気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

藤ちょこ

八男って、それはないでしょう!11

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「本当に、食べ物のことだとヴェルは引かないよね」

「俺は食べ物のためなら、大貴族でも潰す覚悟がある」

 

WEB版とはエピソードの挿入タイミングが変わって来てますねー。

10巻で内紛を決着させて、後日談としてテイストの違う話を持ってくる構成は、一先ず状況が落ち着いたんだなと分かるので良い感じだと思いました。

自称・謎のコンサルタントしてる時のヴェルは生き生きしてて割と好きです。人数が多い時に同じセリフ(「川魚」)繰り返すのは、好みから外れる表現法ではありますけど。

 

ウナギを焼いたり、帝国内で前回の使節団でやってきた王侯貴族の隠し子が見つかってしまったり。その親子の対面を手伝う為、一時的に預かって教育を施す羽目になったり。

未来ではヴェルの嫁に送り込まれることになりそうだったりと、帝国編ただでは終わりませんねぇ……。

 

久方ぶりに領地に戻って来て。ヴェルが居ない間も、有能なローデリヒが居たことやエーリッヒが応援に派遣されていたこととかもあって、問題なく発展していた模様。

ヴェルが事前に土木魔法で工事を進めていたのが功を奏したのと、彼が演奏で成果をあげたのが伝わって来て、侮りがたい存在と思われたのも大きかった模様。

 

新産業を算出したりしてますし、彼自身が居ることで更に発展が加速するんですけどね。

さらに戦利品として、魔族の考古学者を帝国から連れ帰ってきたことで、領地の遺跡を効率的に捜索できるようになって、嫉妬するのも馬鹿馬鹿しく思えるくらいの発展速度だなぁと思いました。

八男って、それはないでしょう!10

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「あなたは、頑張りましたものね」

「うん。人様の国で頑張った」

 

ヴェルが他国で酷使されすぎなんだよなぁ……ってなって、帝国編は本当に乗り切れないんですが。

テレーゼ達に協力してニュルンベルク公爵派と戦い、師匠を召喚できる魔法使いターラントを撃破したり打撃を与えて撤退させることには成功。

しかし、ニュルンベルク公爵は粛清で血の雨を降らせたくせに、皇帝はそのまま生かしておいて、テレーゼ達の行動を邪魔する手を打ってくるんだから策士ではある。

 

それによって状況が停滞して、なおのこともどかしいんですよね。

自分の領地の開発が気がかりでしかないのに、状況を整えるためとはいえ帝国で街の開発をする羽目になってるのとか、芸は身を助けるって感じはしますが、もどかしい。

彼のところに、皇帝の三男であるペーターがやってきて。自分が権力を掴むためにヴェルに密談を持ち込んで。

さすがに資金提供はしてもらってましたが、ペーター自身の器量で積み上げてきた仲間とかと、立場を確立するまで行ったのはお見事。

 

帝国内部の内紛も最終盤になり、ニュルンベルク公爵を彼の領地まで押し込むことには成功。しかし、古代遺跡に籠城する構えを見せており……転移・飛翔を封じる魔道具を破壊するなりしなくてはならない、と敵の防御を打ち破るために武器開発を始める羽目になってるのは笑った。

八男って、それはないでしょう!9

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「まぁ、俺はどういう結末になってもいいですよ。初戦は余所者えすし、最悪途中で逃げ出せます。でも敗戦した場合、ニュルンベルク侯爵も今さらあなた方を許すかな? 彼は中央の力が強い帝国を作りたいでしょうから、一度は許されたとしてもあとで言いがかりをつけられてしまつされるかもしれない。この勝たねば明日が無い状態で、内輪揉めをする余裕があるとは驚きだ」

 

帝国が成立する前から存在していた、ミズホ伯国。黒髪黒目の者が多く独自の文化を持つ……言ってしまえば日本的な国。

ヴェルは自分で作るよりも上質な和食の材料などがゲットできると、凄くウキウキしていて異文化交流してるシーンは楽しかったですね。

 

ただまぁ、状況がクーデター中であるのは間違いなくて。

ヴェル達はどうにか王国に戻れないかを模索していましたが、王国からの伝令が「王国の利益を考えて動け」と激変する帝国情勢を見極めよと命令を持って来たら、流石に逆らえないんですよね……。

 

いやいやながら参加することになって、そうなれば真面目に仕事する辺りはヴェルらしですけど。「妾のために協力してくれるのか!」とか言うテレーゼは苦手。

ニュルンベルク公爵を筆頭に敵に魅力を感じないし、味方は足を引っ張りがちだし、どうにもモヤモヤしがちなんですよね帝国編。

 

