「貴方たちは考え続けなければならない 私が敵なのか味方なのかを」
「さあ 人よ」
「正解されたい」
先のクールでアニメ放送していた「正解するカド」のコミカライズ。
脚本の野崎まどさんが好きなので気になってはいたんですが。
……放送局の都合もあって見られずにいたので、せめてコミックだけでも、と手を出してみました。
羽田空港に突如として現れた一辺が2キロもある謎の立方体。
それに飛行機が取り込まれ、立方体には外部から干渉が出来ないこともありかなりの騒ぎに。
取り込まれた機体が無事なのか、色々と手を尽くして、戦車の砲撃までお見舞いしてましたが無傷。どころか、接触寸前に砲弾が変形するという、常識外の反応まで見えて。
一方で内部に取り込まれた面々も、この世界の外から来たという相手と対話する事になり大変そうではありますが。
立方体「カド」とそれの所有者ヤハクィザシュニナ。彼は、世界を推進したいと言い、交渉官の真道はその交渉に手を貸すことに。
交渉役を立てて日本政府と、ザシュニナとの間で色々と意見が交わされ、ザシュニナ側から彼のいた世界「異方」の技術が供与されたりしてました。
ワムという、無限の電力を取り出せる超技術ですとか。
沙羅花の人類の手にあまる、という意見には納得のアイテムですな……
世界から圧力がかかってくるのも納得の危険物です。
しかしそれを扱う事に関して、政府側の対応が覚悟が決まっていて中々いい感じだと思います。国連決議とか問題はありますが、それに対応するという事に関して、日本側は一致してますし。
これぐらいまとまっていてくれると、ありがたいんですけどねぇ、ホント。