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「だがお前は選んだのだろう 変えるために」
「ならば何を迷うことがある 確かにここまで連れて来たのは俺かもしれん」
「だが選んだのはお前だ シアーシャ」
「――お前の望むままに往け」
47~56話を収録。
「亜人」とひとくくりに語られ、低く見られている人々。
そんな彼等とも変わらぬ姿勢で交流したことで、ジグとシアーシャは人至上主義の冒険者から嫌がらせを受けることになって……。
ジグも過度のやりすぎは窘めたりして、シアーシャを人間社会に慣れさせようとはしてますけど。自分も傭兵だから裏社会との付き合いや、目撃者を始末することだって状況によっては容認する構えで。
護衛対象だからシアーシャへ危害を及ぼすような事態には対処するけど、別に正義の味方ではないんですよねぇ。
今回も「人と違う事」を理由に攻撃的になったシアーシャを止めるのではなく、逆に背中を押すようなこと言ってますし。
そして落ち目とは言えクランを正面から叩き潰しに行ったわけですが……大暴れしてシアーシャがちょっとすっきりしたのは何より。
これまで揉め事に遭遇しまくってたジグが何かしたんだろ、って噂に化けてたのは笑った。
そして一つの騒動が終わったかと思ったら、マフィアが傭兵のジグに接触してきて……。
ワダツミの一件で口を割らなかった義理堅さが評価されてるのは、なんか嬉しいですねぇ。
戦闘用のドラッグを裁く他所の組織と、身内に潜んだ裏切りものへの対処の為にマフィアは動いていて。……じっとしてられない性分のカティアが、傭兵のジグを雇って踏み込んだ結果、敵から襲撃を受ける結果になってたのは、展開早すぎて笑ったというか。
カティアが思わず「偶然にしてはちょっと出来過ぎじゃないか」とジグを追及したくなる気持ちも分かる。でもただジグはそういうの引き寄せる星の元に生まれただけなんだ……。