騒動に派手な決着を求めたことで、ただ世界を終わらせるなんて興ざめな展開ではなく、イベント盛りだくさんの最終章が開始することに。

 

ヴェランタ達もことここに至っては抵抗することもなく、ロークロア劇場を盛り上げるために配置されていた布石を回収した方が良いとか情報提供や協力をしてくれることに。

カナタ達が一つの布石に四苦八苦している間に、他を任されたルナエールが全ての役割を果たした上で、カナタ達のピンチに駆けつけてきたのスペック高すぎて笑っちゃった。

不死者の弟子5 邪神の不興を買って奈落に堕とされた俺の英雄譚

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「……後悔してるなら、頑張って生き延びて、その後に生き方を改めたらいいんじゃないですか? どう喚いたって、それ以外ないでしょう」

 

「空界の支配者」との戦いを制したカナタ達。

別行動をとっていたロズモンドと、商業都市ポロロックで合流することになり……そこでロズモンドが世話になっていた魔工士メルと出会うことに。

ポロロック、商業都市として栄えているもののその発展ぶりと比例するかのように深い闇もあって。

 

メルがまさにその闇に囚われかけた人物で……。

田舎からポロロックの一等地に店を出せる、という話に釣られて出て来たものの、いざ来て見ればそれらの料金は膨大で。領主傘下のグリード商会が都市内のすべての流通を把握してるので、そこに加入しないとまともに営業できないけど、その看板を借りるために多数の金を預けなくてはならないとか。

2年以内に営業を終えることがあれば、商会の看板に傷をつけたとその預かり金が没収されるとか。マッチポンプで破滅へのジェットコースター作ってるんですよねぇ。

暗黒街と呼ばれるアンタッチャブルな犯罪にまみれた地区まで出来てるみたいですし。

 

事情を知った手前、放っておけないとカナタ達も一枚かむことになったわけですが。

何にしてもメルの才能伸ばしておいた方が良いよな、と彼女もまた霊薬漬けの勉強をすることになっていたのは……まぁお疲れ様ですというか。

4巻の番外編「とある不死者と魔法修行」で、ルナエールに錬金術も叩き込まれて伝承にしか残らない「錬金花」を作り上げたカナタがそれをやってると思うと、目に涙が……メル、強く生きてくれ……。

ロズモンドに「大船どころかドラゴン」と例えられる頼もしさと、霊薬漬けの不安。最終的には頼もしさが勝ちますが、おっかないのは確かですな。

グリード商会のウォンツが売ってきた妨害を蹴散らし、領主グリードが企んでいた計画に巻き込まれつつも、それすらも蹴散らしたカナタは実にいつも通りで安心できましたね。



不死者の弟子4 邪神の不興を買って奈落に堕とされた俺の英雄譚

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「聞いてない! 聞いてない! 聞いてない! こんな化け物がいるなんて聞いてない!」

 

マナラークを襲ったアリスを辛くも撃退したカナタ達。

しかしアリスの言動からナイアロトプの手が伸びていることを察知して、ポメラを鍛えたり、出来ることを進めていくつもりのようです。

実際、上位存在がロークロアをコントロールするために配置している「神の見えざる手」という組織を動かしているので、彼の警戒は正しいのですが。

 

こっそり漫画を描いていた転生者コトネ。密かに書いていた腐女子向けのものまで、前回の騒動で意識不明の状態の時に世に出てしまうトラブルに見舞われたりもしてましたが……。

それを見たらしいロズモンドが、コトネに「続きは出るのか? サインをくれ」と言ってるの、ほのぼのして良かったですね。

 

……その会話してたの、邪竜が現れたとか言う凶報が飛び込んできた中での対策会議だったんですけど。

そうやって警戒が求められた邪竜は、神の見えざる手の配下に過ぎず……カナタに軽く蹴散らされる羽目になったりしていたのは笑えました。

カナタ、ルナエールの薫陶でかなり高スペックにはなってましたが、その際に歪んだ常識もインストールされてるせいで、想定ラインが微妙にずれてるんですよねぇ。

まぁ、結果的に上位存在ナイアロトプに目を付けられ続けているので、ルナエールの行き過ぎた備えも活きているんですが。

 

