気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

賢者の弟子を名乗る賢者

賢者の弟子を名乗る賢者 THE COMIC7

ico_grade6_3

「ふっふ~ん せっかくじゃから自慢でもしておこうかの どんな装備にも勝るわしのとっておき」

「愛情たっぷりで状態異常は完全耐性なんじゃよ」

 

次の目的地として「天魔迷宮プライマルフォレスト」がある祈り子の森を目指すミラ。

ペガサスに運んでもらったり、寄ってきた動物と意思疎通できるうえ斥候の技能もあるケット・シーを召喚して助けてもらったり。

ミラ自身も仙術使って戦えるけど、召喚術でいろんな状況に対応できるのは強みですよねぇ。

 

姿かたちが変わっているから九賢者本人が動くより警戒されなくて済む、って言う利点以外にも何が起きるかわからない調査に赴いて現場で対処してくのにミラは本当に適任ですよね。

30年ほったらかしになっていたことで、召喚後にちょっとそっけなくされたり送還の際にだだこねられたりもしてますけど。それだけ慕われているってことでもありますし。

召喚術の地位が落ちているのもあって、あちこちでイメージアップキャンペーンやってる召喚術バカな一面も確かにありますけど、ソロモンが頼るのも分かる。

今回も精霊を狙って暗躍する組織キメラクローゼンと、それに対抗する五十鈴連盟という組織のメンバーが争ってる場面に鉢合わせたりしてましたしね。引きが強い。

賢者の弟子を名乗る賢者 THE COMIC6

 ico_grade6_3

「かまわぬ 溢れても何度でも受け止めよう」

 

マリアナ達に自分が実はダンブルフであることを明かしたミラ。

妖精族は姿かたちで人を判断しないらしいし、30年ぶりの再会ということもあり、想いが募ったマリアナは風呂に突撃してきて。

風呂での世話とかを認めてもらって笑顔になるマリアナ可愛かったですね。

 

サポートが万全になった状態でミラは改めて九賢者探しの旅を再開。

持ち帰ったソウルハウル関連の資料の解読を進めているが、情報が足りないということで特殊なダンジョンに入る……ためのアイテムを取る部隊の護衛にミラが召喚したダークナイトが派遣されることになったり。

そこで強力な魔獣が現れたかと思ったら、探し求めている九賢者メイリンに助けられる一幕があったり。修行を満喫している彼女は「まだ帰るには早い」と逃げ出したみたいですけど。なにやってるんだ。

 

ダンジョン探索では謎解きとかパズルとかがお約束ではありますが……ゲームは、難易度設定こそあれど、ある程度解ける前提で作られてるじゃないですか。

ルービックキューブ5列とか出来る気しないなぁ……ミラ達の嘆きが分かる。解ける人には一瞬なんでしょうけど。たまたま居合わせて同行を志願してきたヒナタ先生が得意で良かった。……召喚術科が閑古鳥鳴いてて時間潰しにやってたら腕が磨かれたって言う下りは、若干喜びづらかったですが……。


賢者の弟子を名乗る賢者 THE COMIC5

ico_grade6_3

「できなかったことを恥じるんじゃなく これからできることをみていこう」

 

アルカイトにある学園で行わる魔術審査。

召喚術の評価が低迷しすぎて教師はヒナタ一人だし、正しく術を評価できる人も減ってしまっている。そんな状況でヒナタは、術技審査会に外部協力者としてミラを招くことにして。

対外的には賢者の弟子。実際は賢者本人とか言う頂点が、学生の研究発表の場に出てくるの場を荒らす結果になりかねないものですが……。

 

必要以上に召喚術科を陥れようとする馬鹿が難癖付けてきたりもしたので、その実力の一端でも見せつけるのは大切ではあったか。

ここ十数年争いもなく、ちょっと危機感の薄い術士が増えてしまったと言いますし。学園長はミラの実力を認めた上で、ちゃんと面倒事に巻き込んだけど協力してほしいと言える人だったし。

上層部はエルフとか長く生きてる人が居たりして、まともな人が多いのが良し。

 

ミラ、姿かたちが様変わりしてしまったために「ダンブルフの弟子」と言う建前で行動してるわけですが。

自分が不在の間に留守を守り続けてくれたマリアナに、嘘をつき続けることに良心の呵責があって……本当の事を打ち明けることにして。妖精であるマリアナの加護の更新という、本人証明が出来て良かったですねぇ。

