気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

芝田わん

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 after the rain1

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「まあ私からはとやかくは言わないよ 周が彼女と取り決めた約束なんだから」

「ただ 甘えっぱなしになるのはやめなさい」

 

本編コミカライズとは別の、原作小説5.5巻+特装版のSSをコミカライズしていくシリーズ。

元がSSなのもあって、1冊で1話~13話までを収録されてます。SSなのもあって、各話の時間軸もバラバラなんですけど、どのエピソードでも真昼が可愛くて良かったですね。

1話の「季節外れの」はホラー映画を2人で鑑賞して、怖がっている真昼が周の服をつまんでいるのが微笑ましい。隣で一緒にテレビを見るくらいには近いけど、まだ袖をつまむ位の距離感なのが良いですねぇ。

2話で周と父が通話して、しっかりと2人の関係を認めつつも釘を刺すべきところは刺してくるの良い親だなぁという感がある。

 

3話は、一度酷い有様になったものの真昼に手間を掛けさせた以上は、現状維持くらいはしないとと思える周が真面目です。この2人、ひとりにするとどんどん沈んでいきそうですけど、2人一緒に居ることで補い合ってるというか、上手くかみ合ってる感じなのが良いんですよね。

防寒具がない周の姿を見て真昼がマフラーを送ろうと考えて、首元じーっと見てる場面微笑ましくて良い。真正面から真昼の事褒めてきて、照れているの可愛いし。可愛いしか詰まってない。

あとは11話の「お古はいいもの」で真昼が周のパーカーを着ているのが特に可愛かったですね。「着てなんか収穫あったか」で「周くんは大きいな」とサイズ感を実演するために腕広げているの可愛かった。

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件4

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「普通に可愛かったけどな」

 

14話~17話が収録された第4巻。

真昼が寝落ちしてしまって、女子の部屋に勝手に入るわけにもいかないと泊めることにした周。女の子にベッドを譲って、自分は別室のソファで寝ているのが偉い。

……まぁ目が覚めたところで、「起こして家に帰すべきだった」と自身の動揺を自覚していましたが。

寝顔、本当に天使様って感じで可愛らしくて良いですよね。無防備すぎて思わずほっぺに手を出してしまう周に気持ちも良くわかる。

その後照れたりして布団にくるまってる姿とかも本当に可愛いですよね。

 

真昼と一緒にお雑煮とおせちをつついている場面、ほのぼのしますねぇ。

……手の込みようが凄いなぁ、と思ったりもしましたが。人ごみの多いところに行くと美人な真昼は人目を集めてしまうから、好きじゃないということで。

初詣に行くつもりは無かったみたいですが……4日に周の両親が来訪することになって。

「息子がお世話になっているから」と挨拶したいという父がしっかりしてるの、良いですよね……。真面目だ。

 

両親の前で「嫌というか……だめなところです」とか言ってもじもじしてる真昼が可愛い。

周の母が着物持ってきて、息子もしっかりとした格好をさせて初詣に行ってるの仲良しで良かったですねぇ。

親の前で褒めるのは簡単に言ったけど、しっかり2人のところで褒め合ってるの良いですよねぇ。まだ付き合ってないというのが信じがたい距離感。

……やっぱりどうしたって一目を集めて、「真昼が見知らぬ男性と歩いていた」なんて噂が休み明けの学校で広がっていたわけですが。

その後も変わらず交流してるのが良い。千歳から周に電話かかってきて「真昼が隣にいる?」って、2人の関係受け入れてるし。その後周が真昼に千歳注意事項について説明してましたけど、しれっと真昼が美人で可愛いと周が認めてると言われて赤面してる真昼が可愛かった。



お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件3

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「俺にとっちゃお前のが幸せの味なんだが」

 

1013話と、書き下ろし小説「しあわせのあじ」が収録。

クリスマス直前のある日。いつも真昼に頼ってばかりなのもなぁ、と自炊チャレンジを決意したのは周くん、初期のぐーたら具合を考えると成長を感じますねぇ……。

それでも初心者なのは確かですし、「尚更私を頼るべきでは?」と真昼に言われてましたが。

不器用な交流を続けている中で、クリスマスの話題もでて。恋人になりたいからと、いきなり距離を詰めてくるような男子連中はバッサリ切り捨てられていたようですけど。

周はこれまでの積み重ねがあったこともあり、約束を取り付けることに成功して。

 

