気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだがどう愛でればいい?

魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?4

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「だからお前にも同じ言葉を返す」

「いつでもかかってこい」
「負けるたびお前が働く時間は長くなっていくがな」


コミカライズ4巻! 

力を求めて魔王を襲った魔術師ウォルフォレ。ザガンから魔王襲撃の罰として、ネフィの仕事補助を振り分けられて。交流を通して二人を知って行くことに。

ザガンとネフィがまだまだ初々しくて、そこにフォルが加わることで良い変化が起きていて、楽しいですねー。

 

幼女な養女となったフォルがもうかわいいのなんの。

イチオシは78Pの「ちゃんと報告した」から「ザガンにほめられた」してる2コマ。

その後の「ここにいる」なんかも良いですね。

 

子どもの扱いに慣れてないザガンですが、要所で的確な言葉をかけてて、かなり真っ直ぐ主人公してるので好感が持てますし。

まぁ魔術師として、魔王として、容赦しない時はトコトンやるのでオンオフがハッキリしてますよね。

 

同じようにまっすぐでオンオフ切り替えてるのがシャスティルですが……

彼女、敵対している魔王を擁護して聖剣没収されたり、ザガン達とフォルの関係を誤解したり、絶妙にポンコツだからなぁ……

巻末オマケ、バルバロスは見た! ……じゃなくて「◆見張り」も1Pでかなり笑えたので、凄い。


魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい? 10

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「では、やるぞ。あれは俺たちの命を懸けて倒すべき敵だ」

 

大きい風呂が欲しい、というリリスからの要望と、部下の慰労、直近の配下たちの状況等を踏まえて、大浴場を建設する事を決めたザガン。

いやぁ、相変わらずの行動力と言いますか。なんで魔王が風呂工事してんの……? ザガン自身は生まれもあって、あまりそう言った生活習慣に興味がなく、リリス筆頭に配下たちから意見を聞いて、できるだけいいものを作ろうとしてる辺りは凄い。

生活に直結している分、以前の釣り竿よりは活用できる範囲広いよ! いや、あの釣り竿も使えはするんだろうけど、ザガンの拠点森の中じゃないですか……

 

黒花とラーファエル、ネフィとオリアスの事情。黒花とシャックス、ネフィとザガンの関係。そうした、ちょっとこじれかけていた問題を、見事に溶かしたといいますか。

先を見ればきりはないんでしょうけど、ザガン達の陣営がまた一つ幸せに近づいたような気がして、心温まるエピソードが多かったですね。

 

ただ、穏やかなばかりで済むはずもなく。

ビフロンスとシアカーンの同盟は、更なる一手を打つために、もう一つ魔王の刻印を求め始めるし。

ザガンが探し求めていた、マルク絡みの情報やザガンの両親に纏わる話なんかも漏れ聞こえて来て。まだまだ断片的で、全体像は見えませんが……

 

最長老と呼ばれた、前魔王のマルコシアスが関与した戦いの規模の大きさに震える。

ついに姿を現した敵の姿と、ザガンの領地に懲りずに踏み込んできたビフロンスが残した言葉が、不穏で仕方がない。

一番衝撃を受けたのは最後の挿絵があった場面ですけどね。正直途中から怪しいとは思っていましたけど、本当にやるとは……容赦ないですね。

『この先の戦い』とは何を意味するのか。ザガンは、配下たちを守れるのか。彼の活躍に期待したい。

 




魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?3

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「わたしは」

「そんなご主人様の支えになりたい」

 

原作1巻パートが終了して、そのまま2巻に入ってくれたのでほっとしてます。

絵が綺麗ですし、丁寧なコミカライズなのでこのま続いてほしいなぁ。

あと、抽選のアクリルキーホルダーの絵が帯に乗ってるんですが可愛くて辛い。一応応募しましたが、30名様は厳しい……

 

さておき本編について。

魔王に就任し、危険な自分の傍には置いておけない、とネフィを突き放したザガン。

ネフィの目が荒んでいて、涙が……

聖騎士シャスティルに遭遇し、服屋の店員マニュエラも駆けつけて。

 

女子3人で話をすることになってましたが。いやぁ、小説の最新刊読んだ後だと、ここのやりとりもまだぎこちないですねぇ。

「ちゃんと償ってもらいましたから」の場面でトーレスが木を怖がってる場面思い出してるシャスティルに笑う。

 

ネフィとシャスティルがそれぞれに覚悟を決めたところに、ザガンの名を騙る魔術師の邪魔が入って。

友達の為に、魔王の居城に踏み込むマニュエラが格好いい。

彼女のお蔭でザガンも吹っ切れたわけですしね。救助に行った先で魔術戦になってましたが、『魔術喰らい』の発動シーンがコミカライズで描写されると分かりやすくて素敵。

あれだけの物量を一瞬で書き返すとか、凄まじいな本当に。

 

