気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

美弥月いつか

魔弾の王と凍漣の雪姫5

ico_grade6_3

「長々とした話になったが、俺が言いたいのは、何かになるときに、それまで自分を育んできたものを捨てる必要はないってことだ。むしろ積極的に使っていこう」

 

魔弾の王の伝承を探るべく、ミラ達と少数でザクスタンに入ったティグル達。

天候に恵まれなかったり、ザクスタンがアスヴァールと不仲な事もあってそこに至るまで思うようにいかなかったようですけれど。

トラブルに巻き込まれないようにしようと思っていたはずなのに、巻き込まれていくんだからもうブラックホールか何かですかね。運命力が強い。

ザクスタン。王家と土豪とで対立している山と森の王国。

不幸な事故でミラとはぐれ、ティグル達は王子と同行し、ミラは土豪の有力者に保護されるとか狙っているのかという位の運勢だよなぁ。

 

表紙にも居ますが、流浪の戦姫オルガとミラが邂逅。

幼く未熟だったため知見を広めるべく領地を離れ、それでも竜具に見放されなかった少女。

本当、竜具の好みと言うのは分かりませんな。でも、いきなり領地経営を任されても、そりゃあ混乱するでしょう。戦姫の継承の性質上、優秀な補佐が揃っているとはいえど、失敗してしまうのも無理はない。

そこで一度立ち止まってしまったけれど、学ぼうとすることを止めなかった辺りは評価したい。遠回りをしたように思えますが、彼女には必要だったんでしょう。…独特の距離感が好きなので、オルガには評価甘め。

 

ザクスタンの騒動に巻き込まれる形にはなりましたが、ティグル達が出会った王子も、ミラを保護した人物も誠実で、意見を聞く余裕のある御仁で、ストレス少な目で読めましたね。

実際、この国でも魔物の暗躍があり、その芽を摘むことに成功しているので、結果としてはティグル達の行動がいい方向に動いているように見えますが。

別のところでも動いていて、それが最後に噴火したように見えるので心配。

あとはしっかりザイアンの描写が入っていて、相変わらずでしたね。多少丸くなった感じもしますし、ここまでくるとなんかもう長生きしてほしいな、みたいな気持ちも湧く。
ブリューヌ編で、どうなるかなぁ……



魔弾の王と凍漣の雪姫4

ico_grade6_3

「だいじょうぶよ。ティグルは『力』の怖さを知っているもの」

 

アスヴァール王位争奪戦、決着。

いやぁ、『魔弾の王と戦姫』とはまた違った方向に進んでいって楽しいですね。

ティグル達が居るギネヴィア側だけでなく、ジャーメイン王子陣営も描かれていましたが。……彼が密告を推奨する様、じりじりと転げ落ちている感じでハラハラしましたねぇ。

 

敵陣営の方が多く、相手に余裕を与えないためにも動く必要があって。

ティグルは、まだまだ視野が狭いというか。ミラに教えられることも多い様子。

……どの作品においても、彼は周囲に恵まれていると言いますか。良い指導者に遭遇してますよね。今代の弓である彼の強みは、その辺りにもあるのでは。

 

アスヴァールの抱える問題。大陸の民と島の民。そのバランスをとるのが難しいという話もありました。

ウィルから過去の事を聴き、「正しい答えがわからない」と言えるギネヴィアは良い補佐が居れば上手いこと統治してくれそうですが……

アスヴァール王の覚醒と、ジャーメインの行動がまた重く響きそうといいますか。

 

終盤のギネヴィアが、微妙に不穏なんですよねぇ。高揚感が悪い方向に向きそうな気配を感じる。

襲撃受けて撃退したりもしてましたが……戦った相手がまた厄介な状況を招きそう。前作を知ってると正直何してくれてるんだ! って感じなんですけど。

ギネヴィアが察知した、妙な気配の事もありますし、彼女がココで死ぬってことはないと思いたいところです。




魔弾の王と凍漣の雪姫3

ico_grade6_3

「その気性に合ったやり方というものがあると、私は思います。私の息子は弓に長け、弓を愛している。欠点を是正するのも、あるていどは必要でしょう。ですが欠点を認め、その上で得意なこと、やりたいことを伸ばしてやるべきだというのが、私の方針です。我が領地は小さく、人材も豊富とは言えません。何でもできるような人間はおりませんから」

 

侵略してきたアスヴァールの第二王子を捕え、彼に協力する事をジスタートは決めて。

同じくブリューヌもアスヴァールの姫に協力を要請されて人員を派遣する事に。

ティグル状況によっては危うい立場になったと思いますが、ブリューヌから派遣されてきていたのがロランだったのが救いですね。

 

ウルスの教育方針がいいですねぇ。

彼の元で育ったからこそティグルがブリューヌ人ながら弓に長けた逸材に育った、と。

施設として訪れた際に彼に出会って、ギネヴィアが決意したというのも運命の巡り合わせを感じる。

 