下心ありきのものではなく、クリスマスにも彼女は一人なんじゃないかって思いからの声掛けだったのが周らしい。

やっぱおこがましかったか、と退こうとした時に「したことないからゲームをしてみたい」と真昼から提案してくるのも、この2人の独特の距離感を感じて好き。

クリスマスイブに樹たちに隣人が天使様、という情報がバレてしまったりもしましたが。……もうちょっと2人だけの秘密でも良かったと考えている周くんが実に微笑ましい。

 

クリスマスの約束をたのしみにしているシーンとか、12話冒頭のルンルンで周宅訪問してるところとか。ゲームプレイ中にむすっとしたり、レースゲーで体傾いたりする真昼があちこちで可愛くて今回も堪能しました。

カバー裏でサンタとトナカイコスしてる真昼も可愛くて実に良きでした。



お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件2

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「真昼」
「名前くらい誰だって呼んでくれるだろ」

「……それもそうですね」
「……周くん」


BOOKWALKERで電子版を購入してるんですが、カバー裏に書かれているイラストが収録されてるのは嬉しいですね。

真昼が可愛い……。あと、電子版でカバー裏の収録あるタイトルはちらほらあるんですけど、袖――カバー折り返しの著者コメントとかまで収録してるのは珍しい気がします。

構成担当の優木すずさんのコメントがとても笑えました。

 

これまでの交流から周がある程度信用を勝ち取れたのか、食費折半でなら出来立ての手料理を食べさせてくれることになって。

ありがたい提案にまず「それでいいのか?」的に真昼の意見を聞いてくれるのは偉い。

周の部屋でエプロンつけて料理してる真昼の様子がとてもかわいくて良かった。

ゴム加えて髪整えてる絵は小説1巻の挿絵にもありましたけど、漫画だとより鮮明に描かれるわけで。調理器具泣いてるコマとか、潔い周に嘆息するところとか、周が奥さんもった気分って照れてるところとか。

全体的に微笑ましい空気を感じ取れて可愛い。無言ジト目で「変なこと考えてません」ってなってるところとかもよかった。

 

おいしそうにご飯を食べてる周が良いし、彼の言葉を聞いて笑う真昼が可愛い。

巻末の書下ろしSSが「二人の関係性」で真昼から見た周の印象についての補完ができるので、それも併せてみるとニコニコできますね。

「頑張らないといけませんので」の時とか、時折真昼が影を見せる時もあるのですけど。

周がそれに気付きつつ無理に踏み込まないのも良い。

 

そうやって気遣いができるからこそ、周の近くにいるときに真昼は自然な笑みを零してくれるんだろうなぁって思えるのが良い。

ひょんなことから預かることになった合鍵を、初回とか特に大事そうに抱えたり。返す時ちゃんとハンカチで包んでいたり。いざ使用するときに躊躇いを経てから「えいっ」ってやる真昼が可愛くて、良いコミカライズを堪能させてもらいました。


お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件1

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「……さすがに放っておけません 借りは返します」

 

GA文庫の人気シリーズのコミカライズ。個人的には結構当たりの部類だと思いましたねー。

原作でイラストついてない場面も見られるのは、やっぱり漫画ならではで良い。

既読民からすると、この時期のツンツンしてる時期の真昼とか最早懐かしいですからね……。

 

学校で「天使様」なんてあだながつく位、容姿端麗で文武両道の少女椎名真昼。

主人公の藤沢周は、彼女の評判や彼女が同じマンションに住み隣人でもあることは把握していたし、魅力的だとも思ってはいたが積極的に関係を発展させようとは思っていなかった。

……だけど、ある日。

近くの公園のブランコで、雨に打たれている真昼を目撃してしまい放っておくことまでは出来なかった。

 

言葉を尽くして語らう関係でもなかったので、傘だけ押し付けて帰った彼は翌日風邪気味になって。

律儀な真昼が傘を返しに来た時にバッタリ鉢合わせてしまい、「借りは返す」と看病されることに。

周的には、これで恩も返されたり関係はお仕舞いになるものと思っていたようですが、不思議と付き合いが続くことになって。

ギクッってなってたり、ふいっって顔をそらしてるシーンとか、デフォルメされてる真昼が本当に可愛いんですよね。これは天使様ですわ……。

 

巻末には書き下ろしSS「始まりの出会い」が収録。

あの雨の日の出会い、その真昼視点ですね。初期の彼女の心境は結構レアで良かったです。……状況的には気落ちしてるシーンなので、万事良しではないですが。まぁ、良縁があったから、結果的には……。

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ちゃか

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