今回動いた「神の見えざる手」の一人は「空界の支配者」。

かつてドラゴンとしての禁忌を侵したというその存在についての情報をもとめて、竜人の隠れ里に踏み込むことになったり。

そこでコトネとは違う転移者と鉢合わせることになったりしてましたが……。

常識外れのカナタが課されることになった試練を想定外の方法でクリアしていったの、なんというか真面目に超えて来た先人たちはお疲れ様ですというか。

それで言うと、うっかりルナエールとエンカウントした「神の見えざる手」の一員、大商会を構え経済的な面から干渉していたソピアも、ご愁傷様というほかなかったですけど。口八丁で逃げたのはお見事。カナタ絡むとちょろいからね、ルナエール。

図書館の天才少女~本好きの新人官吏は膨大な知識で国を救います~

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「私は自分の能力を使うことで大勢の人が助かるならば、最大限に能力を活用することが責務だと思っています。それに……私なら助けられたのにと、後悔したくないんです」

 

平民のマルティナは、本を読むのが好きな少女。

平民街の図書館にある本を全て読み終えてしまった彼女は、王宮図書館の本を読むためだけに官吏登用試験を受けた。

国の方針として二十年ほど前から貴族と平民の垣根をなくそうという宣言がされて、平民でも官吏になる道が開かれていたのは彼女にとって幸いでしたねぇ。

まだ道が開かれてから世代が変わるほどの時間が経ってはないので、貴族至上主義の考えを持った人物とかも居たりするみたいですが。

 

平民でも受け入れてくれる人が多かったのは良かったですね。

そして、マルティナはただ本を読むのが好きというだけではなく……読んだ本全てを記憶できる「完全記憶能力」を持っていた。

オマケにただ読んで覚えているだけじゃなくて、その情報を引っ張ってくる速度も速いので、先人たちに羨ましがられてますけど研究者とか学者になっても名を残せそうなスペックしてるんですよねぇ。

 

協力することも多い騎士団の情報を覚えるのを任されたマルティナは、とある異常に伴った魔物討伐に際して意見具申をして。

それが受け入れられて現場に同行することに。眉唾物と思われていた「瘴気溜まり」というものについての知識を即座に引き出し、研究に踏み出すまでの時間をかなり短縮することに成功。

希少な光属性の魔法を使える人材を集めることで、小さいものなら消滅させられるという結果を出していたのは良かったですが……。その後、光属性を用いる方法では消滅させられない巨大な瘴気溜まりが発生したり、世界各地で同時多発的に瘴気溜まりが発生したりと、事態はどんどん進んで行くわけです。

 

マルティナを筆頭に、人々がまず自分たちで出来る限りのことをして、それでもこのままでは対処しきれないと判断して……聖女召喚の儀式を復活させようと試みることに。

マルティナ達が人事を尽くしているのは、個人的にポイント高い。途中、マルティナの才覚を認めた国が彼女を誘拐しようと試みるトラブルがあったりもしましたが。その騒動からヒントを得て、聖女召喚にまでこぎつけたのはお見事。

招いた聖女の扱いだとか、国家間の交流とか、問題山積ではありますがマルティナ達が力を合わせて乗り越えてくれることを祈りたいものです。

不死者の弟子3 邪神の不興を買って奈落に堕とされた俺の英雄譚

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「いえ、ありがとうございました。ポメラさん。本当に危ないところを助けられました」

 

『神の血エーテル』の材料探しもあって、魔法都市マナラークでの滞在を続けていたカナタ達。

転移者であるところの『軍神の手』ことコトネも彼の事を気にしていて。……同郷だからこそ話せること、というものがやっぱりあって。実はこっそりと漫画を描いているという話だったり。自分が見届けられなかった漫画の完結までの話を聞いたりとか、良い時間を過ごせていたのは良かった。

……心配しているポメラとかに、連絡が滞ったのは反省材料ではありますが。

 

