気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

魔法科高校の劣等生

魔法科高校の劣等生17 師族会議編(上)

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「四葉家は怖い。何をされるか分からなくて気味が悪い。でも達也くんは友達よ。四葉家のことは信じらなくても、達也くんのことは信じられるわ。たとえ、あたしたちにたくさんの隠し事をしているとしたってね」

 

ついに深雪と達也の兄妹と四葉の関係が公のものとなり。

真夜が十師族をはじめとする名家に通知したため、学校においてもその情報は知られていて。

経歴を偽っていた。真実を教えてもらえなかった、という事実。

加えてよりにもよって「アンタッチャブル」とまで言われる四葉の次期当主とその婚約者という名札故に、クラスメイトも距離を取りかねている模様。

 

エリカはそれ以前に察していたから、というのもあったでしょうけど。

変わらず接してくれていたのは、ほっとしましたねぇ。

幹比古はしばらく悩んでいたようですけど、叱責されて向き直れるぐらいには、彼の歪みは大分治ってきた感じ。

これが登場した当初、劣等感に苛まれていた頃の彼だったら、上手くまとまらなかっただろうと思うと成長が見られますね。

 

達也たちの婚約発表については、他の家もただ黙ってみているわけではなく。

一条や七草などが動きを見せていますね。

近親婚により兄妹の稀有な魔法の才が失われるのではないか、という建前を用意したり、自分のところの息子・娘との関係を深めさせようと工作したり。

 

その一方で、周公瑾の師に当たる七賢人の一人が暗躍してもいます。

復讐心を拗らせているというか、肩書は立派な割に、小物感漂っているのが何とも言えません。

嫌がらせの手腕は見事ですが、それだけというか。ただ、色々動き回っているのは確かで、彼を負ってアメリカ側も動いてますしね。

今回の会議で正式に十文字先輩が家長となる発表がされていましたが、彼や達也みたいに若者でしっかりしているキャラがいるのに対し、大人たちが微妙にふがいないように思えてパッとしない始まりではありました。

魔法科高校の劣等生 (17) 師族会議編 (上) (電撃文庫)
佐島勤
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2015-08-08


魔法科高校の劣等生 九校戦編 4

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「お兄様は誰にも負けないと わたしはそう信じております」

(略)

「次の試合 どうやら負けられないらしい」

 

事故が発生したため、達也が選手として緊急参戦。

一条たちは割と喜んだだろうなぁ、というか実際楽しそうですしね。

代理の選手として選ばれて、決勝の中盤までが描かれています。

幹比古が起き上がって、カーディナル・ジョージと相対するあたり。

 

原作でも解説は山盛りですが。

それをうまく絵にして、まとめているので読みやすいですね。

まぁ、それでも新人戦モノリス・コードのほとんどを1巻で描いているので、かなり情報量多くなるんですけど。

 

表紙がほのかと雫ですが、今回彼女たちの出番はほとんどないという。

まぁ、優等生の方では出ずっぱりな感じですし、そもそもこの前が彼女たちの的当てとかだったしな……

色々と制限が付いている状態の達也によって一校の面々の魔法やら価値観やらが魔改造されていってますが。……これで一応リミッターというかストッパーが聞いているって言うのが恐ろしいよなぁ。



魔法科高校の劣等生16 四葉継承編

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「叔母上。貴女は、狂っている」


タイトル通り、四葉家のエピソードでした。
卒業後も毎回のように登場していた真由美さんもさすがに今回は出番なし。
その代わりに四葉の関係者で新キャラが大量に出てきて、困惑しましたが。
他に当主候補もいますが、深雪が次期当主になるというのは、ほぼ確定の出来レース。
まぁ、「四葉の魔法師」として深雪が最も優秀で他のキャラは「普通に優秀」の範囲だから仕方ない。

分家の当主たちも、別に深雪が当主になる事には反対してないんですよね。
ただ、それによって、兄でありガーディアンでもある達也の立場が向上してしまうのは耐えられない。
どうして彼らが、達也をあそこまで目の敵にしているかも明かされましたが……
随分と、小物だったといいますか。達也がばっさり切り捨ててくれたのは気持ちがよかったですけど。
最強の守護者を願っていたのに、最強の破壊者、或は最恐の復讐者が生まれてしまったから、疎んだ、と。
この理由だと、ちょっと弱いというか、物足りない感じが。
その能力を恐れるならば、なおの事、大事に扱って家への忠誠心を刷り込んだほうがよかったんじゃないのかなぁ、とか思うんですが。