死者を呼び出し自らに憑依させる能力の持ち主が、ヴェルの師匠を召喚して戦うなんて場面もありましたが。WEBよりは強さが増してたような。一回生き延びてるし。ただ復活怪人(怪人云うな)は扱い難しいですよ、としみじみ。

ヴェルが和食的なミズホ食に出会えたのと、エルに今度こそまともな春が来そうなのくらいが、良いニュースですかねぇ……。


八男って、それはないでしょう!8

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「これからも苦労をかけると思うけど」

「ヴェンデリン様と過ごしたこの四年近くはとても楽しかったです。私は苦労だなんて思っていません。これからもきっとそうです」

 

表紙イラストからも分かる通り、ついにヴェルがヒロイン達と結婚することとなります。

弟の活躍で注目を集めてしまったので、他の兄たちも側室を迎える必要が出て来たりして、結婚式に行って他の貴族と交流する必要が出て来たりして、貴族のお付き合いって大変だなぁ……。

結婚した後は、当然そういうことをするわけですが。そこでヴェルの秘密が明らかになって、早々に打ち明けられない情報を抱え込むことになって。いやぁ、ただでさえ戦力過多っぽいのに、ブースト出来るってのは反則的でしょう。

 

ヴェルは当主として、家臣たちに出会いの場を与えるべく大お見合い会を開催したししてますが。

エルは重臣扱いの独身で注目の的ではあったものの、先日の失恋騒動のせいで心に傷を負って、平常時のテンションがおかしい事になってる辺り、本当に見てられなかった……。勤務時だけはまともになるって言うのもヤバいよ。

 

結婚してから二か月後、隣国への使節団への参加を命じられたヴェル達。

新婚旅行も兼ねて訪問しよう、と結構気軽に赴いていましたが……そこで公爵家の女当主のテレーゼに迫られたり、皇帝の死から連鎖したクーデターに巻き込まれたりと散々ですねぇ……。

 

転移・飛翔といった魔法を封じる魔道具まで用意されていて、すぐに逃げることも出来ず。テレーゼに力を貸しながら脱出を果たしていましたが。状況を弁えていない部下に苦言を呈された時に「邪魔になりました」と切り捨てようと出来る辺り、ヴェルも結構貴族に染まってるなーとは思った。

八男って、それはないでしょう!7

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「先に人の実家にちょっかいをかけておいて、自分が仕返しされないなんて幸運、本当にあると思っているのですか? 心ならずも貴族になってしまった以上は、貴族として動くしかないでしょうに」

 

ヴェルの寄親であり、度々お世話になっている南部のブライヒレーダー辺境伯家と、東部のブロワ辺境伯家の間で紛争が開始。

援軍要請があれば参加するつもりではあるけれど、今のところは声もかかっていないし、領地開発を優先するつもりだったヴェルのところに、ブロワ辺境伯家の娘・カルラが来訪して。

 

彼女自身は特に何か工作を働くわけではないけれど、念のため監視用に人を割く必要などもあって。一目ぼれしたエルが意気揚々と名乗りを上げて、恋心のままに暴走していました。

カルラのキャラデザインとか性格とか自体は結構好きなキャラなんですが、エルが恋に暴走している様が、なんというか見ていられないな……って気持ちになるので、何とも言えない読み味。

 

ブロワ辺境伯家は、トップが病床にあって後継者が定まっていなかったこともあって、意思決定に遅れが出ている……だけではなく、内部の派閥争いの影響で暴走までしてるとなると、厄介極まりないですね。自分達だけでやってくれよ……。

結局ヴェル達も紛争に参加する羽目になってましたが、度重なるルール破りに困惑して、早々に報酬代わりに魔物の巣を分割してもらい、自分達で開放するって力技で王国への利益供与を進めて、さらに自分の立ち位置を重要にしていたので、最悪とまでは言えないオチでは……あるのか?