賢者の弟子を名乗る賢者 THE COMIC4

ico_grade6_3

「いいえとんでもないことなんてありませんよ」

「これはあなたのため ひいてはこの村のため」

「お話を聞いていただけますか?」

 

1924話を収録。

セロからゲームが現実になった「はじまりの日」の事を聞くミラ。

2116914日。ミラはそこから実に30年後になってからやってきたわけですが。セロはわずか10日後にやってきたそうで。

まだまだ「現実になった」という知見が集まっていない状況。

 

なにが起きたのかもわからない中で、助けを求める声に駆けつけて戦うセロは格好良い。……変に知見が集まってなくて、怪我すれば本当に痛いし、死んだときのリスクとかも把握していない状態だったからこそ、迷わず駆けつけられたという説もありますが。

混乱していたからすぐには気付けなかったけど、有名プレイヤーを頼る方法もあるじゃないか! という気付きを得てもすぐに村を離れるのではなく、有意義な知識を与えて行こうとするあたりは善良ですよねセロ。

 

NPCと会話が成立しているから、教えれば学習できるのではないかというちょっとした実験の要素もあったみたいですけど。

「奇妙な始まりだったけど充実感もあった」と楽しさを感じているのは、才能でしょう。実際、今でもギルドのトップとして立派に活動してるわけですからねぇ。

ミラの九賢者探しの旅、まだまだ途中ではありますが。ソウルハウルに狙いを絞っている途中でも、なんか手がかりになりそうな式神見つけたりしてるし、なんだかんだ引きが良いですよねミラ。

賢者の弟子を名乗る賢者 THE COMIC3

ico_grade6_3

「そのままストックしておけばいずれ起きる戦争できっと役に立つには違いないじゃろう……が」

「必要ない 潰してしまえ」

「そんなものなくても軍勢には軍勢の戦い方がある」

 

死者と対話できる鏡への案内、という依頼は無事に達成。

そして九賢者ソウルハウルの手がかりを求めて、最深部に踏み込んだ帰り道。

なぜかそこそこ高位の悪魔が現れて。エカルラートカリヨンのメンバーも振るえるレベルの相手を軽くあしらったのはお見事でした。

仙術のリハビリをしつつ、トドメは自分の得意とする召喚術で刺したのもこだわりの戦いぶりでしたね……。それだけ余裕があったというコトでしょう。

 

そうやって帰還したら、街でゾンビが暴れる騒ぎが起きていて。

ヴァルキリーシスターズを召喚して対処することに。対処できる数を増やせますし。不在の間に世間的な地位が下がった召喚術を広めようと、アピールがくどくなりがちですが、まぁ実際使いこなせれば強いですからね。

 

元凶の魔力のサンプルを採取しつつも、不穏すぎる魔力は必要ないと破壊するのも自分の力への自信を感じて良い。

事件前後の縁を通じて、エカルラートカリヨンの団長セロとの縁も出来て。プレイヤーである彼とメタ的な部分も踏まえて情報交換できる機会が得られたのはありがたかったですねぇ。



賢者の弟子を名乗る賢者 THE COMIC2

ico_grade6_3

「わしが守ればいいだけの話じゃろう」

 

ソロモンの依頼を果たすために移動中、ガレットが運転中の馬車が何かを轢いて……。

ミラはついにやったか、と教習所通いをもっと強く推すべきだったと後悔してましたが。

実際には轢いたのはゾンビで、犠牲者が増えたわけではないのはよかった。

しかし、人を襲わず襲われても無抵抗。陽の届かないダンジョン以外では夜にしか動き回らないハズが、日中でも事故が起きるなど、不審なところが多い出来事ではありましたが。

 

ソロモンからの招待状を携え、Cランク冒険者にジャンプアップしたミラ。

街中で出会った少年の頼みを聞いて、難所のダンジョンへと挑む事を決意していましたが。

そのことを聞いた良心的な冒険者ギルド・エカルラートカリヨンのメンバーがフォローに同行してくれることになって。

まぁミラの戦力的には不要な心配でしたが、善意からの申し出であったし、傍から見ても少年少女に見える2人での行動には制限がかかる可能性もあったから、助けられた部分もあるか。

 

ゲーム時代には嗅覚の再現が無かったから、と油断してゾンビとかが登場するダンジョンに突撃して異臭に悩まされる場面とかもありましたし。

まだまだミラには今の常識が足りてない部分もありましたしね。……まぁ、対策足りてないなら召喚術で頼れる相手を呼び出して蹴散らしてもらうっていう手段が使えるからこそ、ではありますが。

