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「前に教室作るって言っただろ? 完成したから、生徒を探しに来た」

 

主人公のエンディ・スカイグラスは転生者。

二級冒険者まではなったけれど、この世界の最上位層には叶わない。二級の階位も当人曰く「温情込みでもらったもので、実際のところ準二級くらいだ」ってことですが。

そんな彼は、小さめの教室を作り将来有望そうな生徒を鍛えようと思い立ったわけです。

目的は、指導によってえられる金銭的リターンという、実に俗物的なものではありましたが……正直に言うと向いてないよ……。

 

最初に迎えたのは、問題ある冒険者パーティーで搾取されていた記憶喪失の少女イヴ。

「誰かを助けたい」という思いだけを胸に足掻いていたけれど……彼女は、自分一人で戦う分には輝くけれど、誰かとパーティーを組んでいる時には弱体化してしまうという困って性質があって。

オマケに記憶が無いし、常識的に疎い部分もある。

才能を認めてくれたエンディに懐いて、才能を開花させていったのは良いけれど、信じすぎるきらいがあったので、ちょっと荒っぽい手段で現実を突きつけようとしたのは、必要なコトではあったでしょうけど。

その後、やるせない気持ちになってるし。結局見捨てきれないんだから、根っこの部分でひとが良いんだよなエンディ。

 

そしてイヴが卒業していったあと、エンディは魔法使いを多く輩出しているマルク・マギカ国の名家出身ながら、魔法を使えないために見捨てられた少女ムゥ・アスガルドを保護することになって。

エンディ、色々と試行錯誤していて戦闘技能の発現方法の再現とか、魔法式の改良とかしていてそれが生徒たちに刺さっていたのもあるし……。

追い込まれた状況だったところに、エンディが道を示してくれたことで前に進めたから、慕われるって言う構図が完成するんですよねぇ。

プロローグでなんか規模大きくなってるっぽいし、今後もこうやって女の子ひっかけていくんだろうなぁ(語弊)。