気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

角川スニーカー文庫

エロゲのヒロインを淫魔スキルで支配する

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「俺は、自分に冒険者としてやっていくための力があるか確かめたいんだ。そのために魔物と戦う経験を積みたいんだよ。だから、見守っていてくれ」

 

公爵家次男のシン・カーゼス。

彼は公爵家に代々伝わる剣術をいくら教わっても身に付けることが出来ず……父に見切りをつけられてしまった。

別に育児放棄するわけでもなく、彼が倒れたら使用人に運ばせるくらいの事はしますけど。公爵家の役割を果たせないものとして、一定のラインを引いて「自立までの支援はするよ」くらいの距離感にはなっていて。

 

見切りをつけられた日に彼は、自分が転生者であることや、この世界がエロゲ世界であり……自分は淫魔としての才能に目覚め、好き放題した結果主人公に討伐される中ボスポジションであることも思い出してしまった。

ゲームと同じような淫魔による支配でハーレムを楽しむのではなく、冒険者になって世界を巡りたいと鍛錬しようとするんですが……。

実の父に見切られた彼に指導してくれる人はおらず。エロゲにも登場していた才媛が妹の剣術指導のために滞在していたのに目をつけ、本来は淫夢を見せるのに使うスキル「夢魔」で干渉し、夢の中で鍛えてもらうことにするわけです。

クラリスの理想の弟子を装って、実力を伸ばす事には成功するわけですが……。

 

葛藤を抱えていたクラリスが、理想の弟子と出会えたことで剣術が楽しかったことを思い出したり……色んな柵から解き放たれていったわけです。

でもアレ別にシンが淫夢見せようとしたわけじゃないし、当人の素質でしょ……。

妹は妹で、シンの前では素直になれず毒のある言葉を選んでしまうけど、彼を溺愛しているっぽいですし、根が深いというか……シンの今後が心配になりましたよ、ちょっと。

おまえだけは選ばない

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「有栖川君は、これからもわたしのこと見てくれる?」

「もちろんだよ」

 

初恋相手でもあり、天才的なヴァイオリン奏者である吉原美弥子と結婚し、41歳までずっと支え続けて来た主人公・有栖川雅人。

彼自身は三流音楽家を自称する腕ではあったけれど、妻をサポートする能力には長けていた。しかし……美弥子にとって雅人は無二の存在ではなく、離婚を切り出された雅人は失意の中で命を落とし……。

 

気が付いたら高校入学のタイミング、15歳の春にタイムリープしていた。

雅人は、1周目とは違う道を選ぼうと、美弥子からも音楽からも距離を取ろうとするわけです。

人生をよりよいものにしたいって熱意があるわけでもなく、「知ってる破滅」を避けようとする消極的な選択ではありますが。

美弥子の演奏の腕前自体は認めているので、自分の与り知らぬところで成功してくれればいいや、と割り切ってるというか、諦められてしまうのは枯れてますなぁ……。

 

ただそんな彼ですが、予期せぬ出会いで1周目では死んでしまった少女・風見祥子の運命を変えることになったり。

祥子もまたバイオリンを嗜んでいて……雅人を音楽の道に引き込んでいくことになるわけです。

音楽に数十年注ぎ込んだ経験と知識を持ったまま、若い肉体に戻ったことで雅人の演奏はレベルアップしていて。

当人の認識は未だに三流音楽家の凡人のままなので、自己評価が低いんですが……彼の演奏に周囲の人々が心揺さぶられまくってるのが、実に青春って感じで良かったですね。



人間ちゃんの警戒心が薄すぎる!

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「最初はキミだって、決めていたんだよ?」

 

男性を失って久しい、魔獣や天使や龍や悪魔といった様々な種族が住まう魔界が存在し……男性が普通に存在する『人間界』を発見したとか。

男性が不足してる中でそんな楽園を見つけた結果、異種族の女性たちは人間界を荒らしまわることになった。お婿さん認定して拉致したりとかしてたそうで、人間界にダメージを与えたとか。

その結果、人間界にわたって男性と交流できる人員を制限したりしているみたいですね。

 

