気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

養蜂家と蜜薬師の花嫁

養蜂家と蜜薬師の花嫁 下

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「ツヴェート様、俺、ここでいいって思ったことは、一度もなくて」

(略)

「ここがいい。ずっとそんなふうに考えていた。だから、命が尽きるまで、ここで生きていたい」

 

イヴァンとアニャ、2人の関係は相変わらず良好で。

でも2人とも抱え込みすぎるところが心配材料でもあるんですよねぇ。

婿入りの為に駆け足で実家を出てしまったイヴァンは、数少ない彼を心配してくれていたツィリルを置いてくることになったのを気にしてましたし。

 

改善しつつあるとは言え問題山積の実家にいたくない、というツィリルのことですとか。

家族が遠方に住んでいる状態で一人暮らしをしている、老齢のアニャの染め物の師匠であるツヴェートが倒れていたのを見つけ、一緒に暮らそうとする話ですとか。

アニャが行っている民間療法、蜂蜜を用いた蜜薬師としての働きも、重度の外傷とかには通じないから医者がいない村での治療行為に不安を抱えていたことだとか。

そうしたアレコレって、2人が思い悩むのもわかりますけど2人だけの問題じゃないし、抱え込んでしまっても解決できないんですよね……。

 

重荷となっていたそれらの問題に関して、手助けしてくれる人々がいたのは何より。

一般的には不便と思われる山暮らしでも、イヴァン達は豊かな心で暮らしていて、ベースが楽しそうなのがいいんですよね。

イヴァンがアニャ相手に結構ストレートに可愛いとかいうし。それで照れてるアニャはより可愛くなってくれますし。

一番最後の挿絵の2人とか本当に幸せそうで、良い読後感ではありましたねー。

養蜂家と蜜薬師の花嫁 上

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「あんたの夫、いい男だよ。大事にしてやりな!」

「も――もちろん!!」

 

主人公のイヴァンはオクルス湖のほとりで養蜂しているイェゼロ家の十四番目の子だった。

しかし他の男衆はまともに働かず、彼ばかりがこき使われる日々。教育が当然ではない世界で、文字を読めて記録を残せて病気への対策が出来たり、知識がしっかりしているイヴァンはかなり貴重な人材なんですが……。

兄たちの酒代にするために、彼への給与を横流ししていたとか問題しかないんだよなぁ……。

 

イヴァン、自身への好意に無頓着だったり給料もらってないけど気にしてなかったり、こうあちこち抜けてるのが心配でならない。

容姿は整ってる健康な男児で、根も善良で付き合えば相手を尊重できる、優良物件ではあるんですけど。

序盤のイヴァンは給料横流しの事実とかにも気づかず、養蜂業に従事していたわけですけど。娘の婿を探しにやってきたマクシミリニャンという男性と縁が出来て。

 

双子の兄サシャと彼の嫁ロマナ、それにイヴァンの3人の関係は複雑で……問題が表面化したところをマクシミリニャンに救われた。

最初に婿取りの話を聞いたときは断ったけど、騒動を受けて家を出る決意をしたイヴァンがマクシミリニャンの娘のアニャと交流し、結婚を決意する話。

アニャも事情を抱えていて、結婚するつもりはなかったけれど父としては心配だったマクシミリニャンが手を打った形だったようで。その誠実さでしっかりアニャの心をつかんだイヴァンがえらい。

 

いや本当に、イヴァンもアニャも人が良くてお互いを大切にしてるので、微笑ましいというか心が穏やかになるんですよねぇ。

イヴァンの実家問題だとかアニャにちょっかいを出してくる勘違い幼馴染とか、2人を取り巻く問題は根が深く頭痛い部分もありますけど。イヴァンが出ていった後の農園とか、結構悲惨ですしね……。

基本的にはイヴァンとアニャの2人の関係を楽しむ幸せな物語です。



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ちゃか

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