気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

美紅

異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する~レベルアップは人生を変えた~5

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「ま、任せるって言われましても……」

(略)

「ユウヤ殿。ハッキリ申し上げましょう。貴方に丸投げいたします」

「本当にハッキリですね!?」

 

……聖と邪の対立する世界で、邪が暗躍して聖もいくつか陥落してるって状況は異世界側大変そうです。

「強いやつと戦いたい」から拳聖に就任した野郎が、邪側に与して斧聖を殺しに行くプロローグからスタートするし、また一段ときな臭くなってきましたねぇ……。

 

一方で『邪』に唆されていた少女ユティを救った優夜でしたが……。

彼女、日常生活でも師匠の世話になっていたとかで。食べ方わからないご飯が出た来たら食べさせてって言うし、水浴びはしてきたけど風呂はわからないと言って異性の優夜に世話を頼んできたりするし、情緒含めて色々と教育が必要では……?

弓聖の技を継げる技量はあるけれど、まだまだ発展途上だったからこそ邪に付け込まれたんだろうなぁ感がひしひしと伝わってくる。

とはいえ優夜だけではそのあたり対応は難しかったでしょうし、ここで香織に異世界の存在がバレていたことがうまく働くとは。

 

とは言え、森暮らししていた異世界出身の少女をうちの中等部に通わせますか? って提案してくるのはさすがにびっくり。書類とか整えるの大変そうって思うのは年かな……。

それ抜きにしても車や電柱と言った現代の技術いちいちにびっくりしてるし、いきなり学校に送り出すの不安しかないけどなぁ……。

まぁあの学校の生徒たち人が良いので、なんだかんだうまく受け入れられてましたが。

注目株である優夜と同棲している問題の方が注目集めてそうなのはちょっと笑った。

 

そして今回登場してそのまま退場した拳聖、性格はあまりにも小物だったけど結構な聖を殺したらしいので与えた被害でいえばヤバいよなぁ。邪側も本格的に戦争仕掛けてくるつもりになってるし。

ただ、聖と邪が活発に動いている気配を感じて動き始めた、長命な竜がひょんなことから優夜のテイムモンスターになったりして、戦力的な面ではなんとかなりそうなのが、こう邪側の哀れみを誘う。拳聖をたきつけたり被害を増やしてる元凶なので同情はしませんが。

異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する~レベルアップは人生を変えた~4

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「……優夜さんはこの世界で確かに特別な力を手に入れたのかもしれませんでも、その力はいつも私を助けてくれました。初めて会ったあの日から……優夜さんはたくさん私を助けてくれました」

「……」

「ですから、もうそんな風に自分を卑下することはしないでください」

 

大魔境で『聖』の称号を得ている兎から特訓を受けたかと思ったら、あらすじで『邪』の力を宿した少女と出会うことが発覚したり、優夜は本当に引きが強いなぁ。

そうでなくても王都を訪れたら、王子が差配させた暗殺事件に巻き込まれてるわけですし、イベントに事欠かないわ……。

 

優夜に罪を着せるつもりで強引な手段に出たけれど撃退され、警戒は厳しくなった。となれば、逆に王子が今すぐ襲撃してくることを警戒しなくても良いでしょう、と優夜を伴って城下町に繰り出そうとするレクシアは、お転婆が過ぎる気もしますが。

この世界の常識に疎い優夜だけだと、問題発生する可能性もあるわけでまぁ同行してくれる人がいるのはありがたい。

……オーウェンのいう通り優夜のことを知ってる騎士が付くだけで良かった説もありますが、恋する少女は止まらないので……合掌。

 

襲撃してきた王子も魔力によって狂気に陥っていた部分があったようですが……優夜の持っていた回復薬で落ち着くことが出来て。

レクシア自身が襲撃を許したことで、思っていたより穏当で迅速な解決したのには笑ってしまった。

優夜のことが気になっている香織が、彼の家に遊びに来た結果異世界への扉についてしって秘密を共有する仲になったり、レクシア達とも出会ったことで自身の恋心をハッキリと自覚したり、周囲は止まらず進んでる感じ。

優夜も戦闘スペックは向上してますが、どうしても過去の経験から臆病な部分在りますしね。今回香織が認めてくれたことで、少しマシになるかもしれませんが、さて。



異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する~レベルアップは人生を変えた~3

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「こ、このキスは……今までの礼と……その……せ、宣戦布告だっ!」

 

賢者の残した書物を得て魔法を会得した優夜は、王女を狙う刺客を撃退したわけですが。

それが彼が居住している異世界の森で出会った相手であることに気が付いて、一時保護しようとしたら王女様が変なことを言い出して……とイベントの引きが強いんだよなぁ、相変わらず。

 

彼が編み出した転移魔法は、伝説上にしか存在しないようなもので、王女様が驚くもので。彼女がそれを利用しようとはせず、戦争への利用も考えられるから無暗に教えないようにと助言してくれるのはありがたい。

優夜、割とあちこち抜けてますからね。賢者さんから託されたアレコレと、称号効果などが合わさって最強に見える(実際かなりスペックは高い)だけで。

刺客のルナを護衛として迎え入れることで守ろうとしたり、懐の深い王女なのは良し。……優夜の前だったから、というのもあるでしょうが。護衛のオーウェンさんがすごい苦労してるので、もうちょっとねぎらってあげて……。

 

異世界生活を満喫しつつ、学業もしっかりやろうとしてるから優夜が何度も王様の呼び出しぶっちしてる形になってるのは気になるところ。

オーウェンが口を滑らせて王女が懸想してるのバレてるから、どんどん好感度下がってるし。王子一派が刺客雇ってたりして、きな臭いしなぁ。

 