深雪のお兄様スキスキぶりが留まるところを知らなくて、いったいどこまで行くのか興味深いようないっそ怖いような。
これまでも、深雪の美しさについては触れられてきてましたが。
十士族だから、以外の理由があったんですねー。当主発表に至るまでの名家の出であることをにおわせる要素でしかないのかと思ってましたが。
別に深雪、嫌いじゃないですけど。ほのかとか真由美とか他のキャラのが好きなんですよねぇ。
他家に対して情報が公開されて、学校の面々もそれを知って思うところがあるようですが。
さて、真っ先に行動を起こしたあの家がどう状況を動かしてくれるだろうか。

魔法科高校の劣等生 (16) 四葉継承編 (電撃文庫)
佐島勤
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2015-05-09

魔法科高校の劣等生 九校戦編3

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「深雪と本気で競えるこのチャンスを逃したくないです」
「深雪さんは?」
「北山さんがそう望むのなら・・・私がお断りする理由はありません」


魔法科コミカライズ。
…絵の綺麗さとか、説明のわかりやすさとか見るに、やっぱりこれがコミカライズでは一番好きです。
横浜騒乱編でどうしてこれができなかったのか。

競技中に起こった異変について調査をする達也たち。
幹比古と美月に応援を頼んで解析を進めてます。
推測は建てられたものの、手段が分からず、不安をあおっただけな気も。
まぁ、対策を全く練れないのも問題ですので、しっかり仕事を果たしたという意見もありますな。

そして新人戦がスタート。
説明が多いのが原作の特徴ですけど、絵を活用してうまく説明してますよね本当に。
雫の能動空中機雷の場面とかが分かりやすくて好きです。
アイスピラーズブレイクも中々見ごたえありました。
あずさがトーラス・シルバーの正体に気が付きかけて、モノリス・コードでトラブルがあって。
ちょいちょい端折ってますが、その選び方がうまいと思います。


魔法科高校の劣等生15 古都内乱編(下)

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「黒羽様。忠誠心など無用なものなのですよ。意味があるのは行為だけです。たとえ面従腹背であろうとも、立場を裏切らず期待を裏切らず結果で裏切らなければ、結果を出せない忠義者より有用なのです。道具に忠義は必要ありません。兵器に心は不要です」
(略)
「兵器は恐れを懐きません。兵器は不安を懐きません。ただそうなる可能性があるという不安だけで、無垢なる者を殺そうとする人の心葉、果たして心無き兵器に優るものでしょうか」


一校生の二年生たちが、達也に毒されているなぁ、といいますか。
達也の背景の一部でも知っているから。
行動の理由を察して、手助けしたり、大人しく守られる選択をしたりと。
実際に荒事に巻き込まれても、事情を知らずに襲撃を受けたけど……事情説明されてもついてきただろうとか思っているあたり、相当なものですね。

なんか、レオが気になるCADを持っていたんですけど。
ローゼン・マギクラフト社の最新作。とある伝手で受け取ったとか軽く流されてますが……
それ、前回の2年次九校戦の時にあっていた相手からもらった物なんですかね。
幹比古の過去。神童が犯した失敗については、電撃文庫MAGAZINEに短編乗ってましたが。
他の面々の短編も早めに公開されませんかねー。こう、面白いは面白いけど、この辺の引っかかるところがちらほらあって乗り切れな勝ったといいますか。

あらすじにも表紙にも出てきている割に一条の御曹司の活躍がパッとしなかった感じが。
いや活躍、してるんですよ。襲撃犯撃退したり、潜入や、最後の戦闘に協力したり。
ただ、他の十師族の面々に比べて、戦闘力特化しすぎといいますか。
光宣も、虚弱な面もありながら、頭が回る部分を見せてくれたのに、なんだかなぁ。
あと毎回ある真由美さんのサービスシーンの温度差がひどい。
なんだかんだで登場回数はあるのに、どうした事だろうか。いや、真由美さん嫌いじゃないんですけどね。

