気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

週刊少年マガジンコミックス

シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~ エキスパンションパス11

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私には私のプレイする理由がある!!

「全力でサンラクさんに協力させて頂きます!!」

 

導師アーカヌムによる「神秘」取得の演出、割と凝ってて好きですねぇ。

「愚者」が選出されたときのセリフとかこだわり感じるし、ライブラリにはぜひともこのあたりのセリフも含めたWikiを作成してもらって……。

サンラクと一緒にリュカオーンを倒して、良い経験になったと喜んだ一方、黒狼に執着している姉に話すと面倒なことになりそうだと浮き沈みしてるサイガ-0が、見ている分には面白かったです。

 

アタックホルダーの称号を得て最前線をひた走るサイガ-0からしても驚きの速度で、レベル99まで駆け抜けたサンラク。

彼のゲーム風景見ているだけでも面白いですけど、シャンフロの世界は広大で読者目線では見えないイベントがたくさんあるんだろうなぁ、と考えるだけでも面白い。

97話ではオイカッツォ、98でペンシルゴンのウェザエモン攻略後の2人がそれぞれ奮起するエピソードが入ったりしてましたし。

リアルの方でも魚臣がイベントにサンラク達を招こうとしたりしてますし、作中の世界で面白そうな出来事が多すぎるんですよねぇ。ここに生きるゲーマーたち、やりたいゲームが多すぎるっていう嬉しい悲鳴をいつも上げてそう。

 

フィフティシアに到着したサンラクは無事にルスト達と合流し、ユニークシナリオを受注することに成功しますが。

うっかりパーティー解消を忘れていたせいで、秋津茜やサイガ-0も同行することになって。さらに、予期せぬ展開に巻き込まれて……と止まると死ぬマグロか何かかなってくらい激動のシャンフロライフを送ってますよね、サンラク。

 

巻末のSSは「片手間の暇つぶしこそよりよく燃える」。

カッツォに「サンラクって紙とかボドゲのクソゲーやらないの?」って聞かれてクソゲートークする話。すらすらとネタ出てくるあたり、知識は豊富だな……。

エキスパンションパスSSは「分かり合うことは斯くも困難」。

プレイヤーが3体の怪物と100人の人間に分かれ、それぞれの目的のために戦う103人マッチを行うゲーム『ストライアングル・フォー・サバイバル』。

サンラク履修済みという点である意味信頼がおけるクソゲーで、アプデでクソ度を上げていったブツのようですが。どうも最近実施されたアップデートの評判は今までと異なるようで……外道3人衆が物は試しと乗り込む話。外道衆の外道っぷりが良く表れていて笑った。

シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~ エキスパンションパス2

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「「負けイベント」でもねぇのに諦める?」

「未攻略のゲームで手を抜くなんて」

「ナンセンスだろ!!」

 

週刊連載だとコミックペースが早いな……あっという間に発売となった2巻。

しかしイラストが付くと、「鳥面半裸マーキングと首輪付き~喋る兎を添えて~」は反則的な画だな……インパクトしかない。

喋る兎が可愛いからって話しかけた初心者二人は、素直に凄い。

 

まぁゲームだから、変わった装備の人もいるだろうと割り切れる部分ではあるか。その後、盗撮してアップしてしまったのはいただけませんけど。

ただ、掲示板回の演出は上手くて、流れるように多くのプレイヤーが連れてるのが面白かった。

「喋る兎」を連れた、リュカオーンの呪い持ち。そりゃ、未だ一人も最強種を倒せてない状況だったら注目されるよなぁ、という感じ。

 

エムルと言う強力なサポーターを得て、フィールドボスを超えて次の街へ。

そこでPKを含む上位プレイヤーに追いつかれて戦闘に。ペンシルゴンがとても楽しそうで何よりですね……。

鉛筆王朝とか、見ている分には楽しそうだけど巻き込まれたくはない。

最大火力が連れて「会いに来て良かった」してる場面、本当に生き生きとしてましたしね……。

その前の、「全然見つからないですぅ」してるヒロインちゃんも可愛かったです。コミカライズして良かったぁ。

ヴォ―パルコロッセオの「パラサイトテンタクル」の初出時のコマがコミカルで笑えて好き。楽しいコマが多いので永遠に語れそうですね……。

 

巻末には描き下ろしの「敗北者は明日を恐れない」。

原作でも登場している、VRアイドル笹原エイトがリアルで知人と飲み会をする愚痴イベント。まぁ、実利あるゲームイベントと被ったのはしゃーない。

飲み会回楽しかったので、たまに出て欲しいな。

 

エキスパンションパス付属小説の方は、「巨人殺しの第一筆」。

ルビはビギニング・ペンシルということで、そのままアーサー・ペンシルゴンのシャンフロデビューと、PKスタートした下りの話ですね。

PKクラン「阿修羅会」を結成する流れと、それに敵対するプレイヤーも盛り込まれていて満足度の高い短編でした。

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