気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

鈴城芹

異世界冒険ガイド きみならどうする!? 町での冒険

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「アンタの仕事はマニュアル通りだが、粘り強さは悪くない。次も来るなら、今度は搦手を教えてやるぜ」

 

グループSNEから刊行されていることもあって、「ソードワールド」の世界的な特徴が強いですけど。

この本の狙いはあくまでタイトルにある『異世界冒険ガイド』です。

テーマは「街での冒険(シティ・アドベンチャー)」。冒険者として活動している以上、様々な依頼を受けて活動していくことになるでしょう。

その中で、街中での活動をする際にどうしていったらいいのか。それを章ごとのゲームブック形式で紹介していく作品ですね。

 

例えば、街中で人質を取った暴漢が現れた時にどう対応するべきか。事件の調査をするとき、誰の伝手を頼るのか。あるいは調査する場所がスラム街だったらどうするか。

そういったシチュエーションが20個用意され、それぞれに4つの選択肢が用意されています。

そして、その選択を行った結果どうなるのかが描かれて、章の最後には簡単な解説が挟まっている、と。

 

BADENDに直行するルートもあったりして、割と面白かったですね。

「死者の蘇生について」とか墓地や下水道についての解説とか、ネタの一つとして参考にもなりましたし。

複数人の書き手による共同執筆らしく、どの章を誰が担当したのかはあとがきにて触れられているので気になる方はそちらも要チェック。

異世界冒険ガイド きみならどうする!? はじめての冒険

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冒険者の格言に、「いいゴブリンは、死んだゴブリンだけだ」というものがあり、シビアに冒険をするならば、危険な因子は確実に排除することです。

 

『ソード・ワールド2.5』の世界を下敷きとした、ゲームブック風のファンタジー解説本。

はじめての冒険とあるように、冒険者になったばかりの「きみ」が仲間と出会い、様々な冒険をしていくことになる話。

 

冒険者の宿で出会った人物のうち誰とパーティーを組むのか、そしてその後どんな依頼を受けるのか。

ダンジョンに行ったときに気を付けることや、聞き耳を立てるときや罠があるかもしれないときにどうするのか。

色々なシチュエーションとそれに合わせた選択肢が用意されていて、選んだあとのSSが掲載された後に、簡単な解説パートが載っている形ですね。

 

章も解説も短くまとまっていて、サブタイトルにある通り『はじめての冒険』に出る人には参考になるのでは。

「ファンタジー世界で衛兵が頼れるかどうか」に、有能にしすぎるとPCの活躍が無くなっちゃうとか書いてあったのがあるあるでなんかクスっと来た。


CLUBゲーム倶楽部2

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「でもなぁ…本読まない姉ちゃんにストーリー追える知能があるか…」

「まあ成長の第1歩だとおもえば ストーリー追わなくても何とかなるし」

「わたしひどいこと言われてない?」

 

電撃プレイステーションの付録、電撃4コマからの書籍化なんですが。

電撃4コマが最終回を迎えたため、3巻が出るか大変厳しそうな感じですなー。

この作者さんのシリーズ好きだったので残念です。

 

ゴールデンウィークからバレンタインデーまでのイベントが掲載されております。

歩がサッカーをやめたことで、色々と余裕が出来て遊亀一家が遠出したりしてます。

走の精神年齢が色々とおかしい感じになってますね、ホント。

姉はもうちょっと弟を見習うべきだ。

 

すうがゲーム倶楽部で遊んでいるうちにゲームスキル向上していたり、工助に対する感情に変化がみられるようになったりしているというのに。

歩、どこか成長したかなぁ……あぁ、一応多少勉強するようになったから成績浮上してるか。他のレギュラーメンバーが成績良すぎるからなぁ。

 

歩がどんどん残念さを増していくのを楽しく読んでいたんですが。

続きが難しそうとなると残念だなぁ。

2巻収録分以降の話が載っている電撃4コマを特に大事に保管しようと思います。

 

CLUBゲーム倶楽部1

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「歩ちゃん走くんを嫁に欲しいのだが」

「それは本人と両親に聞いてくれないと…」

 

前作「家族ゲーム」でも時たま登場していた、ゲーム倶楽部。

今時珍しい「街のゲーム屋」という感じで。カードゲームも販売していてデュエルスペースもあるので、子どもたちの遊び場になってる様子。

前作で幸せなカップル描くのに疲れたり、ご近所密度が高くなりすぎたので、今回はそれぞれの家庭に何らかの問題があったり、住んでるところが離れたりしてるそうです。

家族ゲームとは違う方向に持ってこうとしてるんだなぁ、とは思ってましたが、そういう事情もあったのか。

 

元サッカー少女だったけれど、顔に怪我した影響でやめた少女遊亀歩。

弟の走に連れられて、新しい趣味としてゲームを始めようか、という少女。

ゲーム倶楽部に通い詰めて、友人を作ったりゲームをしたり……という展開。

これまた前作からの影響か、メインの登場人物は遊亀姉弟と、その友人の男子中学生工助、工業高校に通う一年生の壱、語尾がざますの不思議小学生すうの5人。

 