上下巻だったのに思った以上に進まなかったといいますか。
次回以降に向けての伏線回でしかなかったな、というよな印象。
ギリギリ周を倒せはした感じですが……次回物語が動く……といいなぁ。
まぁ、サブタイトルが大分不穏な色を持っていますが。次回「四葉継承編」。
四葉の分家の方々が、なんか黒幕っぽいのに小物臭いんですが、どう転ぶのやら。

魔法科高校の劣等生 (15) 古都内乱編 (下) (電撃文庫)
佐島勤
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2015-01-10

魔法科高校の劣等生 九校戦編2

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「諸君 私が今用いた魔法は低ランクのものだが 君たちはそれに惑わされ私を認識できなかった」
「明日からの九校戦はまさに魔法の使い方を競う場なのだよ」
「諸君の工夫を 楽しみにしている」


相変わらず九校戦編のコミカライズは結構良質ですね。
どうしてアニメの方はあんなに物足りないんだろうか。
横浜騒乱編のコミカライズは……絵もすごいことになってますけど。

さておき。車突っ込み事件から始まり、一校の快進撃の模様が割と駆け足気味に書かれてます。
まぁ、それでもアニメよりは大分丁寧なんですけど。
原作の情報過多な部分をうまく調整して見せている感じがあります。
だからどうしてこれがアニメでできなかったのか
・・・と、なにかにつけ愚痴がこぼれる程度にはアニメに不満を抱いているようです。

達也がこぼしているように校章云々じゃなくてあそこまで色が違ったらそれだけで見分け付きそうですけどねー。
競技前の懇親会。
勝負相手との顔合わせということで気合を入れていって、給仕しているエリカたちを目撃したり。
最巧と称された魔法師、九島閣下の演説を受けたりと、こなすべきイベントを順調に消化。
九島閣下、ここで登場したときには大物な感じがあったのに、どうしてスティーブル・チェース編ではあんな失態をしていたんだろうか。

「たった一人でも戦争を勝利へ導く切り札となりうる それが日本最強の魔法師集団 「十師族」というものだ」

と真由美の絶技が達也に称賛されていましたが。
十師族に生まれたからと言って、性格まで素晴らしいかっていうと別問題なんですよねー。
原作で出ていた七宝なんかは、補佐の十八家の方ですけど、狂犬だし。
七草の双子は姉の落ち着きに比べて、暴走気味だし。まぁ、真由美もたまに失敗というか、色々とやってはいますけども。

摩利の事件が発生して、達也が解析に乗り出したところで終了。
アニメはすでに横浜騒乱編に入っていて、そっちも佳境というところですが、このまま丁寧に描いていってほしいものです。



魔法科高校の劣等生14 古都内乱編・上

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「信用できるのでしょうか?」
「味方が必ずしも信用できる相手である必要は無い。要は、いざという時にこちらの注文どおり動いてくれれば良い。その為にそこそこの対価を払うのは構わないさ」

また論文コンペの時期がやってきました。
毎年持ち回りなので、今年は京都で実施するとか。
で、横浜と京都では評価されるプレゼンの方向性が違うので、代表としては五十里が参加。
横浜では技術的なものが、京都の時には純理論的なものが好まれているとかなんとか。
達也は別の研究で手一杯で、請われれば手助けするものの、基本的には外野。
前回発表ができなかったどこぞのカーディナルさんが躍起になって論文書いている姿が幻視できます。執念の炎を燃やして渾身の論文を携え参加してみれば、達也が代表じゃないという衝撃を受けるカーディナル……ってところまで想像しました。

何か暗躍しているらしい四葉家当主。
普段は、達也に対して命令を下しているのに、今回に限っては依頼という形で、別に断ってもよいとまで行ってきた。
拒否権あるなんてすごい。確実に裏がありますな。
まぁ、そうした裏を知りつつ、逆らうのは賢明ではないと達也は普通にその依頼を受けるわけですが。
依頼内容は、小物臭いのになんだかんだで生き残って、あちこちで火種を巻いている周への対処。

まぁ、今回は内乱とあるとおり、周絡みの問題として一つ。
古式魔法の伝統派という過激な派閥とその他の派閥の諍いという要素が加わってくるわけで。
その辺の事情説明だとかが大半になって、他校の様子とかさっぱり描かれていないんですけどね。