召喚術のトップではあれど、仙術も収めていて自分も動けるタイプなのが強すぎるんだよな……。

賢者の弟子を名乗る賢者 THE COMIC1

ico_grade6_3

「ん……プレイヤーが死んだという話はまだ聞いたことはない」

「でも僕個人の見解では多分 死は死だと思う」

 

マイナーなオンラインゲームだったハズの「アーク・アースオンライン」。

多くのゲーマーを虜にして、プレイヤー達は自分の国を作ったり満喫していたようですけれど……。

ある日突然プレイヤー達は使っていたプレイヤーキャラクターの姿で、そのゲーム世界に引き込まれることとなった。

 

魔法王国アルカイトで、九賢者と呼ばれる一人の「軍勢のダンブルフ」もその一人であったが……。

彼は理想の「お爺ちゃんキャラ」を作ってプレイしていたが、その巻き込まれる日の直前に、課金アイテムの化粧箱で「理想の少女キャラ」を作って遊んでいたところで寝落ち。

そこで転移現象に巻き込まれたため、彼は九賢者の実力を持つ謎の少女という立ち位置になってしまった。

 

ダンブルフ以前にも多くのプレイヤーがこの世界にやってきていて、色々と体制が整っていたこともあって、彼は割とすんなり馴染むことができていました。

AIではなくリアルに思考するようになったNPCへの対応は、自分なりにやっていましたが。ゲーム時代とは違うフレンドリストの見方とか、助けられる情報は多かった

……それはまぁ「ゲームが現実になった世界」への適応であって、「予期せず女性になってしまった」ことへの適応ではありませんでしたが……。

 

賢者ダンブルフの弟子ミラという名を名乗り、アルカイト王国の王である友人ソロモンからの依頼を受けて、同僚である九賢者を探すために旅をすることが決まって。

その過程で、不審な動きをしてる魔物の討伐とか、賢者が居ないことで停滞していた技術方面の教授とか色々やってるので、スペック高いんですよねぇ。

うっかり美少女になって落ち込んでる面白お爺ちゃんRPキャラなのに……。

賢者の弟子を名乗る賢者18

ico_grade6_3h

「あの子ってさ、いつもニコニコしているでしょ。私達に心配かけないようにって。でもね――」

(略)

「――さっき見た笑顔は全然違った。じぃじと一緒だって、本当に心の底から嬉しそうに笑っていたの」

 

ミラの活躍によって、イラ・ムエルテの最高幹部の一人を捕らえることに成功したニルヴァーナ陣営。

おまけにカグラと渡りがつけられて、情報抜き放題なのが凄まじいですねぇ。

最高幹部4人の内1人はミラが捕らえ、もう1人はファジーダイスが標的とした公爵であり捕縛済み。残り2人の内片方が、巫女に嫌がらせしている変態で……その対処にミラが動くことに。

最後の1人は大規模盗賊団を組織しているために、別のプレイヤー国家の応援も検討する流れとなって、最高幹部への対処は問題なくできそうでしたけど。

 

4人の上にもう1人ボスがいて、その所在を掴むために最高幹部4人がそれぞれ持っているアイテムが必要とか言われたのは面倒でしたね……。

公爵は既に捕まっているから、彼が持っていたアイテムが欲しいとなれば、政治的な交渉が必要になってくる案件ですし。

 

ミラが巫女イリスのところから離れても、ヴァルキリー達みたいな召喚対象を置いていくことで代用できるの、使役系術士の強みですよねぇ。

ちゃんと読書家のイリスと話が通じそうな子を呼ぶあたり、意外と気配りできるんですよね、ミラ。召喚術が絡むとちょっとテンションバグるけど……。

 

変態幹部のところに行って叩きのめしていましたが、まぁいうことはないかな……。

ミラ、たまにその場のノリで適当なこと言って逃げる癖ありますけど、なんかそれが上手くハマってたのには笑いましたが。

 

巻末EXエピソードは『運命の導き 前編』。

カグラがティリエルと、封鬼の棺に異変が無いか調査に行ったときのお話。一緒に行動して甘味食べてる挿絵があって可愛かった。

封印事態には異変はなかったけれど、その近くでカグラとティリエルの2人もハッキリとはつかめない術の痕跡を見つけて……。

その犯人を突き止めようとしたらティリエルの知人であった、と。カグラ、ティリエルと協力して新しい式神創り上げていたし、ティリエルの知人からも知識を伝授してもらえそうだしで、ミラと同じで九賢者は本当に自己研鑽に余念がありませんなぁ……。