主人公のアスティフィルは優秀な成績を収めた淫魔だったんですが。

先祖たちの行いで、人間界で男性に近付くことに関しての監視は強い。けれど、逆に同性である女子に近付く分には緩い部分がある。

そこに目を付けた彼女は、留学先を女学院に選び……さらに「異種族の交換留学生」ではなく、人間・七志明日乃として魔法で変装して百合ハーレムを作ろうと活発に動くことに。

もう、カラー口絵の各キャラ紹介に3人とも「明日乃に落とされる」ってストレートで書かれているの笑っちゃった。

 

学内に派閥が出来ていて牽制し会っている中で、最初に明日乃に声をかけてくれた揺川未姫。

学院のトップと目される氷堂家とライバル関係にあるため、同い年の娘がいることから「相手の土俵で戦ってこい」と親に送り込まれた、藤村燐華。

無口で人と距離を置いている……何者かの魔法をかけられていた少女、此巻坡音。

そういった少女達に目をかけた明日乃は、それぞれにアピールして順番に落としていくわけです。しっかり落とす時には自分の種族とかも明かした上で、それぞれの悩みを解消したり、期待に応えたりすることで恋人たくさん作ってる明日乃でも受け入れてくれてる環境を作り上げているのが、お見事というかね。

もうそこまで自分の欲求に素直に突っ走って、そのままハーレム築き上げてるのは凄いですよ。監査とかも存在する中で、恋人たくさんいる状況は追及されると大変でしょうけども。本当に最後まで責任取って幸せにしてほしい。

カラー口絵の「落とされる」解説、正直凄く笑ったので、シリーズ続いて新キャラが増える度にやって欲しい。

怠惰な悪辱貴族に転生した俺、シナリオをぶっ壊したら規格外の魔力で最凶になった

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「――借りは返す。それがファンセント家の掟だ」

 

学園ゲーム【ノブリス・オブリージュ】の悪役貴族、ヴァイス・ファンセントに転生した主人公。ゲーム時代はヒロイン凌辱して奪っていくタイプのクズ悪役だったみたいですが、幼少期に前世の記憶を取り戻して。

既に悪役としての振る舞いを見せ始めていて、外には悪評が流れたりしていましたけど。

意識を切り替えて努力を続ける姿を見続けた身内には信じてくれる人が生まれて行ったのはよいですね。

 

原作ではゲーム主人公のお相手になる正ヒロインであるシンティア・ヴィオレッタ。

幼少期の振る舞いで険悪だった彼女と婚約者になったりとか、予想外の変化を迎えたりもして。

会話の意図を上手くくみ取れずなんか気付いたら婚約していたし。メイドのリリスの方が気付いていて、慰めただけのつもりが愛人宣言みたいなことしてるし。

ヴァイスが気付いた時には親同士の話とかまとまった状態で、今更でしたけど。なんだかんだシンティア達の関係も悪くはなさそうですし。

……というか、ヴァイスがどことなく抜けてるから、女性陣の覚悟が決まっているのはバランス取れてて良いのでは。

 

ヴァイス、スペックそのものは飛びぬけていて、その上で前世覚醒してから努力を続けて……2つの魔法を組み合わせて発動する、みたいなトンデモ技法を習得したりしていました。

ゲーム主人公アレン相手に入学試験では圧勝するくらいまで鍛えてましたし。

アレン、理想を追うの実に主人公らしいですけど、目下夢想家にすぎないんですよね。

ただ、アレンにもヴァイスが把握していない特殊能力があったりするみたいですし。アレンのその能力を使った行動がなかったら、今回ヴァイスにも危ない場面があったからなぁ……。ヴァイスもまだまだ甘い、というか成長しなくてはなりませんね。

侯爵次男は家出する~才能がないので全部捨てて冒険者になります~

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「俺はずっと逃げてきた……そんな俺を頼ってくれたアリアの信頼に応えたい! 俺自身を見て俺を認めれくれたアリアの期待からは逃げたくない!」

 

グラントス公爵家の次男として生まれた主人公。

貴族の通う学院で剣術で2位を取ったり、座学でも13位と上位に入る秀才ではあったようですが……長兄がなににおいても120点をとるような鬼才だったために、彼の努力はいつも正しく評価されなかった。

婚約者からも、兄以外の家族や使用人からも厳しい言葉を浴びせられ続けた彼はついに家を出奔。

 

