気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

電撃コミックス

NOT LIVES10

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「…これが…これが真のエンディングだってのか…!?」

「認めない…! 認めないぞこんなの……!!」

「俺は…」

 

反撃をうけた皇帝紳士たちは、「紳士」の仮面をかなぐり捨てて、全てを破壊する巨大な一撃を振り下ろさんとして。

三神たちはアスタロトと協力して、反撃に打って出る。

敵が攻撃の規模を拡大したからこそ、最後のカウンターが成功したわけで。冷静さを欠いた時点で皇帝紳士の負けは決まってたようなものですな……

 

そしてボロボロになった状態で、三神たちとアスタロトの最終決戦が始まり……見事それにも勝利したわけですが。

ここでまたしてもバグが発生。それについてGMから解説が入ってましたが……

彼らは天宮がバグを発生させているのを把握し、経過観察していたそうで。

最も、バグを即座に排除しなかっただけで、最終決戦まで勝ち残ってきたのは三神たちの実力の賜物ってことですけどねー。どうだか。

 

アスタロトがここに至るまで積み上げて来たものもあり、何とか即座に消されることなく、抗う時間が与えられて。

ここまで来て、相棒が死んでおしまい、なんてエンディングは確かにふざけんな、って感じですけどね。

一度は手を離してしまいましたが……最後まであきらめることなく、道を探し続けて三神はその願いを叶えた。

上手くいきすぎかな、とかGMは確かに蹴散らしたけど、他にも数名いたマスタークラスの相手はどうなったんだとか疑問点は残ってますが。

見事完結、という事でお疲れ様でした。

 

NOT LIVES 9

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「だってこれはゲーム」

「ええ」

「攻略できない はずはない!!」

 

鉄壁のストラトスに狙われた主人公ズ。

ジャングルステージは、普通に猛獣とかもいてかなり振り回されてます。

相手のアバターがMAZEと同じ研究施設由来の特別性。

アタックスキルも他の剣とかと比べると異質ですねぇ。……格闘ロボットと衛星ビームがある以上なんでもありなのは確かですが。

 

まぁ、ストラトスのスキルよりは皇帝紳士の兵器の方が、バランスブレイカーですけどね。

あれだけの圧倒的火力があるのに、防御方法まで備えているとか、盛りすぎでしょう。

ブラックトレードの実験がそれだけ上手く進められていたともいえるかもしれませんが……なんか戦力バランス的に燃えない。

 

いや皇帝紳士のチートっぷりを前にして、負けずに戦い続けているアスタロトの実力も相当なものだとは思うんですが。

アスタロトたちとの連携で、皇帝紳士に痛い目見せることには成功しましたが、敵も反撃んの手を持っていて。

ふだん格好つけてる相手ほど切れると怖いですよね……さすがに次は衛星落としも通じないでしょうし、どうするのやら。

NOT LIVES -ノットライヴス- 09 (電撃コミックス)
烏丸渡
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2016-02-27

 

NOT LIVES 8

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「三神君 今一度私に 貴方を信じさせて」
「迷いが全部なくなったわけじゃない でも」
「貴方と一緒ならもう何も怖くない」

ついにラストバトル開催。
今回はさすがにシリアス一直線だからか、巻末のオマケがなくて残念。
単純にページ数の問題かもしれませんけど。

三神と天宮の前に現れた各種のバグの正体が分からないままラストバトルに突入しちゃってどうなるのか不安ですが。
あと、皇帝紳士のアタックスキルは卑怯ってレベルじゃないと思う。
あれが通常のスキルとして実装されているって頭煮えてるんじゃないのか運営。
いやまぁ、強力な分ペナルティもあるので、中々使えないという設定ではあるようですけど。

アスタロトは流石にクリアプレイヤーという事もあって安心感がありますが。
三神たちはどこか危うさがあるよなぁ。まぁ、成長の余地があるということで主人公らしいけど。
ラストバトルにまで迷いを引っ張って締まうと命取りになりそうな。
さてはて、アスタロトとは一時的に同盟を組みましたが。
敵は一人ではなく、鉄壁のストラトスなんてのもいるわけで。
本誌読んでいるから、敵の秘密は知ってるんですが、アレはかなりブラックだと思うんですが。
アスタロトの発言を借りるなら「クローズドβ」みたいなものなのに、システムに遊び心がありすぎじゃないでしょうか。

NOT LIVES -ノットライヴス- 08 (電撃コミックス)
烏丸渡
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2015-08-27

境界線上のホライゾン6

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「そこは危ねぇよ」
「だから救いに行くけど」
「――オマエもこっちへ来い ホライゾン」


原作1巻のエピソードが終了。
そして、コミカライズも完結という運びに。
アニメの方が2巻までやっているんだから、コミックもやってくれないものかなぁ、と思っていたんですが。
ちょっと残念。

