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「なんで怪石にまで教えてしまうかなあ。切り札は最後まで取っておくものと、誰かに教わりませんでしたか?」
「それは大人のやり方でしょう? 私は子供ですから」
先代に住む八重は篠笛教室に通う女子高生。
かつてあったある出来事から、着物を苦手にしていますが……おそんな彼女が仕立て屋である琥珀という男性と出会い。
着物にまつわる様々な謎に挑むことに。
泥棒になるから着物は着ない、という七五三前の少女の言葉の意味ですとか。
端切れで作られたシュシュ、その絵柄に込められた謎だとか。
本人は着物に関わらないようにしてるのに、縁が出来て向こうから問題がやって来るのがまた何とも。
しかし、最初の方の話はまだ可愛げがあったというか、日常の謎的ではありましたが。
後半に行くにつれ、重たくなっていくからその辺の温度差がなぁ……
和装の雑学というか蘊蓄部は面白かったですけど、後半のそう上手くいったら苦労しないんじゃ……みたいな部分がありましたし。
真犯人を罠にかけてやる部分とか。全体的に嫌いではないんですが、もう一押し何か欲しかったかなぁ、と感じました。
