気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

鍋島テツヒロ

目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい5

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「人助けはいいことだと思います」

「私もエルマさんも助けられたから今があるんですし!」

 

トラブルを超えて、稼ぎもそこそこになったので一旦バカンスでも行こうかとなったヒロ達。

プライベートなセレナ少佐に絡まれる出来事も起きて、愚痴をこぼしてくるセレナをポイっと船の外へ追いやろうとヒロがしてましたけど。

ミミとエルマが放っておけず、船内で飲み会が開催されることに。ヒロが貸しを増やすメリットと、関係がダラダラ続くことの面倒さを天秤に乗せてるのが、正直だなぁというか。

 

そして宇宙へ飛び出しバカンスを楽しむはずだったわけですが……。

道中で宙賊に見つかって戦闘が発生。そこで中身入りのコールドスリープポッドを発見してしまって。

発見者に保護義務が課されるポッドをみつけてしまい……さらには中に入っていたのは訳ありの貴族令嬢だっていうんだから、引きが強い。

 

叔父の手引きによって父母を殺され、間一髪逃げ延びたという令嬢のクリス。

SF世界とは言え星系をまたいでの通信には多少の日数がかかるし、叔父の配下がクリスを探して目を光らせている状況。

実際、伝手を使って情報を確実に届けようと交渉に出たエルマに直ぐ尾行がつくぐらいには、本気で敵が動いているんですよねぇ。

ヒロはクリシュナを駆使した艦隊戦という得意なフィールドに敵を引っ張り出して、その上で敵の目をかく乱しようと出来る事をやってるのが偉い。
なんだかんだゴールドランク傭兵に昇格できるだけのことは考えてるんですよね。

目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい4

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「ええもちろん 貴族の誇りにかけて私んいできることならなんでも……」

「なんでもって言いましたね?」

 

対宙賊独立艦隊を率いて、帝国に足りない遊撃戦力を担うことになったセレナ。少佐に昇進も果たしたそうですが……しっかりアレイン星系でヒロに追いついてきてるの、怖すぎるんだよなぁ。

勧誘も成功したらラッキーだからか毎回続けてますけど、ちゃんと妥協案というか毎回別の仕事も持ってきてるのが、真面目というかなんというか。

エルマから帝国貴族の佐官からの要請を断り続けるのも良くない、とエルマに言われたこともあって宙賊対策の講義をすることになって。

 

あまり歓迎されていない空気の中でも、講義自体はしっかりしているし、この世界への常識に疎い部分があるとはいえ「襲撃後速攻で逃げる考えの賊相手に、デカい艦隊は不利」とハッキリと口に出せる胆力はお見事。

囮の弱そうな船を用意して、艦隊の火力で撃破する作戦を提案。

警戒されないように地域を変えつつ成功体験を積んだり、撃墜した敵の残骸からデータ吸いだして拠点をあぶりだして、手口が通じなくなったころ合いに大本を叩く。

上手くやったなー、って感じではありますが。

……作戦を終えてコロニーに帰ったら、別のトラブルが勃発しているあたりが実にヒロらしい。

 

目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい3

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「これだけ治安のいいコロニーですらひとり歩きできないとか一種の才能よね」

「どんなトラブルに巻き込まれるかわかりませんから お供しますね」

「……俺は無実を主張する」

 

軍が絡む戦闘で戦果を挙げたことで、よりセレナ大尉からの勧誘が激化したヒロ。

相手するのも面倒だからと別の星系に逃げることにしたわけですが……セレナ大尉も機動力の高い艦隊を指揮することになって、追いかけてきそうなのが怖いところ。

 

ヒロ達が次の目的地としたアレイン星系は、交易が盛んな地域であり……だから、その商品を狙った宙賊も多くいて、傭兵としては美味しい星系ではあった。

救難信号を受けて助けに行ったら、イナガワテクノロジーという割と規模の大きな企業の関係者が乗っていて。

医療機関も抱えているということで、ヒロはそこのお世話になることに。

 