正純が教皇総長を足止めし、ノリキがガリレオと相対して。
他方では、西国無双と東国無双の娘が一対一の決闘をして。
これが全て全裸なバカが告白するための道をつけるための布石だって言うんだから、圧巻です。
二代の友達いないアピールに動揺する宗茂が新鮮。
誾とタッグ組んで行動していると、あの二人止まらないからなぁ……
原作の関東解放だとかでも、好き勝手はしゃいで、いい感じに染まってますし。

告白するはずが世界征服宣言するバカ。
そのバカと平行問答をして、誤りを認める自動人形。
何を最善とするか己で決めたい、と彼女は歩き始めて。
常日頃から阿呆なことやっていて、肝心な場面でもそのノリを崩しませんが。
それでも決めるところはしっかり決めてくれるから、トーリは格好いいですよねぇ。

巻末の小説は……青雷亭はいったいどこに行こうとしているんでしょうか。
食用和紙に中落ちのメニューが良い方ってどういう事なんだ。
ホライゾン、ちょっと新しい食事を開拓しすぎじゃないだろうか。
他人事なら笑っていられるので常連がいるのも分からなくはない。

境界線上のホライゾン (6) (電撃コミックス)
武中英雄
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2015-05-27

やさしいセカイのつくりかた6

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「それにミクロにしろマクロにしろ どこにだって憎しみや妬みや争いは溢れてて」
「どんなに人間が科学的進歩を遂げたって 憎しみつづける人たちを見るとがっかりするけど」
「それでもあたしはこの世界を愛してるんだと思う」
「人はゆっくりとでも進化していく生き物だもの その可能性をあたりは信じてるから」


ハルカがようやく朝永に告白。
勢い余ってキスしてからの告白になってましたが。
しっかり面と向かって想いを受けて、それにこたえられていたあたり朝永も成長しましたね。
ここではっきり断っていたからてっきり葵ルートに入ったのかと思ってました。
そういう意味では最後の展開には最初読んだときは驚いたのを覚えてます。
ハルカにとってのやさしい結末となると、まぁ、ああいう形に落ち着くんでしょうが。

けど、結局葵は少し立ち止まっていただけで。
朝永が最初だけ手助けして歩き出したら、自分一人で歩き続けられる強さを持っていたようです。
打ち明けられずにいた自分自身の悩み。
それを盛大に明かして、親にも友人にも理解してくれる人がいて。
そうして走り出していった彼女の軌跡がまぶしい。

小野田先生の過去も明らかに。
結局あの時どうすることが正解だったのだろうか。
傍にいてくれるだけでよかったのに。
たった一つのことで、ずれて離れていってしまった。
どうして別れたのか。「たぶん俺は今でも ずっと探し続けてる」。
そんな彼に踏み込んで、心をかえさせた冬子はかなり根性ありましたね。

それぞれの悩みに、各々が納得できる答えが示されて。
歩き続けていった彼ら彼女らの話もこれにて閉幕となりました。
まぁ、中々いい最終巻だったんじゃないでしょうか。満足です。

やさしいセカイのつくりかた (6) (電撃コミックス)
竹葉久美子
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2015-02-27

NOTLIVES 7

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「・・・なるほど わかったよ」
「とりあえず安心した」
「俺たちの信じてきたことは正解だった これで心億無く戦える」

ゲームクリア者、アスタロト。
ブラックトレードの精鋭を相手に喧嘩を吹っ掛けてますが。
このシャッフルゲームを存分に活用する気ですね……
「最強の格闘能力を持つアタックスキル」が出てきてましたが。
なんであんなに中二あふれるネーミングなのか。
威力はあるにしても、かなりの重装備だから行動しにくそうですけどね。

しかしまぁ、ゲーム性能を熟知していますね。
クリアしたという看板に偽りはない。
実力者と二対一でも、渡り合って、目的を達成してしまうんだから大したものです。
そして有馬はかなり好き勝手動いてましたけど、皇帝紳士も油断ならない相手みたいですねー。
あれ戦闘の痕じゃないだろ……

イベント戦を無事に乗り越えたと思ったら。
アスタロトが状況を引っ掻き回してラストバトルの鍵を手に入れてしまうわけですが。
なんで皇帝紳士たちは、アスタロトの誘いに乗ったんだろうか。
24時間で失効するならそのまま放置してしまえばよかったんじゃないかなぁ。
……5位以下がポイントを集めて、参加されると困ると思ったのか。

NOT LIVES -ノットライヴス- 07 (電撃コミックス)
烏丸渡
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2015-01-27

ログ・ホライズン外伝 ハネムーン・ログズ4

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「だから何も心配いらない」
「そうしたらきっと新しい街で出会いがある 君たちの家族が見つかる」
「もう自由なんだ」
「今は持っていないものでもこれからなんだって作っていけるさ」


悪くはないけど、物足りないというか。
スピンオフで多少原作とのずれが出たりするのはいくらかは許容範囲かと思うんですが……
それも本当に多少の範囲で済めば、の話というか。