おまけで入ってる、洞窟から脱出するザガンの図が、他人事だとすごい楽しい。笑える。

巻末の手島先生書き下ろしショートストーリー「ウォルフォレの〈魔王〉観察日記」も可愛くて良かった。

今回収録分だと、襲撃してきたウォルフォレ殴り飛ばした所で終わりなので手伝い部分のエピソードなのは、コミカライズしか読んでないとちょっと首かしげる感じになったのでは。……観察されてるザガンとネフィ可愛かったからいいか。

 


魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?9

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「では行くぞ。最期くらい、ちゃんと目を開けておけ」
 

ドラマCD付き特装版の発売が決定したそうで、今から楽しみですねー。

魔王シアカーンによる襲撃があったため、情報を集めるザガン。

オリアスに会いに行ったものの不在で、教会の総本部、聖都へ足を運ぶことに。

あらすじに「衝突を避けるため、二人は新婚夫婦に成りすます」と書いてありますが、いや「成りすます」も何も、そのものでしょう。

既に義理とはいえ娘もいるのに、何を今さら。じれったい二人が可愛くて素敵。

 

クリスマス回を入れたと思ったら、今回タピオカ出て来てて笑った。そしてそれ目当てに交易始めようとしてる所がさらに笑える。お前本当に魔王かよ……

基本的に観光のつもりだから、空気が緩いわぁ。のんびり。

まぁ、きっかけがあれば教会の深部に踏み込んでいく辺りは、流石というか。

 

ラーファエルの聖剣がザガンの手に落ちた、という情報が入り、聖都には十一人の聖騎士長が集結していて。

一年ほど前の騒動で、何人かが入れ替わって、まだまだひよこな聖剣の持ち主もいるようですね。

シャスティルがかつて枢機卿に殺されかけた事もありますし、教会も一枚岩ではないというのが改めて描かれて。大変そうですなぁ。

そんな中現れたザガン。ミヒャエルに話しかけた場面が最高でした。凄い笑えた。

まだ若い聖騎士団長が、実力に差がある中で、ザガンに一つ気づきを与えたというのが面白い。魔王として実力をめきめき伸ばしていった影響で、弱者の視点に気づかなかった。

それを自覚して、技を自発的に使って、また先へ進んだようです。

ついにオリアスとネフィが対面したところで、ザガンの両親についてネフィがどんな人だったのかと考えてましたが。

 

確かに、アルシエラに銀眼の王と呼ばれる彼がなぜ孤児になったのか。そこで出会ったのがマルクとステラって言うのも意味深ではあります。特にマルク。

キャラが増えて来たのもあってページがさらに増してます。これでも色々割愛したらしいんですが。

読者的には好きな作品を大ボリュームで読めるのは嬉しいですねー。フォルの成長や、シャスティルとバルバロスのやり取りとかも良かったですし。次回も楽しみです。


魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?8

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「獅子の牙は己の力を誇示するためにあるわけではありません」

(略)

「友のため、弱者のため、あるいは己が王と認めた強者のため、獅子はそのために牙を揮うんです」

 

4月刊行だけどクリスマス回だよ! という日常イベント回かと思いきや、それもちゃんとやるけれど、シリアスもしっかり入ってました。

まぁ、ファンタジー世界なので名称は「アーシエル・イルメーラ」となってましたが。

教会由来の、親しい間柄で贈り物をする日。

裏路地の孤児たちすら知っていた催しを知らない安定のザガンの不憫っぷりに涙が出そうになりました。

ちゃんとその後情報を得てプレゼント用意してましたけどね。ネフィをちゃんとデートに誘ったりとか、そういうイベント逃さないよな、ザガン。

 

フォルはザガン配下の魔術師達と、ザガンへのサプライズパーティを準備して。

ネフィやネフテロス、シャスティル達三人娘も贈り物の為にちょっとしたバイトをしてたり。

女性陣は準備に抜かりなく。ゴメリが愛で力が溢れてるとまたテンション上げてましたね。ぶれないな、あのお婆ちゃん。

 

サプライズを成功させるために、ザガンの注意を逸らすべく無茶をしたりもしてて……そこまで愛でる為に力を注げるなら、本物だよ。尊敬しそうになった。

……でも、師匠のオリアスの御仕置から女の子愛でるために逃げてきてるんだよなこの人……

あとさらっとキメリエスとの出会いの片鱗が描かれてましたが、え、昔はキメリエスあんな感じだったの?! 衝撃的だ……

 

そして今回初めて名前が出た、教会に派遣されているザガン配下の魔術師、シャックス。

治癒魔術が得意で……かつては別の魔王の下にいた過去を持っていて。

彼も中々いい性格してましたねー。ザガンから医療魔術の使い手としてネフィやネフテロスを例外とすれば「この世界でも五指に入る」とかなり高評価されてました。

 