エルマがヒロの記憶喪失が嘘だと見抜いた上で、異世界から来たというヒロを受け入れてくれたのは良い女でしたねぇ。

で、エルマに打ち明けたこともあってミミや、治療を担当してくれるショーコにも話をする流れになって。テンポよく進んでいくので読みやすい。

精密検査したらヒロの遺伝子に未知のパターンがあって買取交渉して……それを運搬しようとしたショーコが何者かに襲撃されたりしたりと、良い縁も引き込んでるけど同じくらいトラブルにぶつかるヒロの運命はすごい。

目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい2

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「ミミが悲しむようなことはしたくないからな」

 

ミミを船に乗せて、軍と協力する大規模討伐に参加することになったヒロ。

先輩傭兵のエルマも参加していたんですが……彼女の乗るギャラクティックスワンという船は、高速戦闘用に特化した「性能は良いけど、条件が揃うと暴走してしまう欠陥機」という評価をヒロは下して。

……えてして、そういうフラグを立てると現実になるんですよねぇ……。

 

作戦内でエルマの船が暴走。よりにもよって軍の船に突っ込んでしまって。

どちらも装甲はちゃんとしていたので、死者こそでなかったものの……エルマは損害賠償で悲鳴を上げることに。

最悪監獄ステーション送りかも……という状況を見過ごせないミミに頼まれ、自身も世話になった相手だから、とヒロが立て替えて支払うことに。

その際のヒロの言葉選びもあって、エレナもまたヒロに囲われることになったりしてましたけど。うん、お互い幸せそうだからヨシ!

 

作戦指揮を執っていたセレナ大尉は、「軍との作戦でミスったら簡単に収監される」なんて噂が立つと困るから、罪に問わないようにするつもりだったみたいですけど。

セレナに反発する輩が嫌がらせのために、返済できない前提でエルマに借金を負わせたなんて裏話も出てきて。ヒロに執着しすぎるきらいはあれど、傭兵にもちゃんと配慮するまともな部分もあるセレナ大尉も苦労してるんだなぁ……まぁ執着はするんだけど……。

片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~2

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「スレナ! ボルタを頼む こいつは俺が引き付ける」

「!? しかし…」

「頼む」

 

夜道で魔法で作られた炎の人形に襲われたベリル。

いくら切っても意味がない敵ではあれど……フィッセルから「魔法を遠くに飛ばすのは効率が悪い」という話を聞いていたので、一旦距離を取ることで術者を引きずりだすとか即座に切り替えて行動できる辺り、ベリル戦闘方面の判断かなり鋭いと思うんですけども。

2巻後半で登場するエピソードで、過去に迷宮攻略に挑んだとき一人で入ったとはいえ、魔物を倒せずに入口近くで敗走したとか言ってるの、どういう事なんでしょうね。

まだ実力が低い若かりし頃に入ってトラウマになっているのか……そうと知らずに超高難易度のダンジョンに入り込んだのだろうか。

 

炎の人形でベリルを襲い、フィッセルを攫ったと焚き付け、ベリル相手に楽しく魔術を打ち込みまくっていた女性……。

実は、魔術師団の長だったというルーシーの攻撃を捌き、接近した瞬間に隠し玉の気配を感じ取って回避行動をとったりとか、やっぱりベリルの戦闘勘凄いですよね……。

ルーシーが「力を持つ者は相応しい生き方をするべきじゃ」と、「何も為せなかったことに囚われている」ベリルの在り方を気に食わないと思っているようで。

ベリル本人とその実力は認めているけど、その生き様に思う所があるっていうのはまぁ分かる。

過去に何某かのトラウマが植え付けられてそうではある。アリューシアを筆頭に弟子たちが放っておかないでしょうし、今回ルーシーにも目を付けられたので、追々その実力が広く認められていくことで、ベリルの在り方も良い方向に変わってくれるといいんですが。