八男って、それはないでしょう!6

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「クラウス、こうなれば『毒を食らわば皿まで』だ。人手が足りずに忙しいんだ。給金は払ってやるから、働けなるまで働いてもらうぞ」

 

開拓を進める中で、久しぶりに仲間たちと魔の森に挑むことにしたヴェル。

そこに冒険者としては先輩にあたる、名の知れた女魔法使いのカタリーナがイチャモンを付けて来て。

いやまぁ、ヴェルの力に頼りすぎるのは良くないってイーナ達に宣言したり、悪いキャラではないんですけど……個人的には彼女苦手なんですよねぇ。

 

新キャラって事もあって、彼女の描写が増えているので、ちょっと読むペース落ちた。

勝負を挑んでくるまではいいとして、諦めが悪くて何度も噛みついてくるのがなぁ……。

魔の森で探索して、多くの獲物をゲットしたり遺跡発見のオマケまでついて来たり、実入りはかなり良かったみたいですけど。

 

クラウスの企みがWEB版から割と変わってて、無理がない範囲に収まってた感じがしますねぇ。

ヴェルの兄ヘルマンの領地預かりになっていたものの、他の貴族が開発に横やりを入れる為に送り込んできた人材の鎮圧を、ヴェル達に任せた事で、ヘルマンの下では扱いかねるのが明らかになって、ヴェルが抱えることになっていたオチは……ヴェルはヴェルで苦労性だよなぁ、というか。

クラウスが有能なのは間違いないですけど、面倒なのも確かですからね……。


八男って、それはないでしょう!5

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「採集はしているし……」

(略)

「凄いですね、ヴェンデリン様!」

 

エルやイーナ達が魔の森で採取する一方、ヴェルは村の区画整理などに手を出して。順調に民意を味方につけて行ってます。

そしてクルトは苛立ちを募らせて、想定通りに暴走することとなりましたが……王都の貴族から魔道具を受け取ったために、想定以上のトラブルを巻き起こすことになるのは、なんとも面倒臭い。

ヴェルの忠実な家臣であるローデリヒにちょっかいを出してくる貴族家が、結果として排除されたのは不幸中の幸いともいえますが……被害甚大過ぎるんだよなぁ。

 

騒動の後に、クラウスが「満足とは違と思います」という言葉の通り、どうしてもそうしたい訳では無かったけど、このままではまずいから違う方策を模索した彼からすると、良い未来に辿り着いたって事になるんだろうなぁ。

ヴェルの父親との因縁も、秘められていた事情が明らかになってましたが。救われない過去があったんだなぁ……という感じでもありました。

 

王室御用達の店であろうとまずい物はまずいと言い、美味しいものを食べる為には労力を惜しまないヴェルのスタンスは結構好きですね。

美味しい物食べたいの、現代日本人としては共感できる。そういうものがあると知ってるから、魔法で試行錯誤しつつこの世界では「新鮮な料理・調味料」を開発できるので、資金源にもなってる辺り無駄がない。終盤、ココアとチョコレートを作ったりもしてましたしねー。

 

クルトの問題が解決したため、本格的に開発がスタートしていましたが……ローデリヒが親方様と呼んでるヴェルを、土木工作員として思いっきり活用してたのは笑った。笑えない。

トップが重労働しすぎって健全な環境ではないでしょ……ヴェルが器用な魔法を使うからこそ、色々とショートカットできるのはいいですけど、口絵の死んだ目を見るとちょっとね……。

 


八男って、それはないでしょう!4

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「ヴェンデリン、パウル。ただ犠牲者が少ないことを望みます」

 

家を出た弟が、名を挙げているという噂。

それは僻地にあるヴェルの実家にも届けられて。定期的に来る商隊が意図的に情報を流しているようですけど。

ヴェルが話題の尽きない人物であるのも確かですが……まぁ、嫡男クルトの予想通り、ブライヒレーダー辺境伯の意向も踏まえた動きだろうなぁ。

 

裏を読める程度の頭はあっても、領地の発展に繋げられない辺りは残念と言うか。彼の思考回路はかなりマイナスに寄ってるといて。嫉妬やらストレスやらを抱えて大分歪んでしまった感。

とはいえ、昔からその素養は十分あって、なるべくしてなった部分も大きいとおもいますけどねー。

 

先代のブライヒレーダー辺境伯が派遣し、壊滅した遠征部隊。

アンデッド化しているのは間違いないが、その立地ゆえに今まで後回しにされていた案件。

その解決を依頼されて、ヴェルは仲間たちと実家に顔を出していましたが。

まぁ、色々と酷かった。これまで積み重なってきた鬱憤を、クルトは弟にたいしてぶつけたんでしょうけど。公的に立場を得た相手に対しての振る舞いではないよなぁ。

分かりやすい障害を排除して、発展させるんですよと言うための敵役に選ばれてしまったようで、間違っても好きにはなれませんが嫌いでもない微妙な塩梅。

護衛と言う名目で軍務卿からも嫁候補が送り込まれてきましたが。
小柄なのに身の丈を超える斧を使う少女。こういうキャラわりと好き。
候補とはいえ、相手との関係とか諸々の事情を踏まえたら、迎え入れる選択肢しかないわけですけが。
戦力になる上に、かつ食にこだわるヴェルとの相性も良いので適任ではあります。
流石に役職持ちは良い人材を抱えていますねー。いや、候補すら送り込めず陪臣の娘がなんとか絡んでるブライヒレーダー辺境伯への当てつけとかではなく。えぇ。本当ですって。


