「君があの人の娘に相応しくないなんていう人がいるなら、僕がそれを消し飛ばして見せる。邪魔する者もだ」
前回、銀河中に演説をぶって帝国批判をした叛乱の首謀者が居ましたが。
皇帝がその場に乗り込んで「じゃあ私の進退を議題に会議開いて、臣民の意志を問おうじゃないか!」と乗ってくるとはだれも思うまい……
それを考え付いた辺りセーヤってやっぱりどこか頭のネジ外れてるんじゃないのかな……
まぁそんな会議が行われるとなれば、当然妨害を企む勢力もいるわけで。
皇帝の養女という立場があるラリエナに、会議に出席してもらえないかという依頼が持ってこられて。
任務、じゃない辺りが肝ですよねぇ。そしてその護衛としてセーヤも参加する事に。立場なりに、皇帝いいお母さんやってると思いましたがねぇ。
どちらも不器用で距離感間違ってる感じはありましたが。
警戒していた通り、大会議においてトラブル……そこを襲撃してくる勢力が居て。なんとか追い払う事には成功していましたが、黒幕の姿は拝めず。
この3巻で一つの区切りという事だそうですが。
今回出てきたキャラクターが、これまでの敵達よりもいいキャラしてたので、もうちょっと読んでみたかった気もしますな。