「ああ、煮るなり約也好きにしてくれ」
「こんがり焼いてあげる」
積読消化。
これを積読の山に埋めている間に新作がでて、そっちの感想は書いている辺り、読み切れる量を買え、と我ながら思いました(実行できるとはいってない)。
閑話休題。
幼馴染として一番近くにいた彼女からキスをされて。
戸惑いの中にある健一。同棲することとなった、里奈への感情も入り混じり、答えを返せずにズルズルと時間を過ごしていって。
これはまた格好悪いというか。由梨子は良く待っていてくれたよ、としか言えない。
距離を測り間違えているというか、自分の立ち位置が全く定まらずに、フラフラと八方美人な態度を取り続けている感じは、見ていて気分は良くない。
見かねた後輩の女子から指摘されるくらいには、迷いまくっていましたけど。
まぁ、これで里奈の方に振れたら鬼畜の所業も良い所ですが。
里奈との交流とかで、少し健一自身にも変化があって、ちゃんと答えを出せたのは、良かったんじゃないでしょうか。
由梨子は気苦労が耐えなそうとか、ちょっと思いましたが。幸いあれかし。