他にそれぞれの両親とか、ゲーム倶楽部店主とか、モブでゲーム倶楽部のお客さんたちとかもいますが。

名前あるキャラクターが少ないですね。メインとその家族以外で名前あるのって他の作品に登場経験あるキャラとかですし

ゲーム屋が舞台という事もあり、ゲームの話題が多いですね。前作は、後半恋愛要素強くなってきてましたし。アレはアレで好きだった……というか。

今回はメインキャラの年齢が離れてる関係でどうしたってゲーム倶楽部集合の流れが多すぎて、目新しさには欠けるよなぁ、と思わなくはない。

 

個人的にこの作品の見どころだと思うのは、ゲーマーへと転向しようとした遊亀歩のポンコツぶり。

いや、ほんとこの少女残念で。一か月たってゲームのボタン配置覚えられなかったり、小学生の弟に女子力負けたり色々残念。

後者は走のスペックが高すぎる、という救いもありますが……「ダメゲーマーの才能ある」と太鼓判押されてるしな……

作者解説によれば姉の方はラジオとかで仕入れたダメエピソードで強化され、弟はそのダメっぷりを引き立てる為にできるこエピソードを追加していった結果だとか。

走の解説なんて最後「男子小学生離れして完璧超人に近づいていきます。誰かヤツを止めろ」ですからね。笑った。今後も姉の駄目エピソードには期待してます。

 

電撃4コマ コレクション CLUBゲーム倶楽部 (1) (電撃コミックスEX)
鈴城芹
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2016-02-26
 

家族ゲーム14

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「…葵ちゃんと悟くんはなんで結婚するの……?」
「生涯お互いを必要とする好き同士だからですよ? みんなは違うの?」


長らく続いた家族ゲームも、これにて閉幕。
まさか初登場時小学生だったキャラクターたちが結婚するところまでいこうとは。
長く続いたシリーズなだけあって、扉絵のキャラクターの多さがたまらない。
それだけにやっぱり脇役の描写がちょっと物足りなかったといいますか。

ネットゲームを楽しむ舞依ちゃんの話。
現在のパソコン部のゲーム制作活動からの文化祭。
今の部長コンビは個性強すぎだよなぁ、今更ですが。
大学の方での学園祭もあったり。
大先輩になってた男子二人も就職を決めたとかで、着実に時間が流れてますなー。
仕事が恋人同盟の里奈ちゃんが楽しそうで……何よりです。

映奈は……いい感じに未来が坂道ですなぁ。
実家が針のむしろという事ですが、親としてもそりゃあ言いたい事はあるでしょうなぁ。
ある意味で、願いが叶った時点で勝ち組なんでしょうか。
お相手見つからずに終わった人々もいることを思えば、うん。
結婚式は感無量、といいますか。相変わらずの遊佐家でしたねぇ。
あの母親は強い。いつも通りのドタバタコメディで、楽しめました。
完結、お疲れ様です。

電撃4コマ コレクション 家族ゲーム (14) (電撃コミックスEX)
鈴城芹
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2015-03-26

家族ゲーム13

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「そのあと改めていいことがあったんですけどね」
「そこでちょっとにーさんに相談があるんですけど」
「乗る気あります? 俺の企画」

地道に着実にフラグを建ててイベント消化して。
1巻で小学生とか中学生とかそこらだったのに……。
大学生になって就活やって、終いには入籍までしてしまうっていうんだからすさまじい。
思えば遠くに来たものだ、といいますか。
ある程度コミックスが出てから追いかけ始めたんですけど、その分、時間が圧縮されてるしなぁ……あっという間だ。
……実際には掲載がゲーム誌の付録ってことで、単行本化まで時間が空いている弊害もあったりするんですよね。

キャラが多くて、描き切れてい無い部分とかもありますけど。
それでもそれぞれにちゃんと個性付けがされているあたりはすごいと思いますが。
イベントごとに、出来るだけ多くのキャラを描こうとして、一つ一つが薄くなりがちというか。
他所の学校に行った友人とかの出番はどうしたって減りますよね……

ゲームネタももちろんありますけど、どんどん恋愛色強くなってきましたよね、本当。
葵と悟とかは、関係安定しすぎてアレですけど。
西浦さんに「葵ちゃんはいい彼氏捕まえたよなぁ……」と評されている通り、出来た男ですし。
長く続いている分鉄板な部分が増えてきているので、坂上と結が初心な交流していて、なんか逆に新鮮だった。

電撃4コマ コレクション 家族ゲーム (13) (電撃コミックスEX)
鈴城 芹
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2014-09-26

電撃4コマ Vol.192 (家族ゲーム感想)

電撃プレイステーションVol.565の付録。
読むには読んでいたんですが、感想書くのが遅くなった・・・
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家族ゲーム12