表紙にも登場した黒花が、彼と出会い、祝祭の日に起きた騒動を経験し目を治そうと思えたのが何よりです。

ラーファエルが親バカ披露して、それを見たザガンがフォルの時に同じようにならない自信がない的な事を言ってて、聖騎士長や魔王の親バカは冗談にならんぞ……とは思いましたけど。

 

魔王シアカーン。

昔起こした騒動のせいでほぼ再起不能状態のようですが、ザガンの継承の時にはちゃんと来てたんですよね。アンドレアルフスみたいに影武者でもいるんでしょうか。

……あと魔王や魔王候補は名前を72柱の魔神から取ってると思ったのでちょっと意外。ゴメリみたいな例外もいますし、バルバトス、キメリエスみたいに魔神の名ついてても魔王じゃない例もありますが。

その弟子が72柱由来のシャックスって名前なのにはちょっと皮肉を感じると言いますか。

なんか厄介な同盟が結ばれていたので、シアカーン張り倒した後、シャックスが刻印継いだりしたら燃える展開かなーとは思いました。戦闘力ないから無理かなー。

 

シアカーンが何を望んで過去の事件を起こしたのか。望まれぬと分かっている願い、その結果世界が滅ぶかもしれない、という気になる部分が多いので、シアカーン絡みのエピソードはまたいつか掘り下げて欲しいですねー。



魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだがどう愛でればいい?2

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「だからネフィ」

「そんな顔をするなよ」

「お前が必要だと 言っただろう?」

 

ネフィが表情豊かになっていってるように、ザガンも雰囲気明るくなってるんですよね。

自分の特技である魔術に関しては饒舌になるザガンも、不器用で良い。

そうやってゆっくりと関係を変化させていく中……教会が、ザガンの拠点に攻め込んできて。

 

下っ端騎士なら軽く蹴散らせる辺り、ザガンも魔王候補と呼ばれているだけのことはある。

戦いながら保身とか、後処理の事とか考えられる程度には余裕ありましたしね。

そこを突かれて怪我する事になって。ネフィが切れてましたが。制御できてない魔法は中々の迫力。

ある聖騎士にはトラウマ残したみたいですし(WEB最新話)。

 

「俺は悪だと言われた」のあとの「ええっ」って言ってるネフィが直前までとの温度差酷くて笑ってしまった。

あと巻末の「もしもバルバロスの訪問があと少し遅かったら」とかも笑えた。

ザガンが聖騎士相手に「恐怖がどう伝わるか」語っている時はまさしく悪人、って感じでしたし、シリアスもギャグもちゃんと楽しめるように描かれているのが流石。


魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?7

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「え、ちょっと待って。それって聖遺物とか聖剣級の道具ってことじゃ……」「竜とエルフと〈魔王〉がなんで釣り竿なんて作るの?」「こんな魔力と技術の無駄遣い初めて見た」

 

刊行は12月だけど、水着回だよ! という割り切り方が頼もしい。

個人的に一番の見どころは魔王一家が魔力と技術を駆使してアホみたいに高性能な釣竿を作っていた部分。何してんの。

 

フォルの療養もかねて、未だ海の都に滞在しているザガン達。

とはいえ、慣れぬ地慣れぬ環境。フォルは療養中でろくに動けなかった事もあり息抜きに出かけることに。

近隣の無人島に行って、水着姿で遊んだり釣りをしたりと満喫しています。

 

好きな子の水着姿にドギマギして挙動不審になってるザガンが微笑ましい。

というか、好きな子を直視できない→映像記録を残しそれで慣れよう→新しい魔術を作ろう(魔術を改良しよう)とか、何してるんだあの魔王と魔王候補ども…

ザガン謹製の釣り竿にツッコミ入ってましたが、あの「封書」の魔術も中々のものでは……

 

アザゼル絡みでかなり気になる情報……というか、それに至るためのヒントが出て来たり。

過去の巻の伏線が回収されたりと中々に読み応えがありました。

けっこう長く続けられそうなので、今後の為の伏線を仕込んだ、と後書きで触れられていましたし。今後がますます楽しみですねぇ。



魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい? 1

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「あんなものは塵芥だ」

 

魔術師の極致、魔王。

13人いる魔王の一角が欠け、その遺産がオークションに懸けられることに。

悪友に誘われて、そのオークションに足を運んだザガンは、美しい少女と出会い……彼女を全財産で落札。

 

口下手魔術師と、奴隷少女の微妙にすれ違っているやり取りが微笑ましいというか。

ザガン、凄い不器用なんですよねぇ。

単純に一目惚れした少女を、他の相手に渡したくなかったから。

そしてその後は、仲を深めたいと思っているのに、上手く言葉を伝えられずにいる。

けれど、悪辣ではないんですよね。その性根を感じてか、少しずつ距離が近づいているのは和みます。

 