九重八雲も、九島列。古式魔法の使い手たる忍。引退し物の、『九』の名を関するかつての最巧。
そうした人々の好意や協力を受けて達也が情報を集めたりしているわけですが。
九重先生は俗世にあれだけ関わっていていいのかとたまに思います。
もうそういう人だと思っているとおおむね気にならないものなんですが。

上巻なんで、大きな事件が起こるわけでもなく。
下準備というか調査だったり他所で動いている状況の話だったりと、展開はゆったり気味。
今回一番の衝撃的なところといえば、七草元会長の護衛をやっている名倉さんの顛末でしょうか。
十師族にはそれぞれの思惑があったりして、それぞれ動いているわけですが。
さてはて内乱は伝統派絡みなのか、今回のことで顕在化する可能性のある十師族がらみに含みを持たせたものなのか。普通に前者な気がしますけどね。

身体が強くないという、九島閣下の孫、光宜。
親戚の欲目というだけではなく、ちゃんと実力があるんだって描かれていたのはいい感じですかね。
この段階で彼と達也たちが出合ったことにはどんな意味があるんでしょうか。
順調に時間は流れて、真夜のたくらみが着々と進んでいる感じがしますけど、さてはてどうなることやら。

七草元会長が卒業後も毎回のように登場しているのは楽しんでますが。
摩利が久しぶりに登場して、親友同士の会話を見せてくれたのはよかったです。
やっぱり先輩たちの落ち着きは貴重だよなぁ、と言いますか。
さて、今回摩利に指摘されてましたけど、七草元会長はやっぱり達也のことを意識しているってことになるのかなぁ。最後十師族として動いていましたけど、下巻はまだかなぁ・・・

魔法科高校の劣等生 (14) 古都内乱編 (上) (電撃文庫)
佐島勤
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2014-09-10

魔法科高校の劣等生12 ダブルセブン編

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「うん。きっとアンタだって頑張ってきたんでしょう。私だって努力してるわ。でも、あの人たちの方が強いってことは、あの人たちの方が頑張ったってことじゃないの?」
「…………」
「才能は否定しないよ? 私だって自分の力は大部分、才能のお蔭だって思ってるからね」
「…………」
「でも、アンタがショックを受けたような『強さ』は……きっと才能とは別のところから生まれるんじゃないの?」

2学年の部スタート。
今回は、新入生たちが入ってくる話ですねー。
表紙の二人は七草の双子、前生徒会長、真由美の妹ですね。
チョコレート作っているときとか、たまに出てきてましたけど、ついに本編にしっかり登場。

新入生が入ってくるだけではなく、状況もいろいろ変わっています。
達也が実績を上げすぎて、補欠扱いしてると損だと思われたので、新しく『魔法工学科』が二年次から設置されることとなった。
一科生から、工学科に移った生徒もいたため、穴埋めとして二科生のなかから一科生になった者もいる。レギュラーの中では幹比古がそうですねー。

一方で、学年総代は七宝という師補十八家の一つの長男が獲得。
七草の双子と僅差だったらしいですけども。
しかしこの学年総代、十師族だとか、いろいろなものに噛みつく性分なようで。
色々と現状に満足していないから、手を打っている野心的な人物ですが、どうにも甘い。
水波には「身の程を弁えぬ愚か者」、「狂犬」とか称されてますけど、まさしくそんな感じで、手当たり次第に噛みついて行っている。
その上で、試合に負けたり、先輩方に敵わなくて悔しがったりと、すごく咬ませ犬感がして……

まぁ、七草の双子も十師族の一員としては、いろいろと甘い部分があるよなぁ。
うっかり魔法発動して姉から説教受けたりしてますし。
こうしてみると横浜騒乱の時に、戦いに臨んだ一条はそこそこ傑物ではあったのか。実戦経験があったとはいえ、家の名に恥じない行動をとろうとしていたわけですし。
姉がいたりするから、気が緩んでるのかなぁ、とか思う部分もあったり。

双子と七宝以外にもちらほらと新キャラが出てきて、ここからさらにキャラが増えていくのかぁ、と少し思いましたけど。
そうした新キャラたちの様子に焦点が移っていて、あまり大きくは進まなかった感じがしますね。
達也がちょっと派手なデモンストレーションをしたりと、彼の目的としては少しずつ進展している様子はありますけど。