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「まいったなー 自分の部屋より思い入れあったんじゃん……」


電撃プレイステーションの付録、電撃4コマの単行本。
単行本化のペースがまちまちなせいで、掲載分では、既に数冊分のストックがたまっているという愉快な状況になっている作品です。

単行本派だったんですが、途中から雑誌も追いかけ始めました。
で、追いかけ始めたあたりにようやく追い付いてきたので、内容的な驚きはほとんどなし。
悟が建て替えの為に少し離れることになって、葵が不安感じてたりとか随分と変わったものですというか。
それは12巻分の積み重ねか。
そしてついに尚武とぴよちゃんの結婚式が描かれたりと着々と変化していってますよねー。

春休みにかこつけて、葵と舞依が格闘ゲーム特訓したり。
悟の引っ越しの話題があちこちで広がったり。 
なんだかんだで大学メンバーもノリがいいよなぁ。
12巻まで出てくると、脇のキャラクターもかなりの数になりますけど、個性がちゃんとあるのが凄いといいますか。

キャラクター紹介。
今回は極度の冷え症、鮫島さん。
その祖母の大学教授、西條倫子。西浦の上司になるんだろうか。
あとは、西浦家の父母と姉(夏生)。
高校の新入生、琴音なの。コスプレ好きの女子。
その双子の弟、琴音考。
メインはやっぱり、真琴とか葵とかなので、新キャラに個性付けはしていても、それをアピールするエピソードがあまり入れられないなーとか思っているそうですよー。

あちこちで恋愛の色が強くなっていますが……
坂上は結構行動していたような気がしますが、思いっきり脈無し。
まぁ、雑誌分の方では、とりあえず別の子といい方向に進んでいってますけどね。
そしてさらっとディスられている那須が哀れというかなんというか。

あとこの巻の間で、伊佐坂家の建て替えが終わってますけど……
怖ろしいぐらいの忍者屋敷になっているんですが、大丈夫なのかアレ。
つーか、どんな図面を渡して作ってもらったんだ。
葵と悟のゲーム部屋を恐ろしいぐらいの強度で作ってますし。シェルター並みの強度って……
シェルター作って、忍者屋敷な通路を作って、これだけオプションというかギミックつけていると、良い値段したと思うけど、懐大丈夫なんだろうか。
遊佐家で話題になっているけど、ここまでやって離婚されたらどーするんだってレベル。
ま、葵と悟ならその辺は大丈夫か。関係は強固な方ですし。

電撃4コマ コレクション 家族ゲーム (12) (電撃コミックスEX)
鈴城芹
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2014-02-27
 

電撃4コマ Vol.187 (家族ゲーム感想)

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ゲーム雑誌、『電撃PlayStation』の付録の感想。
ほぼ毎回ついているんですが、目的は家族ゲームのみなので、それの感想をば。

雑誌本誌は流し読み。
今回はゲームに関しては、あまり注目するものはなかったかなー。
そこまで熱心なゲーマーってわけでもないので。

個人的に好きな軌跡シリーズ』の新作についてぐらいですかね、しっかり読んだの。
2Pで、新規画像紹介なので、これまでの情報とあまり変わらない感じですが。
動力バイクに乗れるみたいなので、それはちょっと楽しみかなー。

あとは、鈴城芹さんのコラム「田舎なう。」ですか。
家族ゲームとかもそうですけど、キャラクターの名前について書かれてますねー。
ほとんどのキャラクターに名前がついている背景というかその辺。

「仲のいい友だちを名前で呼ばないのは変だよな……」くらいのつもりで設定した名前に、「教授が学生を名前では呼ばないよな」とかいろんな状況が組み合わさって苗字が出来たり、そこから家庭環境が出来上がって脇役から準主役的立場になったり』した結果でもあるようですね。
そうやって名付けたキャラには愛着湧いて、他の作品にこっそり登場したりしているそうで。
確かに、背景に、あれこのキャラあの人じゃない? っていうのちらほらいますけどねー。
そういう裏(?)事情が・・・

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電撃4コマ Vol.185 (家族ゲーム感想)

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雑誌本体は流し読みー。
興味あるのはテイルズの新作、TOZことテイルズ・オブ・ゼスティリアの情報。
テイルズシリーズは結構好きで、ちまちまとやっています。
つまみ食いのようになっているんで、やっていないのも案外あるんですけどね。

あとは、閃の軌跡の続編の情報が少し。
バラバラになった影響もあって、服装にも変化があるようで。
これで続編つまらなかったら許さない終わり方してましたけどね、前回。

目的はタイトル通り、『電撃4コマ』の方ですね。
ゲーム雑誌、『電撃PlayStation』の付録の感想。
ほぼ毎回ついているんですが、目的は家族ゲームのみなので、それの感想をば。
続きを読むからどうぞ。

なんかAmazonさんで雑誌版の書影が出なかったのはなぜだろう。
まぁ、気にせず投稿。雑誌本体はVol.557です。


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ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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