片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~1

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「ベリル殿には感服しました…!!」

「ヘンブリッツ君?」

「疑った自分が恥ずかしい…っ!!」

 

片田舎の村で剣術道場を営むベリル・ガーデナント。

彼の弟子は道場を離れ外の世界に羽ばたいていき……大陸に名をとどろかせる英雄となった。それゆえにレべリス王国には「片田舎の剣聖」がいる、なんて噂があるみたいですけども。

ベリル自身の認識はあくまで「田舎の道場主」であって、実力に対して自信がさっぱりなさすぎるのは気になるところ。

 

ある日、騎士団長にまで上り詰めた少女アリューシアが道場に顔見せにやってきて……ベリルを「特別指南役として推薦し承認されました」と国王の御璽付の命令書まで添えて外堀埋めてやってきたの、師の性格をよくわかってるな……と言う感じはありますね。

田舎から王国首都までやってきて……人が多い分、ベリルと縁のある人物も多くて。

20年ほど前に3年ほど教え、養子に出した少女スレナとも再会したりして。アリューシアといいスレナといい、ベリルに対して恩義を感じていて、親愛だったり……あるいはもっと深い情を持っているようですけど、その割に再会までに時間掛かってますね。

 

各々に立場ってものが出来て、ベリルが田舎にいるからって言う時間・地理的な問題があるんでしょうし……。

アリューシアは、今回みたいに指南役として引っ張ってくる好機をつかむために奔走していたからなんでしょうけど。

 

弟子たちと散策していた時に立ち寄った鍛冶屋で、刃が付けられていない仕上げ前のなまくらで試し切りの巻き藁綺麗に切ってたり。

腕前を信じていない副団長から吹っ掛けられた決闘を、危なげなくさばいて見せたり。

剣聖って噂が立つのも納得の凄まじい腕だなぁ……と思いました。

自信が無いから普段の印象はさえないオッサンですけど、剣を持った時にスイッチが入ると頼もしい武人になる見せ方が上手いなぁと思いました。

 

弟子のひとりだったフィッセルは魔法の道に進み、魔法師団に所属していた。

教わった剣術も活かし、突きを飛ばしたり特殊効果を発揮させる「剣魔法」の遣い手となっていたと描かれるシーンもコマ割り良かったですね。

境界迷宮と異界の魔術師3

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「というわけで、だ。余の正式な名代として迷宮を探索している事が誰の目にもあきらかな称号を贈らせてもらおう。異界大使……などと言うのはどうかな。余の代行という事になるであろう」

 

騎士のチェスター卿、テオドールに絡んだ一件から思う所があったようで、迷宮に積極的に挑むようになって。

下水道順路を超えた先、大腐廃湖と呼ばれるエリアの調査を行う事を決意。もう名前からして、行きたくなさすぎるエリアですけど。「他者がやらぬなら我らこそが」と踏み込んでいって、最終的に成果を上げていたのはお見事。

増長していた人物が、叩きのめされてからちゃんと態度を改めてるのよいですよね。

 

チェスターの騎士の矜持と、テオドールの魔人はえげつないから敵対者へ容赦しない苛烈さとか、噛み合わない部分もあるでしょうし。

まだまだテオドールのあり方のみ込み切れてない部分はありそうですけど、初登場時よりは大分マシなキャラになってきましたよねチェスター。

そうやって実務での成果を求める姿勢は、政争からは一歩引く形にもなって。チェスターという有望株を第2王女ローズマリーに近付けることで権勢を強めようとしていた騎士団副団長のグレッグは困窮してましたが。

 

続いて差し出したフェルナンドは、別の騎士メルセディアの挙げた功績を横取りしようとしたし、当人の愚かさから魔人に情報を流してしまうし、面白いくらい順調にグレッグが破滅していきましたねぇ……。

 