中立国であるクラングルズ連合国へと足を延ばし、ベルクと名を変え冒険者としての活動を始めることにして。

次期侯爵としてやることが多く、弟の置かれている状況を把握できていなかったバドルは、弟が去った後に後悔し、一年足らずで国内の権力情勢を塗り替えたそうですし、こんなのと比べられたらそりゃたまりませんな……。

 

ベルクも、クラングルズで冒険者活動を初めて2年程度で冒険者として実績を積んでいて。

上から3つ目の階級である白銀級への推薦も視野に入るほどだとか。白銀級以上は、個人の武勇だけではなく、「冒険者」全体のイメージにも影響するので人格も審査基準に載るそうですから、環境が彼には会ってなかった部分はあるんでしょうねぇ……。

そうやって貴族の義務から離れて、冒険者の自由を満喫していたある日。

 

救援依頼を受けて駆け付けた先でベルクは、彼と同様に身分を隠して連合国に来ていたミルベルク帝国第三皇女アリアと出会うことに。

通常なら魔物を討伐すると魔石が残るが、アリアは魔物が落とす武器……「レアドロップ」を求めてやってきていて。ベルクはアリアを助けた時にそのレアドロップを得ていた。

お互いの事情を話し合った2人でしたが……酔った勢いもありつつ、肉体関係も持つことになって。自分を認めてくれたアリアの事をベルクは大切に思うようになり、彼女の目的のために力を貸したい、と彼女が帰国する際にはしっかりと同行。

絡んできた騎士を決闘で倒して実力を示し、さらに直後に帝国で起きた騒動の鎮圧にも協力することで、帝国の称号騎士として任じられることに。

一代限りの地位ではあるけれど、称号騎士は皇族との結婚も認められるということでアリアとの関係に公的に問題がなくなったのは良かった。いやまぁ、ベルクの実家方面の柵はノータッチなのでそっちでトラブルが起きないとも限らないし……アリアが連合国に来てまで果たしたかった目的に関しても、なんか暗躍してる輩が居て根が深そうなので、超えなきゃいけないハードルは多そうですけど。なんだかんだ乗り越えて生きそうな安心感はある。

 

 

物語に一切関係ないタイプの強キャラに転生しました

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「貴様はこの世界で、何を成すつもりだ?」

(略)

「のんびり幸せに生きていける世界を作るんだよっ」

 

科学技術も発展しつつ魔法も存在するファンタジー世界を舞台にした『ネオンライト』というゲームにハマっていた主人公。

【十三階段】という、ゲームの舞台となっているネオンシティを支配している裏組織が存在して。ゲーム主人公たちはそれに対抗する反抗勢力に所属しているとか。

 

タイトル通りその作品世界に転生した主人公でしたが……彼のポジションは、ゲームに関係しないモブキャラだった。それどころかブラック企業で働く社畜だった。

上司に連絡を取ろうとしたもののどこかで油を売ってて連絡が取れず、個人の判断で仕事の話をまとめて終わらせたら、説教されている場面から転生先……ルクスの物語が始まるの、世知辛すぎる。

 

原作知識はあるけれど、モブキャラである自覚もあるから下手に介入してストーリー改変がされてしまうかもしれない。そして生きていくにはお金が必要で、だから普通には垂らしている。

……と言いつつも、ブラック労働は過酷だから備えるためにこっそり副業とかもしてるわけですが。

裏組織と主人公たちの対立を知っていながら、副業で警備のアルバイトをして「というか警備が必要ってことは、襲撃を警戒しているのでは?」とか言うの、一手も二手も遅い。

 

実際襲撃起きてましたし。認識できるものなら全て斬れる魔法剣を使い、距離や時間すらも切って戦闘を危なげなく片付けてはいましたが。

その結果、隠されていた秘密……本来なら命を失うはずだった少女タナトスを助けることになって、そこから少女の姉である、主人公に倒されるはずだった章ボスである悪竜リヴィアとも縁が出来ることになって。

 

タナトスは本来なら殺されるはずだったから、自分がここで助けても良いか……と自分を誤魔化そうとしていたの往生際が悪いというか。

ゲームラスボスは、自分の想定したシナリオを壊すゲーム主人公を変数として興味深く観察していたところ、自分も知らない転生者とか言う未知数の存在に計算を狂わされまくってお疲れ様ですというほかない。