カナタは、精霊契約を行って材料の1つである『精霊樹の雫』を入手できるようになって。

契約した犬型の精霊ウルゾットル、2000レベルもある圧倒的強者だけど甘えん坊でじゃれつくのが好きで、だからこそうっかり相手を殺してしまうこともある。

さらに舐めた相手の魔力を吸うために低レベルだったら、それも危険とか言う一般人的には危険な相手ではあるようです。

 

……カナタからすれば可愛い犬でしかないし、存分に甘えられる相手を見つけたウルゾットル的には良い契約になってたので、まぁ良いか……。

低レベル枠のポメラと、犬が苦手なフィリアはちょっと大変そうでしたけど。何ならポメラはレベリングもあるので、さらに大変そうですけど。それでも「頑張ります」と言えるポメラの明るさには救われますねぇ。

 

今回、ナイアロトプが干渉してカナタ始末の為の策を練っていて……さらには、禁じ手まで使って、カナタが危険な状態に陥った時ポメラが助けてくれたのも良かったです。

……相変わらず遠目で見守っているルナエールに助けられることもありますけど、何やってるんだ度の方が高すぎて……もうあきらめて早めに合流しなよ……それが出来ないからああなってるんですが。

回復職の悪役令嬢 エピソード2錬金術師のプレイヤー的育成方法

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「シャロンさん、わたしを弟子にしてほしいですにゃ!」

(略)

「知ってますにゃ! それでも、わたしはシャロンさんに師事したいと思ったのですにゃ。……ずっと家の中にいたわたしに、新しい世界を見せてくれたシャロンさんにですにゃ!」

 

勇者フレイに知識を買われてダンジョンに同行し、彼女のパーティーメンバーであるフレイの妹、タルトを救うためにケット・シーの村へと赴くことを決めたシャロン。

よそ者に優しくない村ではあるみたいですけど……猫耳ローブで態度軟化したのは笑った。いったん誤魔化せればいいんだ……。

 

そうして訪問し、タルトちゃんを診断した結果、ゲームでも稀な「マナ喰い」という状態異常だと発覚。

治療のための素材はあるけれど、その薬を造れる錬金術師や薬師が居ないというハードルがあって。

高レベルな人材を探すも見つからず……一から育てようとした時に、タルトちゃん自身が錬金術師であることが発覚し、シャロンの知識を使って自分自身を治す薬をタルトちゃんが作ることに。

 

そして病気が治ったときに、自分を助けてくれたシャロンに師事したいと彼女が付いてくることになって。

転生者であるシャロン以外にも、おばあちゃんが冒険の腕輪作ってくれることが発覚して。タルトちゃんも言ってましたが、やっぱかなり重要な情報ですよねぇ……。

まぁそもそも治療のためにつくった「流れ星のポーション」からして勇者パーティー7の面々がびっくりするくらいの代物でしたし。爆弾情報過ぎる。

 

タルトちゃんの育成方針は、彼女の希望もあって作った火炎瓶などを投げつける戦える錬金術師スタイルになって。

育成に勤しんでいく傍ら、シャロンは自分に出た「ユニークジョブ聖女」のクエストの事についても考えたりしていたわけですが。神殿で騒動が起きて、顔見知りになった人物が

呪いを受けていることを知ったりして。問題に深くかかわることになったりしてましたが。シャロンの奮闘に期待したいところです。



回復職の悪役令嬢 エピソード1 私だけが転職方法を知っている

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「決めた! 私はこの世界の景色を余すことなく堪能する!」

 

『リアズライフオンライン』というゲームにハマっていた主人公は、大型アップデートを心待ちにしていたが、メンテナンス延長でログインできず。

……気が付いたら、『リアズライフオンライン』の世界をもとに作られた乙女ゲームの世界に転生していた。

役回りは悪役令嬢であり、さらに婚約破棄されて国外追放を言い渡される場面であった、と。婚約破棄にまつわる一連の騒動は婚約相手である王子の暴走であり、主人公が転生したシャーロットの実家であるココリアラ公爵家の両親は、文句を言いに登場してくれたり、良い関係を築いていたわけですが。

 