ハーメルン壊滅の裏話について。
円卓会議を結成しようっていうこの時期はまだアキバも荒れていて、料理の秘密すら気づいている人は少なかった。
そんな段階で、サブ職業を活用した悪事というか装備補強でのインチキなんてできるものなんだろうか。
もともとゲームでもそういうロールをやっているギルドだった、とかなのか。
うーん、微妙なところで終わってしまったなぁ。

ミナミ側の気になるキャラクターをわざわざ出して置いてそっちのネタには踏み込めずに終わってしまったからなぁ。
何とも言えない感じがあります。
円卓会議を設立するときのシロエが格好良く描かれているのは中々いいと思いましたが。ただ、アイザックが「脅迫するつもりか」と激昂するシーンとか迫力足りないように思える場面も多々。
全体的には荒いというか際立ったものが感じられないまとまり方にも見えて、本当に残念。

ログ・ホライズン外伝 HoneyMoonLogs (4) (電撃コミックス)
松モトヤ
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2014-08-27

はたらく魔王さま!6

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「いろいろと面倒は付きまとうかもしれねぇけど これかも協力してくれると・・・助かる」


新章突入。
表紙にいる通りアラス・ラムスが登場。
それによって勇者と魔王の関係に変化をもたらしていくエピソード。
迎え火とか下手な若者より日本とかの風習に詳しいだろうなぁ、魔王たち。
魔力を求めていろいろ調べたっていいますが、真面目というかなんというか。

魔王は王としてしっかり立っているのに対して、原作によれば勇者は豆腐メンタルだからなぁ。
その辺の差があるのは少し厳しいところですが。
さておき。アラス・ラムスに振り回されているキャラたちが中々いい感じかと。
千穂が安定して恋する乙女しながら、いいバランスでかかわっているよなぁ、と。
魔王はその内本当に刺されかねないんじゃないのかって思いますが。

ただ、アラス・ラムスの謎っていうのは原作最新刊になってもはっきりとはしていないというか。
世界の謎につながって言っているから、明確になってない部分もあるんですよね。
このコミカライズがどこまでやるのかは知りませんが、丁寧なつくりだとは思うので、出来るだけ続いてほしいものです。


NOT LIVES6

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「あの獣は僕と違って 今は檻の外にいるからね」


アスタロトが言っていましたが、生き残っているのは勝率100%のみ。
だとすれば、負ける時は負けるっていうのはその通りで。
二度もゲームをクリアしたとか皇帝紳士との会話は随分と伏線というか気になる要素でいっぱいでした。

ゲームをクリアした後の日常会を挟んでまたイベント。
日常会では、天宮の料理が壊滅的というまたテンプレなイベントを超えていってますが。
……意識飛ばすような料理つくる腕でよく生きてきたな。
最近はレトルトとかいろいろあるし何とかなるのか。

ブラックトレードもトッププレイヤーやられて黙っている甘ちゃんではなくて。
危険な状況に陥った二人は、イベント戦とあるバグを利用して生き残ろうとゲームに臨む。今回のゲームは舞台が広くて混戦な感じがうまく出てて結構好きですよ。
皇帝紳士の想定している「最悪の状況」、プレイヤーを説得した謎。
本当に調整を図っているというか、バランスを保っているような感じもありますか。
一方で実力は有馬を圧倒するほどのものがあって、バランスブレイカーでもあるという。
各々の思惑が不透明なうえに、そもそもゲーム自体が怪しいことこの上ないからなぁ。
この後どう転がっていくんだろうか。

NOT LIVES -ノットライヴス- 06 (電撃コミックス)
烏丸渡
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2014-08-27

境界線上のホライゾンⅤ

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「じゃ 行こうかみんな 頼りにしてるぜ?」
「Jud.」

アニメ版もあの厚い原作をうまく切り貼りして、凝縮していた面白さがありましたが。
漫画版は、アニメよりも余裕を持って進められる分、もうちょっと原作よりですね。
なかなか良質なコミカライズ。安定しています。

討論が終わってトーリが行動を起こし始めるところから、契約認可の場面まで。
それぞれが必死に、それぞれにできる事をやっていく。
モブであろうと、自分を偽ることをせず、進んでいく様は、一言格好いいなぁ、とそれだけ。

アニメでは切られていて残念に思っていた正純父たち暫定議会のメンバーの会話とかも入っていて満足です。
正純父の態度の理由。暫定議員に向いていないと判断した理由。
仕事に関してはかなり真面目で、有能な人材がそろっているんですよね、本当に。
ちょっと、職業的にも世を忍ぶ趣味を共有しているオタク集団ってだけで。
趣味に突っ走っている時はいい年したおっさんが集まって何しているんだと思うものですが

また番外編で巻末に短編が収録されてます。
『落雷場の処罰者達・後編』。
青雷亭のP01-sが来た時の注文の地雷感がたまらないね!
決して自分で体験したくないですけど。
「――ご注文を伺いましょう」。

この一言のセリフが、すごく怖い。というかメニューもなんか怖いですけどね、何が出てくるのか分からないっていう意味で。

境界線上のホライゾン (5) (電撃コミックス)
武中 英雄
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2014-08-27

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
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