魔法科高校の劣等生 (12) ダブルセブン編 (電撃文庫)
佐島勤
アスキー・メディアワークス
2013-10-10

魔法科高校の劣等生11 来訪者編〈下〉

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「俺もリーナも『今の立場』に置かれるにあたり、事実上、選択肢がなかった。一高生になったのは俺がもぎとった『選択』と言えないこともないが、リーナには多分、そんな些細な選択肢すら無かったと思う」
(略)
「俺はいずれ、与えられていない選択肢を作り出し選び取る。割り当てられた『役』を捨てて、与えられた舞台から飛び出す。もしリーナが同じことを望むなら、同類の誼で力になってやろうと思ったんだが……」

三巻にわたった来訪者編も無事に完結。
リーナを含むUSNAの問題とピクシーの問題。
関わりのある二つの事柄が同時に進行していたわけですが。
スターズ総隊長という仕事は確かにリーナに向いていないよなぁ、という感じがしてならないですね。

「スターズ総隊長」っていう仮面をつけて行動する分には、いいんでしょうけど。達也たちが自分なりの目的とかを持っているのを見ると、ちょっとリーナは盲目過ぎる感じがあるかなぁ。
最後、ピクシーと戦うときも、役目を果たすだけと言って、引っ掻き回してますし。
まーそれは、エリカも自分の哲学にのっとって戦いに臨んでいたから同じようなものか。
しかし達也の友人たちは、こうしてみると恐ろしい戦力を持っていますよね……

ここにきてエリカが達也たちの事情に踏み込んできましたね。
まーアレは踏み込んだというか、地雷踏んで巻き込まれた、みたいな感じですが。
しかし、キャラが多くなってきて、思惑もあちこちで絡んできて、これからの展開が読めません。

達也たちは本当に「実は秘密隠す気ねーだろ」みたいな結果を招きまくってるといいますか。
トラブルの神に愛されているんだろうなぁ、という感じ。
描写があちこちくどいのには、ここまで読んで来たらいい加減慣れてきましたねぇ。

魔法科高校の劣等生 (11) 来訪者編(下) (電撃文庫)
佐島勤
アスキー・メディアワークス
2013-08-10

魔法科高校の劣等生10 来訪者編〈中〉

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「お兄様……お優しくなられましたね」
(略)
「お兄様はご友人である西城君を傷つけられたのが許せないのです。仮初とはいえ友人となったリーナに手荒な真似をしたくいないとお考えなのです。お兄様、深雪は嬉しいです。お兄様がわたし以外の者にも、情けをかけてくださることが。お兄様はご自分でお考えになっているよりずっと、人間らしい感情をお持ちなのです」


吸血鬼事件について少しずつ調査を進めている一同。
真由美と十文字の十師族とエリカと幹比古たちは、目的は同じでも、ばらばらに行動していたわけで。
達也が、お膳立てして、歩み寄ることになったようですけど。
かなり厄介な状況に置き去りにされた幹比古には少し同情します。
初期の鬱屈したところがなくなってきたと思ったら、代わりに苦労人属性着きましたよね、彼。

吸血鬼の正体、パラサイト。
USNAにいた雫からもたらされた情報もあって、達也は結構分析を進めていっているようですが。
普段とは勝手が違う相手に、どうも状況が一進一退という感じですねー。
情報を得ても、決定打に欠けるような状態。
実際、一度パラサイトと戦いますが、かろうじてマイナスにならなかっただけと、辛い採点してましたし。

あとは事件が発生しながらも、時間っていうのは流れるわけで。
今回はバレンタインデーなんかも描かれていますね。
真由美作の服部を撃沈した物体も愉快だと思いましたが。 

ほのかもめげずに行動を起こしていましたね。
その結果がアレになるとは、羞恥プレイにもほどがありますけど。
ピクシー周りのイベントが、ほほえましくていいんじゃないでしょうか。

そして、スターズ総隊長として、リーナがついに達也と相対する。
以前のように戦闘後で消耗していたものとは違い、達也を対象とした作戦。
準備に余念がなく、専用武装まで持ってきて、本気での戦いになりそうです。
よりにもよってここで切るか、みたいな感じがしますけどね。

魔法科高校の劣等生 (10) 来訪者編(中) (電撃文庫)
佐島勤
アスキー・メディアワークス
2013-06-07

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
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