フェルナンドから情報を得た魔人を叩きのめすために、テオドールも同行して。

悪名が轟いている魔人を、単身で撃破したことで王様の直臣として称号を与えられることになって。

家を出てまだそんなに経ってないハズなのに、実績上げるペースがとんでもない。

グレッグがパイプを繋ごうとしていた第2王女ローズマリーも、色々と暗躍をしている人物で。城を出て占い師に扮して、人をいいように動かすために情報を与えたりしていたみたいですし。それを察知したテオドールに叩きのめされてましたが。

「依頼を持ち込んでその日のうちに解決してしまうとか」と、縁あって知り合ったアルフレッド王子から呆れた目を向けられたりしてたのも無理はない。順当。

境界迷宮と異界の魔術師2

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「今の時点で何を言っても、多分に願望でしかないでしょう。何も為せないようならアシュレイ様の方から遠慮なく破談なさってくださって構いません。それでも――俺にその権利を認めてくれるなら。あなたの人生に関わらせて欲しい」

 

タームウィルズに向かう道中に顔見知りになった、シルン男爵領家の当主アシュレイ。

テオドールはスネークバイトと彼等が呼び出したマンティコアを撃破したことなどで注目を集めいているし、アシュレイは婚約者も決まっていない貴族家当主で治癒魔法の才能もあるという事でどちらも縁談とかが持ち込まれるだろうという話もあって。

テオドールの母に恩義があり、ガートナー伯爵家時代から味方になってくれた使用人のグレイスとの関係もありますけど、その上で3人で先に進むことを決めて。

 

父親との関係も希薄だし。母親も魔人と戦って呪いに蝕まれて死んだ。母に助けてもらった人もいたけれど、結局は去っていった。そういう光景を見てきたことで、テオドールの原風景は荒んでるんですよね。

1巻でギルド職員のベリーネに「割合歪んでる」と評されたのも無理はない。

それでも。いや、だからこそと言うべきなのかもしれませんが、グレイスやアシュレイと関係を進める時に自分で言葉を選んでいるのは偉いですね。

 

そうやって日常を過ごし、合間で迷宮に潜ったりしている中……「行方不明の友人を探している」という盗賊ギルドの一員シーラから相談を持ちかけられて。

ちょっと探ってみたところ、なんと暗躍していた魔人が登場。

テオドールの母の命を奪った死睡の王と同族。テオドールの母が死んだのはあくまで死睡の王の遺した呪いによるものであって、死睡の王そのものは母が倒していたみたいなんですよね。

別人だと理解はしている。その上で思う所はある。激情を抱えたテオドールは、それで失敗しないように努めて冷静に振る舞い……単身で魔人を撃破。

ゲーム時代の技術みたいですが、シールドを足元に一瞬作って空中機動を実行するとか、トンデモ技法披露してて笑っちゃった。

でもあれ、テオドールの固有技能じゃなくてBFO上位層だったら普通にこなしてる技術で、運営もそれを抑制するのではなく、追加アイテムとかで門戸を広げる方向で対処したっていうんだから、BFOなかなかの魔境なのでは……?

 

冒険者であるテオドールが魔人討伐と言う功績を挙げたことで、面白くない騎士が絡んできたりもしましたが。

騎士の有望株であるチェスターを軽くあしらってたのは、お見事……ではありますけど。

魔人と比べるのは酷にしても、あの程度の腕でデカい態度とってたのか……感はある。

杖に困っていたテオドールが、褒賞として王城の宝物庫から有用な杖ウロボロスを貰えたのは良かったですね。


境界迷宮と異界の魔術師1

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「俺を喰らう? やれるものならやってみろよ」

 

技術が発展し、VRゲームが現実になった世界。

主人公もVRMMO『Break Force Online』ことBFOというゲームにハマって、戦闘に特化した魔法職バトルメイジのキャラ・テオドールとして楽しんでいたようです。

しかし、ある日空き巣によって殺されてしまい……ゲーム世界に、自作のキャラ・テオドールとして転生。

 