原作最新刊でのこの二人の進展度合いとかを思うに、スタートが感慨深い。

オークション参加者のキメリエスやゴメリ、ウォルフォレのカットも中々いい感じでしたし、続いてくれると嬉しいなぁ。



魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?6

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「――それで、これはどういうことでしょうか?」

 

ザガンの魔王としての成長、ネフィとの交流の進展。

養女であるフォルとの関係。配下や周囲からどう見られているのか。

そうしたものを一冊でしっかり描いてくれるあたり流石のひと言。

 

バルバロスの変化が周囲に如実に悟られていたり、ネフテロスと黒花がシャスティルや教会に馴染んで上手くやっている場面が描かれていたのも和みました。

……バルバロス、黒花に攻撃されてましたけどね! 

 

竜であるフォルの素質は認めながらも、娘として可愛がっているザガン。

彼女が子供でいられる時間を確保してやりたい、というザガンの気持ちもわかります。

けれど、フォルのそれはそれで居心地がいいけれど、助けてもらった分役に立ちたいという想いを募らせていて。

あぁ、可愛いなぁ。そしてゴメリとザガンの協力を得て、成長する術式を溜めそうとしたものの……失敗。

フォルは成長したものの、反動でザガンが小さくなるという愉快な状況に。

その事実を知ってネフィが怒った場面は中々の迫力でした。

 

その状態を解消するために、オリアスに意見を聞くも結果は振るわず。

極東で行われる、大陸種族長老会議に出席する事に。姿が幼くなったことで、精神的に引っ張られてるザガンの、普段と違う様子は見ていて楽しかった。

ザガンが他の面々を頼り、周囲の面々がその声に応えてくれる。それだけのものをザガンは積み上げてきたんだなぁ、というのが。

ネフィと出会って変わり、成長してきたのがよくわかります。

 

ザガンが思った通りに言葉を紡げない、というか突き放したような物言いをするのは相変わらずですが……それに異議を唱えて、彼の真意を汲んでくれる相手が増えるのは良いことでしょう。

そうして交流が進む中で、先代魔王マルコシアスや賢竜オロバスについて気になる情報が出てきてますが……さて、ビフロンスが魔神と呼んだものの正体とは。魔族絡みの問題が どう展開していくのか。続きが楽しみです。


魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?5

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「いいかオリアス。貴様には経緯を払っているが、人が人を救えるなんて考えは魔術師でなくとも傲慢だ。そいつがどうなれば救われるかなど、本人でもわからないんだからな」

()

「そうと知りながら手を差し伸べることを諦められない者こそ、私は救いをもたらす者になれるのではないかと思っているよ」

 

着実に関係を深めているザガンとネフィ。

色々と不器用な二人は思いが通じ合っても、手探りで一歩一歩進んでいるような状況ですが、そこがまた見ていて微笑ましくていいですねぇ。

恋愛方面ではザガンの歩みはかなり緩やかですが……魔王としてはかなり堅実に実力を伸ばしてきているようで。

 

ビフロンスの起こした騒動でできた配下たちとの関係も良好なようですし。

ゴメリやキメリエスからもかなり信頼されているようです。

「王とは忠臣に褒美を与えるものだ」というザガンのあり方が、新参者の魔王ながら誇りが確かに感じられて清々しい。

なるほど。彼のこういう資質を、他の魔王との明確な違いを感じ取ったからこそ、ゴメリ達はザガンの配下になったのか、と納得できる情景でした。

そして関係が良好だったからこそ、ザガンは彼らに力を与え、それによってまたちょっかいを出してきたビフロンスに一泡吹かせられたんだから痛快でしたね。

途中、魔王三人がそろって会話から毒気抜かれた場面も中々笑えましたけど。

 

そして、ザガンの成長が描かれた一方で見逃せないのが今回表紙の二人。

シャスティルとネフテロス。聖騎士長と魔王の側近。

性格も立ち位置も全く違うような二人でしたが、今回この二人の交流が描かれて、仲良くなっていく流れが良かったですねぇ。

シャスティル、本当に職務中は優秀なんだなぁ。……途中誤解されるような言葉を使ったせいで、あらぬ恨みを買ってましたが、うん、多少ポンコツなぐらいが彼女らしいと思うよ……

 

しかしザガン一派が順調に勢力を拡大している一方で、ここの教会の保有戦力も順調に増加してますねぇ。

力を持ちすぎると、警戒されて、ビフロンス以外の魔王とか今回も少し触れられていた教会の暗部とかが本格的に手を出して来たりしないだろうか、ちょっと心配ですが。

この戦力で対抗できない相手ってのも早々いないでしょう。


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 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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