前世の記憶を取り戻した彼女は、「でも国外追放言い渡されたしな~」という体で、自分がやりたい事をするために外の世界へ飛び出すことに。

乙女ゲームにするにあたって、いくつかシステム的な差異が生じていたそうで……職業は生まれ持ったもので固定だとか。

しかし大本のゲームでは転職も可能だった。現実になった世界では、同様に転職できるのではないか、と思った彼女はそのまま行動開始。

 

初期職業はデバフ主体の「闇の魔法師」だったけれど、前世の自分が使っていた支援できる職がいいよなーと隣国に行って回復職に就任することを決めて。

クラスチェンジできる場所が固定なのはゲーム的ですけども。リアルになった世界では実情に即していない部分もある、というか。

 

今回でいえば、エレンツィ神聖国ではありふれているヒーラーという回復職が、ファーブルムでは希少みたいですし。

シャーロットが街中で聞き込みをしたら、ゲーム時代とは違った行動をとっている国もあるみたいですし、ファーブルム王国は柔軟性がなかった模様。

ダンジョンとかもゲーム時代と変わらず存在するけれど、まだ攻略が進んでいない部分もあって。シャーロットの持っている知識がかなり重要ですよねぇ。

 

インベントリとかの機能が搭載された「冒険の腕輪」とか言うアイテムも、今ではほぼ忘れ去られていたみたいですけど、イベントを発生させたシャーロットは素材を持ち込んで作ってもらえてました。

収納系のスキルが使えるだけにとどまらず、システムメニューを開いて自分でスキル取得とかもできるサポート性能があって。でも普通の人はメニューを見られないからレベルが上がるごとに自動取得するしかないとかって情報も出てきましたし、腕輪量産出来たら世界変わりそうだなぁとは思いました。

不死者の弟子2 邪神の不興を買って奈落に落とされた俺の英雄譚

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「悔しいではないか。大きな力を前に、ただ逃げ出して故郷を失うなど。せめて、何か我にできる抵抗をしたかったのだ。ここが魔物の手に落ちることに変わりはなくともな。ただ、それだけだ」

「ロズモンドさん……」

「……くだらん感傷だ。口で言うほど、人は非常になりきれんものだな」

 

コキュートスを出て初めて訪問した都市、アーロブルクにおいて邪神官ノーツを撃破したカナタ。

ノーツ自身はレベル400弱、彼が呼び出したゾロフィリアが20004000程度でレベルが変動する存在で……予期せぬ脅威が存在することを知ったカナタが、ポメラのレベル上げをしようとして。

 

領主が邪神官に与していたせいで、領主交代が行われることでギルドが一時停止することや、レベル上げに必要な霊薬の素材を求めると言った理由から、魔法都市マナラークに向かうことを決めたカナタ達。

邪神官ノーツを単独で撃破したカナタの事は知られず、衆目にふれる治療にいそしんでいたポメラの方が聖女として名前が知られることになって。

名が知れることで歓迎してくれる人もいれば、逆に絡んでくる人もいて、プラスマイナスはどっちもどっちって感じですかねぇ……。

 

カナタ目線ではポメラのレベル上げしたそうですけど、魔法抜きでも魔物撃退できて「魔法要りますかね……」状態になっていたり、Aランクでも三桁レベルを持ってない状況を見ると、明らかに過剰だと思うんだけどなぁ……。

まぁ邪神側からの介入によって魔物があふれかえる「モンスターパレード」とかも発生してしまったりしてますし、いつでもカナタがそばに居られるわけでもないので、ポメラの戦力アップするのは悪い事でもないですけどね。

……1800レベルの幼児フィリアがパーティーにいるのを踏まえると、だいたいの事に対処できそうですけどねぇ。

 

カナタの求める素材は、コキュートスと言うかルナエール基準に底上げされていて一般に優秀とされるものでも物足りなくて。素材調達の部分でフィリアの性質にとって助けられる場面とかもあったので、本当に自分たちだけで大体解消できそうなんだよなぁ。

ストーカー状態で付かず離れず見守っているルナエールもいるし、邪神側にも制限がある状況だと、わりとカナタ達が優位なのでは……?



プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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