ルクス的はまだ言い訳できる範囲と思い込もうとしてますが、主人公が章ボスのリヴィア倒す経験を積めなかったり、対抗勢力も想定が崩されて不満が溜まってたり、シナリオはかなり早い段階で崩壊してる感が強い。

好きな子のいもうと

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「そうですよ。全部、勘違いさせた方が悪いんです」

(略)

「だから。……先輩が悪いんです」

「……え?」

 

女子高生・雨宮結叶は、幼馴染の少女であり初恋の相手である花房渚に告白し……振られてしまった。

それでもお友達としての付き合いは続いていて……どうしたってギクシャクしていたみたいですけど、振られて一ヶ月が経って少しはマシになってきた。

……まだまだ未練タラタラで、一緒にいると気まずいけれど、それでも好きな思いがそんな直ぐに消えるはずもなくて。

 

そんなある日。渚の妹であり、同じように幼少期からの付き合いがある少女、海望ちゃんが結叶に接触してきて。

「お姉ちゃんへの想いを、忘れさせてあげます」と海望ちゃんは、結叶の前で「渚」のような恰好をして、結叶の事を受け入れて。

2人の関係は、付き合ってるわけでもないけれど、キスをしてしまう、なんとも不思議な状況になっていって。それぞれに傷を抱えていて、その凹みが上手い感じにかみ合ってしまった、というか。割れ鍋に綴じ蓋というほどきれいにハマってないところがまたややこしい感。

 

花房家が闇なんだよな……エリート家系な両親は、期待に応えてくれる渚の方は全肯定するけれど、両親の基準で不出来な海望のことはいないように扱ったり、その割にテストの点数が悪かったら叱責したり、と。

そんな海望にとって、普通に接してくれた結叶の存在は本当に救いだったんだろうなぁと思います。……渚の方も渚の方で、下手に期待に応えられてしまうからこそ抱え込んでしまってる部分があるようで、あっちもこっちも危ういな……。

いやでもそんな危うさを抱えた状態でキスしたり、触れ合ったりしてるの、暗い喜びがあってこれはこれで良い。……いつまでもそのままだと、闇に飲まれそうではありますが。まずは傷をいやすのが大事ですからね。



女友達は頼めば意外とヤらせてくれる4

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「俺は女友達との問題は、楽しく遊んで解決することにしてるんだよ」

 

相変わらず「女友達」との関係を継続している、湊くん。

カラー口絵で、生徒会長の伊織を含む既刊ヒロイン3人がメイド服着てるのとか、もうそれ「女友達」とのラインじゃないだろ、みたいなところはありますが。4巻まで読んでたら、そりゃ今更ってもんです。

今回は新ヒロインで、白雪舞音という地雷系の少女が登場。

 

近くのコンビニでバイトをしていて、実は同じ学校に通っている少女。

特徴的なファッションを好む不登校少女でもあって……生徒会長の伊織から投稿させられないか、と相談されたこともあって交流していくことに。

 

ナンパされている舞音を葉月と一緒に居た時に助けたことで、接点があったのもあって適任と目されたわけです。

自分でも「地雷系オンナ」という、ちょっと変わった部分のある彼女ではありますし、ちょっとヤバい行動をとったりする場面もあったわけですが。

女友達と交流を続けて来た湊も、そんな彼に付き合い続けた少女達もある意味強かになってるな……って感想にはなりました。

結果的に女友達の輪が広まる結果にはなったわけですからね……。

既存ヒロイン達よりは刺さらなかったかなぁ、と言う気持ちもありますが。ちゃんと他のキャラともヤることはヤッってるので、作品の味は変わってないのでこのまま突き進んで欲しいところ。しっかり関係進展してる茜ちゃんとか描写深掘りしていってくれても良いのよ。



冴えない僕が君の部屋でシている事をクラスメイトは誰も知らない

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「僕はグループに縛られず自由だけど、友達がいないから修学旅行やイベントの時にボッチだ。でも上原さんは友達が多いからイベントでも一人になる心配もなく楽しめるけど、グループに縛られて不自由だ。そんな感じかな?」

 

