「叔母上。貴女は、狂っている」
タイトル通り、四葉家のエピソードでした。
卒業後も毎回のように登場していた真由美さんもさすがに今回は出番なし。
その代わりに四葉の関係者で新キャラが大量に出てきて、困惑しましたが。
他に当主候補もいますが、深雪が次期当主になるというのは、ほぼ確定の出来レース。
まぁ、「四葉の魔法師」として深雪が最も優秀で他のキャラは「普通に優秀」の範囲だから仕方ない。
分家の当主たちも、別に深雪が当主になる事には反対してないんですよね。
ただ、それによって、兄でありガーディアンでもある達也の立場が向上してしまうのは耐えられない。
どうして彼らが、達也をあそこまで目の敵にしているかも明かされましたが……
随分と、小物だったといいますか。達也がばっさり切り捨ててくれたのは気持ちがよかったですけど。
最強の守護者を願っていたのに、最強の破壊者、或は最恐の復讐者が生まれてしまったから、疎んだ、と。
この理由だと、ちょっと弱いというか、物足りない感じが。
その能力を恐れるならば、なおの事、大事に扱って家への忠誠心を刷り込んだほうがよかったんじゃないのかなぁ、とか思うんですが。
深雪のお兄様スキスキぶりが留まるところを知らなくて、いったいどこまで行くのか興味深いようないっそ怖いような。
これまでも、深雪の美しさについては触れられてきてましたが。
十士族だから、以外の理由があったんですねー。当主発表に至るまでの名家の出であることをにおわせる要素でしかないのかと思ってましたが。
別に深雪、嫌いじゃないですけど。ほのかとか真由美とか他のキャラのが好きなんですよねぇ。
他家に対して情報が公開されて、学校の面々もそれを知って思うところがあるようですが。
さて、真っ先に行動を起こしたあの家がどう状況を動かしてくれるだろうか。