八男って、それはないでしょう!3

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「私も、ヴェンデリン様の勝利を信じています」

「ありがとう」

 

王都で暮らし始めて一年。ブライヒレーダー辺境伯の借りた屋敷で暮らしていたヴェル達ですが……

仮にも爵位を持った貴族が、長々と借り住まいというのは問題だと指摘されて。

胡散くさい不動産屋を紹介されて、間違った方向の特訓をする羽目になってましたが。物件探しが特訓になるのはなんででしょうね……悪霊憑きの事故物件だからかな……

 

さらにはエリーゼと婚約したヴェルに対して、決闘を申し込んでくる貴族まで現れて。

これ以上ないボンクラとその取り巻きって感じで、サクッと終わった上に、決闘の過程で犯した失態を追求する形でトコトン叩いてたのには、ちょっと笑ってしまった。

よっぽど鬱憤溜まってたんだな……というか。まぁ、それだけヤバい状況だったから叩くほどホコリが出たわけで、自業自得ですけどね。

 

ヴェル達が十五歳になり、正式に冒険者としての活動も始める事となって。

竜殺しとしての力量が確かであるために、いきなり難易度の高い依頼が持ち込まれて。

先んじて送ったパーティーが2つも壊滅した、というのも納得の殺意の高い遺跡でしたね……

なんとか乗り越えて、かなりの成果を挙げていましたが。一人でも欠けていたら間違いなく死んでいた危ない橋でしたよね……

 

ブランタークさんが居てくれて良かった。戦力的な意味でもそうですし、修羅場を共にした彼が、依頼を出した首脳陣とヴェル達との間に入ってくれたのは大きい。

それはそれとしてヴェルからもプレッシャーを掛けたりしてましたが。まぁ死にかけた仕返しにしては可愛い範疇だと思われます。

 

巻末には「ドラゴンバスターズBefore and After」として、幼少期と成長した後のヴェル達のイラストが掲載されています。

藤ちょこ先生や、Y.A先生のコメントもあって、中々楽しいオマケでした。15歳ヴェルの魔法使いらしい格好が結構好きです。



八男って、それはないでしょう!2

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「ブランタークさんも、何気にツイてませんよね」

「坊主の不幸体質が伝染したのかもな」

 

1巻の引きが国王との謁見だったのですぐ始まるかと思いきや、ルイーゼが飛行船でやっていたアルバイトからスタート。

WEBでもこの位置でしたけど、幕間だったのが本編みたいな構成になってるのはなんでなんだろう……まぁ、他にもあるので気にするほどのものでもないか。

 

アンデッドとはいえ古代竜を討伐するという実績を挙げたヴェル。

その素材は貴重で、特に魔石は有用なため王国が買い上げる事になって。更にはその褒美として、勲章を授与された上に爵位まで授与される羽目に。

いや名誉なことなので「羽目」とか言うのもアレですが。ヴェル自身が「王様と顔を合わせる羽目」とか思ってたからな……

 

領地や役職こそ与えなかったものの、実力を評価してしっかり抱え込むあたり王様は強かです。

実際、貴族家の当主としての立場を活用して、その後の軍事行動に組み込んでましたからね……相手は魔物で、領地を開拓して人の生息圏を拡張するための、意義ある戦いではありましたが。

 

予備校からつるんでいたエルやイーナ、ルイーゼも逃れようも無く巻き込まれてお疲れ様ですというか。ヴェルは将来有望ですし、苦労に見合ったリターンが見込めるのが救いでしょうか。

国王以外にも彼の価値を認めている人は多くて。自分の孫娘を婚約者として送り込んでくる人まで居ますしね。企みはあれど良縁なのも間違いなく、楽しそうだからいいんじゃないですかねー。

先んじて交流していて出し抜かれたブライヒレーダー辺境伯はご愁傷様ですが。送り込める相手がいないんじゃしょうがないね……



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