違う勢力に味方をして、相手の様子を窺っていた2陣営でしたが。

レスターという裏切り者が、好き放題暴れていたので一時共闘する事に。

しかし、二人の戦姫と黒騎士が先頭に立ち、その後ろからティグルが射撃支援するって鬼のような陣形ですね。

魔物たちも最終的な狙いはMF版と大きく変わりはないと思うんですが、目覚めている顔ぶれに違いがあって楽しいです。
王子はかなりあっさり退場したなぁ、という感じ。まぁ、ブリューヌとジスタートと違う陣営に置き続けるのも手間ですから、どこかでまとめる必要はあったでしょうけど、かなり驚きました。




魔弾の王と凍漣の雪姫2

ico_grade6_3h

「俺も、君とともに戦えたこと、力を合わせてあの魔物を倒せたことを、誇りに思う」

 

エザンティスが代替わりしてるくらいで、他の戦姫の顔ぶれは変わっていないようですね。

オルガが行方不明になっているのもサーシャが病床に伏してるのも。

オルガの独特の雰囲気が好きなので、こちらでも出てきてほしいですけど、もうちょっと先にですかね。

 

相変わらずエレンとミラは仲が悪いというか。

ミラがティグルを大事にしているのも間違いなく、エレンがティグルに興味を持ったことで、さらに燃料を足されたというか。

ティグルがエレンと共闘したり、上手いこと仲を取り持てればいいんですけど。さてはて。

 

ブリューヌ王の命を受けて、ジスタート入りしたティグルが、本人の性分って言うのもあるでしょうけど、また問題に巻き込まれ続けてますね。

ガヌロン、テナルディエというブリューヌの暗躍大好き大貴族が健在なのと、他国の動乱も相まって酷くなりそうな予兆がある。

アスヴァールの王子を唆してライトメリッツを責めさせるとか、余計な事ばっかりするなアイツら……

ミラの母親が中々いい性格をしていて好きです。日々楽しそうだな。




魔弾の王と凍漣の雪姫

ico_grade6_3

「俺がアルサスを忘れるはずはないだろう! 生き延びたいからこそ、行動するんだ。今日の安全を得る代わりに、明日の危険を見落とすなどという過ちを犯さないために。ラフィナック。魔物というのは本当に恐ろしいんだ」

 

MF文庫Jで刊行されていた『魔弾の王と戦姫』のスピンオフというか。

ティグルやミラの両親が健在で会ったら。彼らが幼少期に出会っていたら、そんな違いから展開されていく戦記物ですね。

 

ミラに対してティグルが好意を全く隠していないというか。

身分違いではあるけれど、いつか武勲を立てて彼女の横に並び立つという決意が胸の中にあるからか、MF版とはまた違った顔が見られていいですね。

弓の腕が抜群で、ブリューヌでは蔑視されているというのも変わらずではありますが。

 

ムオジネルとの戦争で、応援として駆り出された黒騎士ロランとの縁が出来たり。

ルサルカという新たな魔物の存在が描かれたりと、かなり新鮮。

まぁ、新しい要素で言えば、鎌の戦姫がヴァレンティナから代替わりして、ミリッツァに変わっている所でしょうか。

魔弾のエピローグに置いて、爆弾発言した少女という事で気になっていたキャラですが。こちらでは当代の戦姫として接点増えそうですし期待。


双剣使いの封呪結界

ico_grade6_3

「死んだ仲間に、大切なひとへの思いに引きずられるのは、やめておけ」

「あんたがいうな、バカ」

「自分が大馬鹿なのは、わかってるさ」

 

積読消化―。

黒い霧と怪物に苛まれている異世界に召喚され、その世界を救い、日本に帰ってきた。

けれど、日本にも黒い霧は現れて。異世界で得た能力をそのままに帰還した彼ら彼女らは、未だ閉ざされた東京を解放するために戦っていた。

黒い霧の中に在る御柱を倒せば、異世界から解放され、黒い霧に封鎖されていた東京のエリアも解放されるそうですが。

 

一年がたった今も帰還したものは23名を数えるのみ。

そもそも異世界で御柱を倒しに行く途上で倒れたものも多く、黒い霧の侵攻をなんとか防衛している状況だとか。

帰還者達は強制的に政府チームに組み込まれることになっていますが……主人公たちは、ヒロインの実家の権力を使ってそのチームには入らず独自の目的をもって動いているとか。

最も、帰還者のチームのトップとの仲が悪いわけではなく、利害が一致したら協力したりしてる様子ではありますが。

 

主人公はかつて共に歩んでいた少女を敵に殺されて。

その仇と勘違いして襲ってきた少女と今は二人で行動していましたが。

ある事情から、一人の少女を保護し、三人のチームとなったところで色々と動きが出てきます。

 

こちら側が一枚岩でないのに、敵は容赦なく襲い掛かってくるわけで。今回みたいに分散して行動している時に、片方を狙われるとなぁ。

また同じことがあったとき、今度も間に合う保証はないわけで。機関車が急激に増える見込みがない以上、一人一人の戦力増強が必須なのではないだろうか。

そういう意味では、最後トレーニングを開始した彼女の行動は間違っていないでしょう。ああした積み重ねがきっと生きてくると信じたい所。

 
プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
 コメント歓迎。ただし悪質と判断したものは削除する場合があります。

メールアドレス
kimama.tyaka@ジーメール なにかご依頼等、特別連絡したい事柄はこちらにお願いします。
メッセージ
アーカイブ
カテゴリー
記事検索
最新コメント
  • ライブドアブログ