賢者の弟子を名乗る賢者17

ico_grade6_3h

「さて、一応降伏する事を勧めるが、どうじゃ? 大人しくしてくれるじゃろうか」

 

闘技大会も近づき、巫女の護衛任務を始めることとなったミラ。

ニルヴァーナに帰国した際に、あちらの王都務めるアルマに魔物除けの騒動の顛末、そこに関係する悪魔の真実などを伝えることにして。

『イラ・ムエルテ』との戦いを控えている状態で、悪魔たちの問題についても知ってしまって頭痛くなってましたが……ご愁傷様ですというか……。

 

知っておいた方が良い世界の真実ではありますけど、タイミングがね……。

ミラがいることで護衛対象の心配はいらなくなるし、その紹介でカグラの尋問術も頼れるようになったしで、総合的にはプラスではあるでしょう。

侵入してきた敵に対処する『軍勢』の、今なお劣らぬ……どころか向上した姿に十二使徒側もうわぁって零すシーンあったりしましたけど。

 

十二使徒から名前だけが独り歩きしている冒険者・精霊女王に護衛が変わって、イラ・ムエルテ側が行動開始したのは、狙い通りではありますがあまりに無謀でしたねぇ。

その活動の過程で多くの血を流してるので、因果応報だし同情する気はありませんが。

しかし裏組織が調べてみても、冒険者としての活動実績が少ないためにミラの戦闘力の計算を見誤るのはちょっと面白かったですねぇ。詐欺すぎる。

 

巻末EXエピソードは『九賢者ソウルハウルの帰還』。

タイトル通り、ソウルハウルが聖杯を完成させて、拠点としていたネブラポリスへ帰還する話。

……アルカイトの調査が入っていて封鎖されていたけれど、気にせず乗り込んでいくあたり自由すぎるな。

目的を達成してアルカイト王国や、死霊術の塔へ帰還して。補佐の元NPCと遭遇し、歓迎されていたの微笑ましくて良かったですね。

賢者の弟子を名乗る賢者16

ico_grade6_3

「思えば特にミラさんは、確か召喚術師であると記憶していたのですが……召喚術師とはあんな感じでしたっけ?」

「ああ、その点について言える事は一つだけ。あれを基準にしないように。召喚術士のトップだって言うけど、普通の召喚術士からは逸脱しすぎているからね」

 

悪魔が関与しただろう魔除けの処理のために、ヴァルキリーたちの拠点であるヴァルハラを訪れたミラ達。

塔の召喚術士ブルースことジュードも同行していて、ミラがダンブルフであるとバレるシーンもありましたけど。

トップに見守られた状態で戦力アップ出来てたので、まぁ良かったんじゃないですかね……。

 

ヴァルハラで魔物除けを封じようとしてましたが、使われていた欠片が「魔物を統べる神」が持っていた剣と同じものだとか言う、より厄介な情報も出てきて。

精霊王から得た知識を参考に調査に乗り出せば、ヴァレンティンに協力している悪魔と遭遇して。そりゃ悪魔絡みとなれば出てきますよね、ヴァレンティン。本当にWEBからは考えられない登場頻度です。

今回の一件と、ヴァレンティン達の調査とが合わさって、天使たちと同じ側に居たハズの悪魔たちが、どうして邪悪に染まってしまったのかという真実が明らかになったのは良かったですね。

 

解放された白悪魔となった人々は、本当に天使と同じだったんだなぁって感じで自身の失態や、犯してしまった罪を悔いていて、潰れてしまわないといいなぁとは思いますが。

とりあえず救わないといけない同胞が多くいるうちは、やることあるから大丈夫でしょうか。その間に、折り合いつけられるといいんですが。

悪魔に利用されていた可哀想な半魔の少女エトトみたいに、次代の子どもたちもいるみたいですから、なんとかなると良いなぁ……。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
 コメント歓迎。ただし悪質と判断したものは削除する場合があります。

メールアドレス
kimama.tyaka@ジーメール なにかご依頼等、特別連絡したい事柄はこちらにお願いします。
メッセージ
アーカイブ
カテゴリー
記事検索
最新コメント
  • ライブドアブログ