ボッチ気質の主人公、遠山祐希。

彼は、図書委員の業務で同じクラスにいるが存在感の薄い少女・高井柚実と知り合い、趣味の読書を介した交流をしていたが……ある時、一線を越えた。

恋人になるでもなく、体を重ねるだけの関係――いわゆるセフレというやつで、物語最初の一文がゴムがないと零す言葉から始まるんだから、大分常態化してる感はありますね。

主人公とヒロインの肉体関係はあるけど、ノクターンからの書籍化というわけでもないので、そのあたりの描写は思ったよりはあっさりしてましたね。

 

高井さんとの関係があるからか元からの気質か、遠山は大人しい性格で彼なりに学校生活……というか、縛られない日々を楽しんでいたみたいですけど。

そんな遠山が大人びているように見えて、自分にアプローチしてくる男子たちとは違うと感じたクラスカースト上位のギャル、上原さんがちょっかいを出してくることになって。

……学校でも接触してくるようになったのは、ゴム買いに出てた場面に出くわして、少し気になっていたのもあってモヤっとした気持ちになった部分もあるでしょうけど。

 

以前からの距離でいえば高井さんの方が近いんでしょうけど、今回は上原さん関連のエピソードが多かったですね。

表紙やタイトルが高井さんとの関係を描いてるので、そこを深掘りしていくのかと思っていたのでそこはびっくり。

 

突然上原さんが冴えない男子に接するようになったことで、彼女が気になっている男子とか気に食わないと思う人も出てくるし。あらぬ噂まで流されるし。

それで距離を取るのではなく、出来る範囲で対策をしつつ友人関係を続けていく、といのは良かったですね。

変にブレることのない遠山くんに上原さんも本気になっちゃって、今後はこの三角関係がどうなるのか描かれていくことになりそう。高井さん応援したいけどなぁ。

女友達は頼めば意外とヤらせてくれる3

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「じゃ、じゃあもう隠さない……好きにしていい、ミナ」

「本当に……いいんだな?」

「だって……ミナは私を王子じゃなくて、女友達として見てくれてるんだろ? 友達に頼まれたら断れない……」

 

今回のメインヒロインは、WEBに居なかった新キャラ生徒会長の伊織翼。その関係でほぼ書き下ろしみたいです。

あとがきによるとWEBだと生徒会長は別ヒロインが務めてるそうなので、オリジナル展開になってるみたいですね。

湊たちと同じ一年生ながら生徒会長を務める伊織は、女子生徒たちから「王子」とあだ名をつけられて慕われている、格好良さを持った少女だった。

実際、湊もなんか最初に生徒会室訪問した時とかは、彼女からオーラのようなものを感じて眩しいとか言ってましたしね。

 

ちなみになんで湊が生徒会室に行ったかと言えば、普段生徒会の仕事を手伝っている瀬里奈が、追試を喰らった葉月との勉強会に打ち込む事を決めたから。

手伝いが必打いだろうから、と瀬里奈に頼まれて生徒会に行った湊は、仕事の手伝い自体は優良進行でまとめたらしいですね。

他の生徒会メンバーは家庭の事情とかで出席率が高くはなく、その関係で湊は伊織とのコミュニケーションを多くとって。

 

彼女が湊と同じゲーマーであり、想い出のゲームが一致したことなどもあって、湊は伊織の家に遊びに行ったり、買い出しに出かけた際に伊織が気になるアイテムを見つけたり。いろんなイベントを発生させていくわけです。

王子様として振舞いつつも、少女としての顔も持っている伊織が、湊と親しくなっていってどんどん女の子になっていくの可愛くて良かったですね。キャラ属性的には伊織が一番好きかもな……。

 

ちなみに湊君今回、「葉月と仲良すぎてセフレなのでは」疑惑をかけられ「俺みたいな陰キャにいるわけないだろ」と返してました。

目が曇ってらっしゃる……? まぁ実際やってることはソレでしょうよ。君達の定義において、友達でありただの遊びだけどヤることヤってるし……。

今回伊織が、「湊の女友達」に含まれない女子の前でキスを披露したりしてたし。しれっと関係進んでる茜ちゃんみたいな子もいるしで、湊ハーレムまだ広がりそうな雰囲気がある。続刊してほしいなー。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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