ガートナー伯爵家の愛人の息子であるテオドールは母の死後、伯爵家に引き取られたものの正妻とその息子たちとの関係は悪く、ハッキリ言えばいじめられていた。

わざわざ引き取ってるくらいですから父親はテオドールを大事にしたかったみたいですが、そのあたりの事実に気付くことはできず……。

どうあがいても禍根は残るので、テオドールはゲームの舞台にもなっていた境界都市、あるいは迷宮都市と呼ばれるタームウィルズに向かうことに。

 

主人公は前世の記憶を取り戻したときに、無詠唱で魔法を使えるようになったりゲーム時代と同等の実力を得ていたようですが。

覚醒したタイミングはゲーム本編よりも7年前の時間軸であった。現実となった歴史が同じように進むとは限らないから、情報を声高に叫ぼうとはしないけれど、いざ問題が激化した時に対処できるように力を蓄えようとして、実際そのためにタームウィルズについてからも研鑽を怠ってないのは良いですね。

迷宮探索を便利に行うために生活魔術の講義とかも受けるようにしてましたし。

 

迷宮で新人を狙った悪質な狩りをやっていた馬鹿どもを、返り討ちにしたりしてましたし、既にある程度の実力があるのに油断してないのは偉い。

実際、その悪人ども……スネークバイトの連中に未発見技術で作られた転移石を与えた黒幕もいるみたいですし、厄介ごとの種は多そうなので備えるに越したことはないでしょうけど。



目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい14

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「まぁあんまりグダグダ行っても仕方が無いからズバッと言うけど、何があったとしても俺はティーナをまもるし、どこかにやったりするつもりはないからな」

「……事情も聞かずにそんなこと言ってええの?」

「ええの。特に他人の命に関することなら悩む必要は一切なし」

 

医療物資を売りさばこうとティーナの古巣のコロニーを訪れたヒロ達。

パンデミック中の惑星に防護スーツで降り立って、調査をして対策を練ることに。ショーコ先生を伴ってこられたのはありがたかったですね。

まぁそもそもショーコ先生を船医として雇用できたのもあって、彼女の伝手でハイテク医療物資を大量に仕入れたからリーメイ星系にまで運搬業やろうとしたわけですけど。

 

ティーナが過去のアレコレを思い出して沈んでしまって……トラブルが予想されるけど、まぁ最悪カネとコネとモテる力の全てで解決しようとしてるの、ヒロも割とパワータイプですよね……それで今まで乗り切ってきてる信頼できる方針ではありますが。

傭兵ギルドの最高位であるプラチナランカーだから、それなりの振る舞いをしなきゃと律した上でのパワーなので、良いと思います。

エルマからは「ヒロが変なところで真面目なだけ」とか言われてましたけど。パワー重視でもあるけど、必要であればちゃんと根回しとかも出来るのは良いことですよね。

 

上層と下層で貧富の差が明確に分かれたリーメイコロニー。

下層も貧しさの中でも、孤児院のような建物があってそこ出身のマフィアとかが後援をしたりする、悪党たちなりのルールみたいなのが出来ていたようで……ティーナもそこの出身だったみたいですけど。

パンデミック騒動で後援組織が壊滅。残された支援物資を狙って、チンピラが襲撃をしかけてきた後に訪問することになって、ティーナの知己がいるからと色々と手を貸すことになったわけです。手を出すなら、後悔しないようにできる事は全部やろうとするヒロの行動指針はわかりやすくて、スルスル読めるのが良いですね。

 

……まぁ、前代官が宙賊とズブズブでトラブルに発展したり、ガレオン級とか言う宙賊の戦艦を引っ張りだしてきたりで、相変わらずイベント引き寄せる悪運は絶好調なんですけど。

その分、孤児院でパンデミックの影響を受けてない少女を見つけて、特効薬を作れるかもしれないってことになったし。現地の代官となった領主の子息とは割と良好な関係を築けているのは良かったですね。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
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