まぁ優夜に敵う戦力なんてそうそう用意できないでしょうけど。大魔境出身の新しいペット見つけてるし、変わった師匠も得てるし。

更に今回、人の身でありながら進化して超越種になったりしているし、まだ成長の余地あるのかお前……。大魔境の奥で優夜が勝てない相手と遭遇したりしてるし、伸びしろしかないともいえるんですが、恐ろしすぎる。

 

現実側ではこれまで引っ張ってきた芸能事務所の社長がついに接触してきて。

とはいえ優夜は芸能界に興味を示さずお断りされちゃうわけですが。そこで諦めず、有名学園のイベントを取材するという名目で許可を取って乗り込んでくる逞しさはすごい。

あと、今通ってる学校の生徒、良い人たちではあるけれどピンポン玉で凄い威力出せる優夜のこと、多少は怖がっても良いと思うよ……。スペック上がりまくってるのはいいけど、現実世界で制御できる方法は早急に必要そう。

最後ようやくたどり着いた王都で騒動に巻き込まれてるし、どうなるやら。 

異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する~レベルアップは人生を変えた~2

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『君なら大丈夫だ。焦らなくていい、ゆっくり……君のペースで、人生の友を手に入れなさい。友人だけでなく、君自身とも向き合うんだ』

 

優夜が異世界で遭遇し、危険なところを救った少女レクシア。

彼に再び会うべく大魔境と呼ばれる場所に踏み込んでくる根性はすごいですね……さらに優夜に求婚してくるとか、アクセルしかないのかこの王女様。

同行していた騎士達の困惑を見ると普段はもっとちゃんとしてるっぽいですけど、一目ぼれしたとグイグイ来るの凄い。

現地人と接触したことで優夜が住居のある大魔境が、どうしてそんなヤバい呼び名がついているのか知ることになってましたが。

 

危険な魔物が多く、その割に貴重な薬草なども得られない。要するに踏み込んでも旨味がない土地だったとか。そんなところに家作ってたなら、「たどり着けた人に譲る」みたいな手紙を賢者が遺していたのも納得か。

まぁそんな賢者の遺産を継いで、称号ボーナスでステータスをドンドン伸ばせる優夜からすると、ヤバい魔獣も「そんな強くない」判定入ってて騎士達を驚かせてたのは笑った。

 

異世界側のエピソードの方が多かったですね。森の探索をしていたところ、ブラック・フェンリルの子どもを発見。魔物と戦い危なかった子犬を助け、テイムスキルを獲得したことで仲良くなって。

地球にも散歩で連れ歩いたりしててるし、注目を集める容姿になった優夜がブラック・フェンリルという目立つ犬連れた状態で、接点のある美少女たちと交流したりしてるので、噂がどんどん広がっていきそうですけど、まだまだ優夜は自己評価低いからそれがどう響くのやら。

家以外に賢者さんが遺したものを見つけて、神の領域に迫ったという賢者さんから見透かしたような助言をもらっていたのが良い方向に作用するといいんですが、さて。

異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する~レベルアップは人生を変えた~

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『優夜。決して負けるんじゃないぞ。なぁに、大丈夫。辛いことがあっても、笑みを浮かべていれば、幸せはきっとやって来るさ。いつか、お前に酷いことをしたヤツらを見返せるくらいにな。……それに、これから先の優夜の人生は長い 。その長い人生の中で、焦ることなく、ゆっくりと自分と向き合っていきなさい。大丈夫、優夜ならできるさ』

 

主人公の天上優夜は、幼少期からイジメを受け続けていた。

学校で先生に訴えようと逆に優夜の方が悪いと言われるし、成長するにつれて外見が醜く育った彼のことを親すらも見放した。

とても愛らしい双子の弟妹が生まれたこともあって、彼の扱いはだいぶひどい物になったとか。

 

ただ祖父だけは彼の味方をしてくれて、亡くなるときに遺産を全部彼に残してくれた。そのおかげで、親は彼を育てることを完全に放棄したそうですが……早い段階で毒親から逃げられたってことだからヨシ。

弟妹もリンチされてる兄を見捨てる性格になってましたしね……。

 

優夜が絶望に沈もうとした時、彼は謎の扉を発見して。

異世界にある家屋へ通じていた扉をくぐったことで、いくつものスキルや称号を獲得することになるわけですが。

それに加えて彼が入った家屋、その先住者は既に亡くなっていて。寿命を感じていたその人物は天涯孤独だから、この家を見つけたら家屋やそこに残したものすべてを譲るという書面を残していた。

 

……ということで、主人公は地球と異世界にそれぞれ家を持つことになったわけですけど。先住者が「賢者」と呼ばれていたらしいことや、残されいた品々のスペックが高すぎることとか、絶対異世界最初に到着するエリアじゃないよ此処……みたいな感じはした。

実際最初に出くわしたオーガ、レベル300とかでしたからね……。

 

魔物を倒すと経験値が得られて、ドロップアイテムとして装備品も得られるとか、凄いゲーム的な世界だなぁ。で、主人公は異世界でレベル上げをしたり、アイテムをゲットしたことで、現実世界でも通じる力を得ていくことになって。

異世界のアイテムを換金できる場所があり、円で換算してくれる上、混乱が生じないように地球内の情報を操作してるとか出てくるし、割とトンデモないことしてるんだよなぁ……。


さらにレベルアップの影響で彼の容姿もまた整って。その影響もあってか理不尽に絡まれることも減り、彼の世界が少しずつ広がっていくことに。

端的にまとめればタイトル通りの展開が続く、主人公がチート能力で最強になっていく系作品ですね。

ゲスなキャラはどこまでもゲスだし、主人公に訪れる幸運も突飛な感じはして落差が激しい作品でもありますが。まぁ、分かりやすいって言うのは正義ですよね。読みやすかったです。

 

 
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